嵐山付近の集中豪雨から洪水被害を避ける工事? | しょうかんのうだうだ

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仏絵師藤野正観(66)の備忘録・・・っといっても、ほとんどどこにも出かけないので、ふだん、ぐだぐだ思ったり考えていることを書き連ねることになるのは必至。

桂川


 昨晩の小雨で、自転車帰宅ができなかったこともあり、今朝の自転車出勤ができなかった。
ので、昼食後、我が工房を東側に出て、上野橋から北側の土手に出て嵐山へ、ぐるっと周って工房に帰って来た。一周8.3Kmの行程だ。

昨年もその前の年も、そうだったが、夏も終わりに近づくと、この嵐山付近では、集中豪雨などで浸水被害が続いている。

国土交通省近畿地方整備局淀川河川事務所は、比較的観光客の少ないこの時期に、桂川の堆積土砂を取り除いたり、水路整備をしている。
河原の中では、工事のトラックや特殊車両が行きかう姿が、我が工房の大きな窓からもよく見える。

何年か前、私のブログで、「河原に堆積した土砂を取り除くしかない。」と書いたことがあるが、あまり水深を深くすると、鷺など野鳥が休む姿を楽しめなくなるということで、景観が損なわれるということのようだ。
ので、水深が深くなるほど取り除かないらしい。

その代わり、普段、水が流れる水路を広げることになったようで、先ほども自転車で渡月橋目前の北側の桂川の土手を通過したら、大規模な工事が行われていた。

今日は、久々に真冬、寒い! 嵐山付近は吹雪だった。

その中、自転車を降り、シヤッターを切った。

水路幅を少々広げるだけで、この大規模な工事。 

この工事、どういった意味があるのか・・・?

写真に写っている大きなクレーンが東(後方)に2台並んでいる。
しかし、これで、あの増水を回避できるとは、とうてい思えない。素人でも分かる。

この広げた水路、また今年の夏の終わり頃の増水で、上流から流れてくる土砂で埋まるに決まっている・・・。