♪春がいっぱい シャドウズ | しょうかんのうだうだ

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仏絵師藤野正観(66)の備忘録・・・っといっても、ほとんどどこにも出かけないので、ふだん、ぐだぐだ思ったり考えていることを書き連ねることになるのは必至。



今朝も6時半ごろ自転車で自宅を出て、桂川のサイクリングロードに出た。
サイクリングロード、最近、どうもくせになったようで、陽気が良いと、よけいにここを走りたくなる。

橋のたもとになると道路の起伏が多い。電動自転車なので、数ある起伏もなんのその。

ほんとに便利な自転車である。ジジィ初心者にはありがたい。

川のほとりを、例の如く、頭の中には若い頃よく聞いたなつかしい旋律の曲が流れる。景色もリズム良く変化する。

行きかう人々も早朝なので圧倒的に年配者が多い。

卒中か何かで倒れたことがあるのだろう、悲壮な顔つきでもくもくと歩いている年配の男性。

派手なトレーニングスーツに身を包み、若さを維持しようということなのだろうか、頑張ってる中年の女性。

自転車用のヘルメットを被り、体にフィットしたサイクリングスーツで決めている、近づかないと気が付かないが、おそらく中年以上の男性。
良い太ももをしている。何十万円もするであろう、高級自転車を乗りこなしている。もの凄いスピードで追い抜いて行く。

自転車の前の篭に弁当を入れて、電動付き自転車でゆっくりキョロキョロしながらペダルを漕ぐ私とはまったく違った感覚で走っておられるのだろう。

たぶん、ああいった人は、木津から嵐山まで2時間ぐらいで着くのだろう・・・・。

朝早くから、釣り糸をたらしている年配の男性もあちこちに居る。あのように人生の後半をのんびり自然の中で思い通りに過ごせたらいいなぁ・・・。などといろいろ考えながら、iphone5s でビデオスケッチ。

8時前には工房に到着した。自宅から12.4km、1時間半。

工房には現実の仕事が待っている。

大作、両界曼荼羅と当麻曼陀羅を同時に進めなければならない。

時間的プレッシャーに押しつぶされそうになる・・・。