国宝・浪漫  第39回「太閤が愛でた桜 醍醐寺・伏見稲荷大社を訪ねて」(5月7日放送) | しょうかんのうだうだ

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仏絵師藤野正観(66)の備忘録・・・っといっても、ほとんどどこにも出かけないので、ふだん、ぐだぐだ思ったり考えていることを書き連ねることになるのは必至。

 


4月13日、あるTV番組制作会社から、当工房のネットショップ「白描画の倉庫」の図像を使わせて欲しいと連絡が入ったのですが、その白描画というのは、荼枳尼天の図像でした。

昨晩、その国宝浪漫という番組が、まず、KBS京都テレビで放送されました。

BS11とKBS京都の共同制作のようです。

伏見のお稲荷さんの歴史を大学の先生が説明されるのですが、何故、狐が神格化されたのか、という件で稲荷信仰と密教の荼枳尼天が習合し、荼枳尼天の乗り物であった狐から派生したということを、説明をされます。

その時、この図が登場、というわけですが、このドキュメンタリー、明後日のBS11でも放送されます。

BS11で、5月7日、木曜日の午後10時~約1時間。

美しいカメラワークで、かなり出来のよいドキュメンタリー教育番組となっていました。音楽もあかぬけていけています。 

醍醐寺の桜もきれいでした。 ぜひ、御覧下さい。 勉強になりますよ。

上のビデオは、iphone5sで、放送中の番組の中の関連部分だけを撮影編集したものです。

番組中の『荼枳尼天の図』と、最後のエンドロールテロップの『協力』の部分で、なんと、醍醐寺、伏見稲荷大社に続いて
京都・仏画館 と記載されていました。

協力テロップは、はじめてなので、京都・仏画館の文字が映った時には、思わず「オォ~!」と唸ってしまいました(^o^)