3ヶ月に一度の定期検診 | しょうかんのうだうだ

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仏絵師藤野正観(66)の備忘録・・・っといっても、ほとんどどこにも出かけないので、ふだん、ぐだぐだ思ったり考えていることを書き連ねることになるのは必至。

昨日は、シミズ外科の脳神経外科で診察を受け、3か月分の薬の処方箋を貰ってきた。
問診と3ヵ月後のMRI検査の予約をしに行っただけとなったが、診察費用は1030円。3割負担なので、私が染織図案を描いている頃からのお付き合いの京都芸術家国民健康保険組合に申し訳ない気持ちになる。
薬は、ブラビックスとオルメテックをそれぞれ91日分の処方箋を貰って帰った。

そして、今日は、いつもどおりに自宅を出て、工房までの道中にある桂病院へ到着が7時半。
循環器科と呼吸器科での定期健診の日だ。

病院へ着いた外来患者は順に順番札を受け取る。7時半でも46番目の受付だった。
ロビーにあるテレビの「マッサン」を見終わる頃受付が始まる。
普段、私は連ドラは観ないが、待合ロビーの皆さんが食い入るように観ているのがなんとも印象的だった。

3ヶ月ぶりなので、保険証の有効チェックを受け、循環器科と呼吸器科の窓口まで行き、診療受付。
その後、循環器科用の採血とレントゲンと心電図。次に呼吸器科用の半年に一度の胸部CT。

採血は、外来患者のほとんどが診察前に受けることになる。
採血専用の部屋で、比較的ベテランと見受けられる看護士が5人体制で採血している。
私はというと、今日は18番目だった。

採血を待つ時間に、私より前に受ける人を観察してみると、おもしろいことに気が付く。
女性は、ほとんどの人が、注射針の入るところから、血が抜かれるところまでの全ての行程を凝視している。
一方、男性はというと、止血の為のゴムバンドをするところから、最後の「はい、おつかれさまぁ~」まで、目をそらしてる。
この採血、私は5年くらいになるが、未だかつて針の入っていく様を見たことはない。
恐ろしくて、とても見ることが出来ない。

採血の次は、レントゲン、その次は心電図、その次はCTと順調に検査を終わり、9時過ぎには、循環器科を受診できた。
異常なし。 
いつもどおり3カ月分の薬の処方箋を出してもらい、次の呼吸器科に向かう。
10時には、呼吸器科を受診。CTもレントゲンも採血結果も異常なし。

2年間は服用しないといけないということで、今年の7月まで癌の予防薬(軽い抗癌剤)「ユーエフティー」を服用することになっている。
今日は、5月29日までの3ヶ月分のそれを処方して貰い、会計を済ませた。

近くの薬局で昨日、シミズ外科で処方してもらった分と合わせて3ヶ月分の薬を手に入れた。しめて46000円・・・。診察費が9000円ぐらいだったので、今日は55000円ほど使ったことになる。

これは、私が生き続けるには、これからも月に2万円弱程度は必要ということになるわけで、またまた、京都芸術家国民健康保険組合員の皆さんに申し訳ない気持ちになってしまった・・・。

しみじみと、高齢者の生活に片足を踏み込んだ感じがする・・・。

コンビニで昼食の弁当を買い、工房に辿り着いた頃には11時前。
珍しく順調に診察が終わり、年末からの咳の症状や胸焼けなど、体調低下に少し心配(再発)があったがとりあえず、何も異常がないことがわかり、自分では意識はしていないつもりだったが、やはり、緊張の糸が緩んだのか、夕方、仕事机の前で安堵の居眠りをしたようだ。