京の人 今日の人 東寺「両界曼荼羅図」の模写を手がけた仏絵師 藤野正観さん | しょうかんのうだうだ

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仏絵師藤野正観(66)の備忘録・・・っといっても、ほとんどどこにも出かけないので、ふだん、ぐだぐだ思ったり考えていることを書き連ねることになるのは必至。

今朝、工房に来る途中にコンビニに寄りました。
べつに昼の弁当を買いに寄ったわけではありません。

私のことが紹介される記事が載るということで、その記事を見たく毎日新聞を買いに寄ったのです。

寄った一つ目の自宅近くのコンビニでは、最初に一部を手に取り、その記事が掲載されているかどうかを確かめました。
結構大きく載っていました。
その新聞の代金140円を支払い車に乗り込んで、記事をゆっくり読みました。

自分の記事であることはおいといて、良い記事だと思いました。

1部では・・・と思い直し、工房が近づいた上桂のコンビニにも立ち寄り、2部を追加購入しました。

8月29日から31日までの3日間という短い期間でしたが、『両界曼荼羅彩色完成披露展』を、自前のギャラリー「京都・仏画館」で開催しました。
たったの三日間ということで、全国の仏画ファンには、ぜひ観て頂きたかったこともあり、一人でも多くの方にこのことを知っていただくということで私のサイトで広報しました。でも、私のサイトからの広報では限りがあります。

各新聞社にこの披露展の広報をお願いすることにしてみました。
毎日新聞、読売新聞、京都新聞、中外日報社、文化時報社等が取材に来てくれ、このことを記事にしてくれました。

おかげで、3日間で200人以上の、濃厚な仏画ファンにご覧いただくことができました。

この取材の時に、毎日新聞の記者が、日を改めて、私自身を紹介した記事を書きたいので・・・と言って私にポーズをさせ写真を撮って行ったのが、今日のこの朝刊に載った写真と記事なのです。

京都版だけだと思いますが、記事は、『京の人 今日の人』というシリーズものらしく『 東寺「両界曼荼羅図」の模写を手がけた仏絵師 藤野正観さん』ということで、この記事、短い文章で、私の仏画人生のほとんどを紹介してくれています・・・。さすがにプロです。

自分で自分のことを書けと言われてもこうはまとめられません・・・。

記事をまとめてくれたのは、まだ若い花澤記者。文化財のことを書きたくて記者になったと言っていました。

また、近い将来、文化財の担当記者になって、興味深い良い記事を読ませてください。

短時間で私自身を自己紹介する時には、この花澤記者の書いた記事を使わせてもらいます。

ありがとうございました。