命を繋げていることに感謝! | しょうかんのうだうだ

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仏絵師藤野正観(66)の備忘録・・・っといっても、ほとんどどこにも出かけないので、ふだん、ぐだぐだ思ったり考えていることを書き連ねることになるのは必至。

私の腫瘍マーカーCEAの検査時系列グラフ
私の腫瘍マーカー(CEA)の検査時系列グラフ

 


午前8時前、桂病院に到着。 
少し冷えましたが、良い天気でした。
半年ぶりに、呼吸器科センターへ、肺癌による肺の1/4切除手術後の経過定期検診を受けに行ってきました。
血液検査、レントゲン撮影、CTスキャン撮影、造影剤によるMRI撮影。
しかし、MRI検査のあの大きな音というか騒音、なんであんなに大きな音が患者を責め立てるようにいろいろな音色と不規則なリズムで唸るのか、うとうともできません。
あのうるさい音は撮影するのに必要なのだろうか?
はたまた、なぜ、音を小さくできないのだろうか?きれいな映像と音楽を流すわけにはいかにのかなどと、MRIの輪っかといいますか筒に入っている正味20分の間、ウダウダと考えていました。
4種類の検査がすべて終わったのは10時半。
担当の若い医師、玉里Drが「異状ありません。」ときっぱり一言。 ホッ(^^) と胸をなでおろし思わず笑顔になります。
腫瘍マーカーも異常なし。
肺腺癌が転移する可能性が一番高い脳のMRIでも異常なし。
今のところ、私の体内には、癌細胞は居ないようです。
診察が終わると、半年先の9月15日にCT検査の予約票と支払い明細書を貰って、総合受付の清算窓口に向かいます。
薬も1年も前から飲んでいないので、処方箋はなし。
診察費として3割負担でも15740円を支払いました。
『京都芸術家国民健康保険組合』にお世話になって、もう48年が過ぎます。
染織図案家として師のご自宅に内弟子として住み込みお世話になったその時から、この保険組合にお世話になっています。
7年前の59歳までは、ほとんどこの保険証にお世話になることがなかった私ですが、最近では毎月お世話になっており、けっこう申し訳ない気分なのです・・・。
支払いを済ませ、病院を自分の運転する車で出て、工房に着いたのが11時半。
正直、少しでも胃が痛んだり、喉が痛かったりすると、もしかして癌が再発したのかとビクビクしてしまう情けない自分が居ないこともありません。
でも、この検査の結果で、「この先、当分は命を繋げた・・・。」という「安心感」と「生かされている」という感謝の気持ちとで、なんとも清々しい気分になれるのです。
半年に一度の、ドキドキ定期検診でした。