危険物取扱者乙種4類を受けてみる | ふじものブログ

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昨年11月に総合旅行取扱管理者に合格した私。
記憶力の衰えぬうちにもう一つ試験を受けてみることに。幸いオフシーズンは始まったばかり。
トライしたのは「危険物取扱者乙種4類」、通称「乙4(おつよん)」。
数ある危険物取扱者試験の中でも最もポピュラーなもの。
これがあると、ガソリンスタンドの危険物保安監督者になれるほか、タンクローリーにも乗ることができる。

これまでに受けた運行管理者や旅行取扱者の試験は年一回しか行われないが、こちらの試験は年数回行われるうえ、試験会場も各県に散らばっているのでわりあい受けやすい。
数ある試験会場、試験日のなかから公休日である2023年1月22日(日)の試験を選んだ。

2022年12月8日にインターネットで申し込み。試験手数料4,600円、払込手数料230円。支払いにはクレジットカードが使えた。
12月26日には申込先の消防試験研究センターからメールが来て、受験票がダウンロードできるようになった。
コンビニのコピー機でプリントアウトして写真を貼り付けて受験票の出来上がり。


勉強はこれ一冊のみ。
Amazonで評価の高かった過去問題集を購入。
色刷りのものは苦手なのでシンプルなものを選んだ。
いままでの試験のときのように3~4回繰り返して読み解いた。
まるっきしの文系人間なのでmolだとか化学反応式とかはちんぷんかんぷんなんだけど、聞いてくるのは基本的なことだけなので、繰り返し勉強すればなんとか分かるようになった。

ただ、過去に受けた試験に比べれば大したことないだろう、落ちても年に何度かある試験だしまた受ければいいや、と心のどこかで思っているところがあったのは確か。要はナメていた。
1月に入ってからようやく真剣に勉強した。

試験直前には、例によって図書館の学習室で実際の過去問題を解いて場慣れするようにした。


…………………………

2023年1月23日(日)
地元駅を12:41の急行に乗り、神宮前12:48着。

試験会場は伝馬町の名古屋工学院専門学校。
国道1号線沿いには、数年前に建て替えられた真新しい校舎が目立つ。

が、試験会場はこちらではなく、少し奥に入った3号館。


これが実に味のある建物だった。
入ると階段に面した吹き抜けが目立つ。


中はバリアフリーなんてお構い無しの段差だらけでトイレ内にも段があった。
入口の船のオブジェも気になったし、


取り放題の電気新聞も気になった。


休憩スペースも広く、カップラーメンも食べれるように給湯設備もあった。幸いドリップコーヒーと紙コップを持って来ていたので、試験後はここで一杯飲んで帰るのも悪くないな、なんて思った。


……………………

試験は14時から。
試験は9時からと、14時からの一日2回。本来なら頭の働いている午前中にさっさと終わらせてしまいたいところだったけど、14時からのグループに回されてしまった。その分、家で昼寝して頭を整えてきた。


会場となった4階341教室。
年齢層が高く、男性が多い。一教室に50人ほど。


試験は、
危険物に関する法令(15問)、
基礎的な物理学及び基礎的な化学(10問)、
危険物の性質並びに火災予防及び消火の方法(10問)
の計35問。
合格にはトータルで6割以上の正解が必要なうえ、
それぞれの科目ごとで6割以上の正解が必要。
つまり、35問のうち6割の21問正解していても、「危険物の性質並びに火災予防及び消火の方法」で10問中5問しか正解していないと不合格になる。

試験時間は2時間とたっぷりある。事前の模擬試験では30分程度で終えてしまったが、本番では見直しもし、なおかつ自信のない問題は後回しにして、じっくり考えたりしたので1時間10分ぐらいかかってしまった。
試験開始40分後から退室が認められる。
40分経過直後からどんどん人が退出していき、何度も見直していた私は最後から3番目の退出者となってしまった。
ガランとした教室には試験官同士のヒソヒソ声が聴こえてきて、時間はまだまだあるのになんとなく焦ってしまった。


……………………

出来は正直微妙。
最後まで迷った問題が心に残って、自信が持てなかった。また、この試験は問題用紙が持ち帰れないので、そういった問題が正解だったかどうか記憶力に頼るしかない。試験後は不安しか残らなかった。試験前は「終わったら休憩コーナーでコーヒーでも」なんて思っていたけど、全くそんな気持ちになれなかった。


………………………

そして迎えた合格発表日の2月8日(水)。
合格者の受験番号は、消防試験研究センターの愛知支部に貼り出されるほか、午後からはホームページでも発表される。
仕事なので、ホームページでの発表を待った。




E2-0110。
あった、あった、よかった(泣)

やっぱりこうして試験に受かったときの喜びは格別。
試験後の開放感と、受かったときのこの気持ちを味わいたくて勉強してるような気がします。

けん引免許もあるので、これでトレーラー型のタンクローリーに乗れるようになりました。

あとは正式な合格通知が来たら免状の交付を申請したいと思います。
合格通知が来るまではまだ安心できないけど、ひとまずはよかった。



【追記(2023/02/23)】

合格発表から二日後の2/10(金)に、正式な合格通知書が普通郵便で到着。
正答率も載っており、思ってたほど成績は悪くなかった。

通知書にある通り、愛知県の収入証紙2,900円と404円分切手を貼った返信用封筒を同封し、2/14(火)に普通郵便で消防試験研究センター愛知支部宛に発送。
愛知県の収入証紙は私の住んでる界隈だと区役所ぐらいでしか手に入らないので購入に苦労した。購入できるのは区役所が開いてる平日の9:00~17:15までなので時間も限られてしまう。

通知書の「2月16日までの受付分は2月22日に発送します」の文言通り、免状は本当に2/23(祝)に簡易書留で送られてきた。

免状はカード式でピット式。
コレ見ると自動車免許と同じように全ての項目を埋めてみたい人の気持ちが分かるような気がする。でも僕は今回だけでいいかな…。
顔写真は受験票に貼ったものがそのまま載せられていた。

たくさん資格も取ってきたので、ここで改めてまとめ。

平成05(1993)年09月22日 普通一種
平成10(1998)年11月13日 大型一種
平成12(2000)年02月22日 フォークリフト作業免許
平成12(2000)年04月13日 大型二種
平成12(2000)年10月10日 貨物運行管理者
平成13(2001)年01月24日 小型二輪
平成13(2001)年02月07日 大特一種
平成15(2003)年08月05日 普通自動二輪
平成30(2018)年05月23日 旅客運行管理者
令和02(2020)年04月06日 けん引二種
令和02(2020)年10月28日 国内旅行業務取扱管理者
令和04(2022)年12月13日 総合旅行業務取扱管理者
令和05(2023)年02月22日 危険物取扱者乙種4類