置戸町営野球場 | ふじものブログ

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北海道遠征二日目。

まずは置戸町営野球場に行ってみることに。
北見駅横のバスターミナルを7:15発の北海道北見バス・勝山温泉ゆきに乗車。
バスターミナルは東岡崎のようなバックで発車する方式だった。あいにくの小雨模様だったので濡れずに済んだ。


最寄りバス停の「学友橋」まで50分ほど乗ったが、乗客は最初から最後まで私ひとりきりだった。


どこまでも続く直線道路が北海道らしい。


このバスは2006年に廃止になった「北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線」沿いに走るので、途中廃止になった訓子府駅などにも忠実に立ち寄っていく。


駅にはホームも残されていた。


今回置戸と訓子府を回せれるのも、そこそこ本数があるこのバス路線のおかげ。乗客は少なくともそれなりの本数が確保されているのは鉄道代行の意味合いがあるのかもしれない。


学友橋8:05着。


球場はここから歩いて5分の一等地。

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今回の遠征、当初は

5/27(金) 北海道入り
5/28(土) 置戸/訓子府
5/29(日) 美幌/女満別
5/30(月) 北見屯田/北見東陵
5/31(火) 野幌/江別

と回るつもりでいた。
ところが静岡地区の大雨の影響で北海道入りが一日遅れたため、予定を一日分削らなければならなくなった。
決勝戦が行われる5/30(月)の北見屯田/北見東陵と、別大会である5/31(火)野幌/江別の日程は動かすことができない。

削るとすれば
置戸/訓子府 か、
美幌/女満別 のいずれか。

こういう時に思い出されるのは、球場巡りの達人・斉藤振一郎さんの「迷ったときは行きにくい球場から行け」との言葉。
美幌と女満別は空港から近く、リトルシニアや軟式野球でも使われているのを聞く。
とすれば、開催のあまり聞かない置戸と訓子府に行くべきだろう。そう思って今日は置戸にやってきた。

そんな斉藤さんの言葉を実践して球場にやってくると、スタンドにその斉藤さんがいた。

…斉藤さん、あなたは神なのですか(泣)

お会いするのは先月の登別川上公園野球場以来。お互い「また近いうちにお会いしそうですね」と言ってお別れしたばかりだった。
試合が予定より早く始まるのが心配で、私の乗ったバスより一本前の便で来られたらしい。
前回と同じようにバックネット裏席で並んで観戦した。

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▽球場外観
看板文字が素敵だった。


裏から見るのもまた乙なもの。


JR北見駅もそうだけど、この切り文字看板は北海道の文化なのか?



▽球場全景
両翼85中堅115 照明施設なし。
アナウンス有。パンフは関係者のみ配布。
この球場のスコアボードにはBSO、HEFc等がなく、ヒット/エラーの判断は隣の斉藤記録員に頼った。


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第44回東日本軟式野球大会 (1部)
スタメン
【いなべ】【日立建機】
(遊)加藤    (遊)飛田
(右)伊藤    (中)結束
(二)二井    (捕)寺井
(一)小林    (二)佐藤
(三)吉田    (一)前川
(中)渡部    (三)湯浅
(捕)前田    (右)金澤
(左)位田    (左)丸山
(投)辻        (投)浅野

PL二瓶 1Bオオクラ 2Bカトウ 3Bモリヤ


▽試合
いなべブラックス(三重)2-5日立建機(茨城)
 (置戸町営 8:22〜10:47 )

いなべ  100 100 000=2
日立建  100 103 00X=5


日立建機)石川4-浅野5
いなべ)辻5.2-脇坂2.1


いなべが辻投手

日立建機が石川投手の投げ合い。
石川投手はやや手投げ感で元ベイスターズの久保康友投手にフォームがそっくりだった。
この画像だと分からないけど、ユニフォームの胸に「HITACHI」の文字が刻まれているのも社会人野球の日立製作所みたいでカッコよかった。


2-2で迎えた6裏、日立建機は二死2塁から4番佐藤のライト前に落ちる1点タイムリーが飛び出し、勝ち越しに成功。
なおも続く5番前川が死球で出塁。ワイルドピッチで二死2・3塁となったところで、6番の湯浅にも右中間を破る2点タイムリーが生まれ、日立5-2いなべ。
石川投手の後を受けた浅野投手も5回以降をきっちり抑え、日立建機が勝利。明日の準決勝に駒を進めた。


試合終了10:47。


訓子府に向かうバスは学友橋を11:31の発車なので、ほどよい時間に終わってくれた。
ひとまず斉藤さんとは別れ、ちほく鉄道の旧置戸駅跡を見に行った。
駅舎のビルは今も町のコミュニティ施設として残されていて、中には簡単な喫茶施設もあった。

駅舎北側には線路や鉄道開設の碑も残されていて、この町の発展に寄与したちほく鉄道への愛がひしひしと伝わってきた。
駅舎はバスターミナルの機能も有していて、訓子府・北見方面ゆきのバスも立ち寄ってくれる。
発車の5分前になると「もうすぐバスが来ます」とのアナウンスが館内に流れた。

11:29発の北見ゆきに乗車


二つ先の学友橋バス停から斉藤さんも合流。二人で訓子府町営野球場を目指した。