こんにちは。
一昨日(6/4)の午前中、あきる野で首尾よくヤマドリの撮影に成功したあと、午後は埼玉県川越市の伊佐沼に行きました(^^)/
前々日の日曜日に、伊佐沼でクロハラアジサシを撮ったというブログを拝見し、ヤマドリが撮れたら伊佐沼に行こうと決めていたのです。
クロハラアジサシはこれまでに何度が情報を得て撮りに行ったことがありますが、自分が行ったときはすでに旅立ったあとで、一度も観たことがありません(-_-)
そうなんです。クロハラアジサシとその近縁種(淡水域を好むことから沼アジサシと呼ばれています)は、渡りの途中、各地に降りますが、どこも滞在日数は短いんですよね。
武蔵五日市市街のコンビニで昼食を済ませ、ナビを設定して一路伊佐沼に向かいますが、あれっ? 眠たいです。
そういえば昨夜はテニスのフレンチオープンをテレビ観戦したりしていて、睡眠時間は3時間ほどでした(^^ゞ
眠気と戦いながら圏央道から関越道と高速を使い、小一時間で伊佐沼に到着しました。
久しぶりの伊佐沼に来てみてちょっと驚きました。
話に聞いてはいましたが、名物の古代蓮がほぼ全滅状態です(T_T)
最近の雨のせいか沼の水は多く濁っていました。
暗くはないものの曇天で、撮影条件がいいとはいえません。
それでも沼の上空には十数羽のアジサシが舞っていて、数人のカメラマンさんがその飛翔姿を撮ろうとカメラを振り回していました(^^ゞ
飛んでいるアジサシの体下面を1羽ずつチェックすると、腹部が黒いというか灰色がかった個体が1羽だけ見つかりました!
クロハラアジサシはまだいてくれたようです(^^)/
コンデジで飛びものは撮らない主義なので、飛び疲れて沼の中ほどの杭に降りてくれるのを待ちました。
こんな感じの杭が並んでいます。
(写っているのはコアジサシです)
練習で撮った、これもコアジサシです。
頭部は黒く、額に横長の白い斑があり、嘴は黄色です(体長は22-28cm)。
これとは違うアジサシがいないか、杭に降りた個体をカメラをズームしては端からチェックしていきます。
たぶん60~70mくらい離れているので、肉眼では杭の先に白っぽいものが見えている程度です(^^ゞ
降りてくれるのは、コアジサシばかりだな~と思ったそのとき!
この個体を見つけました。
これは、コアジサシではありませんね。
お腹が黒くなのでクロハラアジサシでもないです。
こんなこともあろうかと、前日に図鑑やネット画像を見て沼アジサシを学習してきました(^^)/
頭にヘッドホンを着けたようなこの姿は、ハジロクロハラアジサシの第一回夏羽だと思います。
横を向いてくれないかと待っていると、
少しだけ向きを変えてくれました。
ハジロクロハラアジサシで間違いないと思います。
成鳥夏羽では頭からお腹が真っ黒になって、背と翼の先だけが白い精悍な姿になるんですが、初めて観れたので満足です(^^)/
さて、さっきまで空を飛んでいたお腹の黒っぽいクロハラアジサシはどうしたんだろうと再び杭の先端をチェック…。
チェック…、
チェック…、
チェック…、
杭ではなく、さらに奥の金属の棒のようなものの先端に止まっている1羽に気づきました。
遠いですね~(涙)
それでもコアジサシでないのは分かります。
これはクロハラアジサシです、きっと(^^ゞ
近くに止まってくれるのを待って、もっといい写真を撮りたいという気持ちよりも、早く帰って夕飯の支度前にひと眠りしたいという気持ちが勝り、これで撤収することにしました(^^ゞ
まあ写真の出来はともかく、久しぶりに一日で3種の初見初撮りの鳥さんに会えたラッキーな一日でした(^^)/
これもブログにヤマドリやクロハラアジサシを情報を載せていただいた方たちのお陰です。
ありがとうございましたm(_ _)m
●この日出会った鳥さん●
スズメ、ハシボソガラス、カワラバト、キジバト、ツバメ、ヒヨドリ、シジュウカラ、クロツグミ、ヤマドリ(以上、あきる野市)
カイツブリ、カルガモ、カワセミ、コアジサシ、ハジロクロハラアジサシ、クロハラアジサシ、ダイサギ(以上、伊佐沼)
最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m