こんにちは。
腹部の皮下注射の痛みも半月たってやっと癒えてきました。
まあ今月中旬には、また注射されるのですが…(/_;)
配偶者の利き腕もかなり良くなってきて食事の介助も不要となり、今日は久しぶりの鳥見遠征に出かけてきました(^^)/
数日前からどこに行こうか考えていたら、昨日の午後、千葉県で撮ったというアネハヅルの写真をネットで見つけました。
アネハヅルは漢字で書くと姉羽鶴。体長が約90cmと小型のツルですが、繁殖地から越冬地に向かうのに8000m級のヒマラヤ山脈を越えて飛ぶことで知られています。
ごくまれに日本で越冬することもありますが、今回のケースは時季からして渡りの途中で方向を間違えたものと思われます(^^ゞ
ネットで検索すると、すぐに今回の個体を紹介した地方新聞のネット記事が見つかりました。
その記事によると発見されたのは5月22日で、その場所も明記されていました。
まだいてくれるか分かりませんが、はっきりと場所が分かったので行ってみることにしました(^^)/
午前3時前に横浜市北部の自宅を出発。アクアラインで東京湾を横断し、富津館山道路の終点をめざします。
4時40分ころ紹介されていた付近に着きました。所要時間1時間40分あまり。高速の渋滞がないとなんて近いんでしょう!
周囲はほのかに明るくなり始めていました。
早起きのコサギは田んぼで採餌中、まだ寝ているカルガモもいましたが、アネハヅルの姿はありません(-_-)
とりあえず近くのコンビニで朝食を済ませ、近隣の田んぼを見てまわることにしました。
もっと見通しがいいと思っていたのですが、平塚あたりとは違っていました。
田んぼのすぐ向こうには木立ちや民家が広がっていて遠くは見通せません。
細い道をクルマであちこち走り回って小一時間、やっと農道に停めた30台近いクルマの列を見つけました(^^)/
最後部にクルマを停め、右側の田んぼを眺めてみると、
いました! アネハヅルです!
別に人工物が写りこんでいても構わないんですが、やっぱり白い杭が目ざわりですね。
やっと杭から離れたと思ったら、背中を向けてだんだん遠くに行ってしましました(^^ゞ
普段から観た証拠の写真が残せればいいと思っているので、これでいいか…と思ってモニターを確認していると、アネハヅルは道路を飛び越えて左手の草地に降りました(;O;)
さっきまでよりも、ずっと近いです(^^)/
土曜日なので相当な人出になるだろう、たぶん農道から撮ることになるので迷惑にならないように撮れたらさっさと帰ろうと思っていたので、自分はこれで撤収することにしました。
時刻はまだ朝6時。今から帰れば高速の渋滞にも巻き込まれずに済むだろうという計算もありました(^^ゞ
…
…
…
聞くとはなしに聞いていると、多くの方たちはもっと明るくなって近くから撮りたいとか、いい背景の飛翔姿を撮りたいとか話していました。
自分がいたのはせいぜい15分ほどでしたが、クルマは少しずつ増えていました。
1、2時間後にはどうなってしまうやら…(-_-)
観れたら御の字の珍鳥は、撮ったらすぐにその場を離れましょう!
そして、農道で三脚を使うのはやめましょう!
コサギかダイサギしかいないな~と眺めていた田んぼで、1羽だけまだ冬羽のアマサギを見つけました(^^)/
50m以上離れていたのに、「よくぞ見つけた!」と自分を褒めてあげました(笑)
予想どおりまだ高速の渋滞は始まっておらず、8時前に帰宅でき、配偶者が驚いていました(^_-)
最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m
●この日出会った鳥さん●
スズメ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、カワラバト、カルガモ、コサギ、ダイアサギ、アマサギ、ツバメ、ハクセキレイ、ムクドリ、ヒヨドリ、オオヨシキリ、トビ、アネハヅル(以上15種)