こんにちは。
昨日(12/22)は埼玉県民の森にオオマシコを観に行ってきました。
オオマシコはアトリ科の鳥さんです。
漢字で書くと大猿子です。猿子(マシコ)とはニホンザルの古称で、成鳥オスの赤い羽色がニホンザルの顔色を連想させることから名づけられたといわれています。
近縁種のベニマシコやハギマシコは見たことがありますが、オオマシコは未見で、なんとか観て撮れたらいいなと期待して出かけてきました(^^ゞ
何人かの方のブログで、「8時半ころ群れで来た」とか「9時ころやって来た」と拝見していたので朝5時に出発、現地には7時40分ころに着きました。
群れがやってくるという東屋周辺にはすでに10人以上のカメラマンがスタンバイしていました。
この日から気温が下がるという予報で、もうあまり人はいないのではないかと思っていたんですが…。
オオマシコの人気ぶりがうかがえます。
運よく「これより向こうに行ってはいけません」のロープ最前列に陣取ることはできましたが、肝心のオオマシコはやって来ません(-_-)
カメラマンたちの無聊を慰めるように、カラ類の混群が何度かやって来てくれました。
まずは、ヒガラくん。
なんとなくイタズラ盛りの小学生男子のイメージです(^^ゞ
コガラさんは育ちのよさげな委員長タイプ(^^ゞ
そして、みんな大好きヤマガラくんも!
カラ類を撮っていた方たちも次第に飽きてきたのか、だんだんシャッター音も聞こえなくなりました…。
ブログにあった8時半を過ぎても、9時になってもオオマシコは姿を見せず、「歩きながら別の場所を探そうか」と東屋を離れる人も出てきました。
来たときとは太陽の位置も変り、自分のいた場所には陽光があたらなくなってきました。そうなると、寒いです…。
トイレにも行きたくなってきたし、自分も別の場所を探そうかと迷っていたそのとき!
「あの枝の上にオオマシコ!」の声が聞こえてきました。
皆さんのレンズの向いた方を見上げると、
いました!
よく分からないけれど、オオマシコ?
「あっちにも!」の声で振り向くと、
たぶん、オオマシコでしょう。
「すぐそこ、すぐそこ!」でそちらを見ると、
もろに逆光ですが、たしかにオオマシコのようです(^^)/
周辺の枝に6、7羽の個体がいるようです。
どれか1羽が地表に降りてくれたらきっとつられて皆降りてくれるだろう、と思っていると、自分の見ていたのとは反対の方向からシャッター音が響いてきました!
カメラマンさんたちはそれまで確保していた場所から離れ、撮影開始です(^^ゞ
ちょうど光の具合のいい場所に降りてくれた成鳥オスです。
手前はヤマガラくんですが、もう誰も見向きもしません(^^ゞ
どこかにメスはいないかと探してみると、
見つかりました! スズメ並みの地味さですね。
あっという間に数百枚撮り、これでトイレに行けると東屋を離れました(^^ゞ
凍結防止のため園内のトイレはすべて使用中止で、事務所棟の近くに仮設トイレが2基設置されていました。
事務所棟の周辺を探鳥しアカウソを見つけましたが、枝かぶりでまともな写真は撮れませんでした(涙)
「爺さん、よかったらまた来いよ!」
最後はルリビタキ♂に見送ってもらいました(^^ゞ
最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m
●この日出会った鳥さん●
ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、ヤマガラ、シジュウカラ、コガラ、ヒガラ、アトリ、ウソ、アカウソ、オオマシコ、ハクセキレイ、ルリビタキ(以上13種)