すでに浴衣でお稽古したいくらいですが、夏に着るものがなくなってしまうので、必死にこらえております。
姉弟子が劇団の日舞部のお稽古で、私のお稽古場を借りてくださいます。在宅のときは、楽しそうなお稽古の様子をもれ聞きながら、皆さんの上達を見守っております。先生によってもお稽古の雰囲気は全然違うので、面白いです。
劇団の役者さんの中には、大学の先輩もいらしゃるので、はじめからお稽古終わりには、舞台の拭き掃除をすることを申し出て頂きました。いつもお稽古場をキレイにする心構えに、感激し、お願いしております。
私自身も舞台を糠袋で拭くのですが、やはりそうすることで愛着もわくし、舞台を大切にしようと思います。
私の出身大学では、私のいた当時は、狂言と日本舞踊は必修で、お稽古のはじめには所作舞台を乾拭きしたり、糠袋で磨いたりしてました。「舞台をきれいにしたら踊りもうまくなる」と、師匠も話して下さいましたが、心構えとして必要なことだったんだなぁと思います。
今では、コストや時間が優先されて、母校でも所作舞台でない部屋でお稽古していることもあり、お掃除は私がすることがあっても、生徒にさせることはほとんどありません。
私も大切なことを、伝えてきれてないなぁと気が付きました。
ちょっと回り道をしても、大切なことは伝えてい
きたいです。