歌舞伎役者 | 藤間流日本舞踊教室 藤間明海「 日本舞踊と着物のおはなし」

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日本舞踊と着物の生活を、日々綴っています。
日本舞踊の楽しさや美しさを、どんどん発信していきたいと思います。





オリンピックとコロナウィルスのニュースが、交互に繰り返されて、感覚が麻痺しております。
すべて暑さのせいにしています。

今月は、猿之助さんの歌舞伎を観ようかと迷っていたら、まさかの休演!
それでも代役をたて、無事に初日があいたようで安心しました。

歌舞伎を見ている人にはわりと普通のことなんですが、代役を次の日から急にできるってすごいことですよね。
病気や怪我で誰か降板しても、休演せずに次の日から代役たてて公演。治ったらまた元の役者に戻る。ルールはあるようですが、普通のお芝居だとダブルキャストでないかぎり、なかなかできないことです。
型があるから!とも言われますが、家によっても違ったり、はじめての役のことも多いのです。

しかも、幕が開けばほぼ25日間、毎日上演されます。
コロナ禍において、休演日ができましたが、それまでなかったことがすごすぎる!どんな体力と気力で乗りきっているのだろう。自己鍛錬の賜物ですね。

さらに、千穐楽から5日ほどで、また新しい芝居を稽古して本番。。
考えれば考えるほど、ものすごいスキル。

歌舞伎役者が、小さい頃からやってることを鑑みても、忘れるスピードだって年齢ととも加速するはずだから、皆さんが天才+努力家+歌舞伎大好き!なのがよくわかります。

舞踊家は1度の舞台のためにお稽古をしているので、25日できたら、もっと違う世界が見られるだろうなぁと妄想しますが、妄想の中でも、できる気がしません。

先月の写真を観ながら…
やっぱり今月も観に行こうかしら?