〈天国の話シリーズ その4〉
【天国から未来への手紙】
✨前回からの続きです✨
「獣の奏者」と
「キングダム、ハーツ」に
大変よく似ていて、
未来の我が子たちが
大好きになるもの達でした。
そしてこれ以外にも、
この時の梨花ちゃんは、
言葉には出さない大きな大きなメッセージを、
10年後の長女に送っていました。
実はこの投稿にUPさせて頂いた絵は、
天国で我が子と会った直後に、
忘れたくないと言う思いから
当時私が描いたものです。
そしてこの絵が、
この梨花ちゃんの姿が、
未来の選択に苦しみ、悩み、
どうしていいかわからなくなった長女への
大きなメッセージになるのですが、
この時は予想もしていませんでした。
でも、10年後にその日が来たのです。
長女が将来の職業選択の
いよいよ願書を出さなければならない時期に、
そのメッセージに気付く日がやって来ました。
長女は複数ある選択肢の中で
悩みに悩んでいました。
それはいわゆる専門職になるか、
一般職になるか、総合職になるか
と言う選択も含めての悩みでした。
大学の教授のアドバイスや
友人たちの選択やアドバイス、
社会情勢などを考え、
悩みすぎておかしくなりそうだったそうで、
私にも悩みを打ち明けてくれたのでした。
娘は行きたいと望めば
好条件高給料の就職先も選べる
いわゆる超売り手市場の時で、
それゆえに世間的に条件の良い就職先か、
自分が追いかけて来た子供達のため(ブラックで過酷で鬱が多発している世界だとネット情報で知り始める…)の就職先か、
周囲からのアドバイスやネット情報も溢れ、
手を伸ばせば全て叶うだけに
悩みに悩んでいたようでした…。
どうしてだか、私は娘の深刻そうに打ち明けてくれたその時に、
「そういえば、昔梨花ちゃんが
子供たちに囲まれていた絵を描いたわね。」
と言い、
大切にしまってあった引き出しの中から、
この絵を取り出し娘に差し出しました。
この絵を見た途端、
長女は驚いたような顔して、
その場で未来の自分の姿が
梨花ちゃんに重なって見えたそうです。
「私が本当にしたい職業が何かハッキリわかった。
教授のアドバイスや
友人達とのやり取りや社会情勢から、
こっちに行かなきゃいけないんじゃないか、
こっちの方が得だって、
そんなふうに思っていたけれど、
本心は別だったの。
だから悩んでいたけど、
梨花ちゃんが私の背中を押してくれる。
もう悩まなくていい、
私ははっきりと自分がやりたい方の仕事が分かった、
こっちを選んでいいんだ。
私はただ、
子ども達の居場所になってあげればいいんだ…」
娘は
「梨花ちゃん、ありがとう…
こんな大切なメッセージを伝えてくれて…」
とポロポロ泣きながら、
この絵を握り締めていました。
天国の住人は、
地上からは考えられない位、
ずっと先まで見通して
守護してくれていたのです。
この夢で会えた時の私は、
部分胞状奇胎で失ったわが子は
亮輔1人だと思っていましたから、
この親しげに話してくれる女の子が
誰かもわかっていませんでした。
ですが、絵にハッキリ描き
残していました。
メッセージ性にそして梨花ちゃんの重要性に
潜在意識は気付いていたのだと
思います。
今、娘は、
まるでこの絵みたいに
子供達に囲まれて、
全身全霊で子どもたちの幸せを考え
取り組み続けております…
そして私は、娘の相談を聞く事で
サポートさせて頂いております…
さて、この天国の出会いがきっかけで、
その後私は部分胞状奇胎について
ネットで調べ、この子が私の娘、
梨花ちゃんだと、はっきりわかる日が来るのですが…
天国での出会いの亮輔編は、
また次回に…
✨つづく✨
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