〈天国に続く話シリーズ その6〉
【子供の友人が天国へ昇った日】
✨水子の霊が天使になった話✨
青龍くんが天国に上って
しばらく経ったある日の事です…
青龍君が霊界から遊びに来てくれました。
天国に上がる前は
ドアも開けられなかったのに、
天国で瞬間移動も身につけていました。
そして、亮輔に出会った日のこと…
49日の法要後に
天国に昇った時の事を
教えてくれました。
49日の日、
青龍くんはご自宅でお仏壇から
誰かお迎えに来るのではないかと、
待っていたそうです。
すると、仏壇ではなく
突然空(天井が空になっていた)から
ものすごい光とともに
神様が現れたと思った…そうです。
光輝く真っ白なローブをまとった、
美しい青年が
キラキラ輝くダイヤのような
石の飾りが付いた金の帯を交差に巻き、
上から光とともに現れ、
直視できない位まぶしかった
そうです。
その青年は青龍くんを抱き抱えると
そのままジャンプして飛び上がり
一直線に天国まで
空を飛んでいってしまったそうです。
青龍君は遠く遠く離れていく
自分の家の屋根を眺めていたそうです…
そして天国に着くと、
自分の家が既に準備されていたそうです。
その家はとても心地良く、
その神様みたいな青年が
いろんな事を教えてくれているそうです。
その1つが地上に降りることだったそうです。
そして、その青年は、
僕は君の友達のお兄ちゃんだよ
と自己紹介したそうです。
それを聞いてとても嬉しくて、
我が子に伝えに
早速来てくれたのでした。
亮輔が、そんなに立派になっていたなんて…
生きていれば、高校生でした…
その言葉に私は震えるほど感動しました。
処置の後、小さな瓶に入れられ
生検に出された亮輔は、
水子となり、
成長して大きくなり、
守護霊となり、
そして天使となっていたのでした…✨
あの49日の日、
天国のお迎えの人を呼んで欲しいという
私の祈りに応え、
自らお迎えに降りて来てくれたのです。
さらに青龍くんはこう言いました。
今晩夢で合わせてあげるよ…
えーーー！？
私も会える…！？
ずっとずっと会いたかった亮輔に
やっと会える…
私は胸がドキドキして、
会えたらなんて伝えよう、
ぎゅーっと抱きしめたい、
いやまず謝りたい、
泣いてしまって、
何も言えなくなるかもしれない…
嬉しくて、嬉しくて、
そんなことをぐるぐると考えていたのですが…
すると、遠足前の子供のように
緊張してしまい、
ベッドに潜り込んで
早く会いたいから
寝なきゃと目をつぶるのですが、
なかなか寝ることができず、
どうしよう…朝が来たらどうしよう…
このままだと会えなくなってしまう…
と今度は焦り、
ますます眠れなくなるのでした。
このお話しの続きはまた次回に…
✨つづく✨
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