どっぷりはまる舞台 野鴨(おさしん追加〜) | 藤ヶ谷太輔爆愛中。

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閉じない。選択をしてくれてありがとう。

予期せぬ事こそリアリズム

私的初日までだいぶ期間があったもんだから
極力見ないようにしてても
絶賛されてる事とか
チラチラ目に入ってきたんだけどね

なのにさ。
誰も教えてくんなかったよ?



あんなにかっこいい極上の生藤ヶ谷太輔がそこにいる
だなんて。

藤ヶ谷太輔じゃなかったとか
うそだろ?

あんなに色気を放つ藤ヶ谷太輔を冷静に見れてんの?平常心保ててんの?みんな
グレーゲルスにしか見えないなんて
んなことある?



ま、初見の回が3階席で遠かったのもあるのかな
最初の登場のオーラのなさ(こらこら)と声のトーンで見失いかけるし
他の演者さんに比べて声量が若干あれなのもあって(濁すなよ‪w‪w)
チラッと防振覗いたらば
そこにいるのがグレーゲルスじゃなくてえっぐい生ガヤさんだった衝撃どっきゅん
(*o*)
ひぇぇぇぇえええええっ♡


そっからもう引き返せなくなっちゃって
ご、ごめん無理
お話が入ってこねぇ
グレーゲルスより
生ガヤ摂取モードに全力疾走🏇



ほんとにね
現在地を常に教えてくれる
薄っぺらいお衣装最高じゃねーすか
お椅子座ったらあーた、くっきり形見えちゃってんよ?そんな無防備で大丈夫なんすか?まぁ表情なんかですごく勝負してる自信から誰も見てないと思ってるんだろな。すまんな
ෆ˚*(*´エ`*)ෆ˚*ニヒヒ♡♡見放題あざす
👇👇👇これこれ

ね?おさしんでこれよ
生でもぞもぞされたらもぉ……





あぁぁぁ。もみあげもペロッと剥がしたい
おでこの生え際んとこにうっすら汗が滲んでくるのとか
眉間のしわの深さとか、、それがヒクヒクと強くなってく瞬間とか
震える手がエロくて
床を引っ掻く手がエロくて
膝や上着の裾の布をギュッてする手がエロくて
ガっと見開く目が怖くて強くてやっぱりエロくて
血管が男で
所作が綺麗で
声が好きで
傲慢な笑顔が只今役者満喫中って感じで
膨大な台詞の抑揚と発声の仕方に、なんか訳のわからんゾクゾクとする感覚
なんせ生声
生がやの生声
生麦生米生卵生声
上から見おろす藤ヶ谷太輔がもう何しても新鮮で
こんな角度で見せて頂いていいんですかァァァ
(✽´ཫ`✽)ジュルリパラダイスやん🫦❤️‍🔥🥂 𓈒𓂂𓏸










原作の読了後に感じた
ん?
このグレーゲルスって役が主役に成りうるの?
んんん?

タイトルからしてもう隠喩がエグい‪w‪w
隠喩オンパレードで深読みを強いるドSかよ
で、結局イプセンっちが言いたいのは

ごく普通の人間から人生の嘘を取り上げてごらんなさい。それは同時に幸福を取り上げてしまうことになりますよ
ってことなのか?

人生の嘘……。




これを藤ヶ谷太輔が?
座長としてやるの?


傲慢と善良好きって前から言ってるし
コルトもなんとなくあれだし
古典作品に挑戦って
難しそうだけど好きそうではあるな

なーんて薄っぺらい感想
からの

観劇で




んぁあぁ、これは藤ヶ谷太輔でなきゃできねーわ。
文字で見た時にはわかんなかったけど

色気があって、上品で
幸せそうな顔と同時に何故か孤独そうに見える
そして苦悩する姿がとにかく美しくなくては
声や技量だけではどうにも完成しないグレーゲルスって人物

嫌なやつって得体の知れない魅力があるもんね
いや、藤ヶ谷太輔は魅力の塊でしかないんだけど、かっこいいとか表面的な好きよりも深く知るとどんどん沼る底なし加減が怖くなるときあるじゃない?


まだご一緒したことの無い演出家の方に、そんな藤ヶ谷太輔の魅力を深くわかって頂けてるんだなぁと。一人勝手に嬉しくなる








本を読んだ時より舞台になることで声や表情のリアルさがぶわぁっと押し寄せてくるのが、感情の色を可視化できてる感覚でめっちゃくちゃ面白い



このね、なんとも言えない

後味の悪さたるや←はい。大絶賛








受け取り方の正解がないと言うか
観た人の数だけ全く別の解釈がありそうだし
考え出したら止まらないしお腹痛くなりそうなくらい深い

そして他人の解釈がもっと聞きたくなるという初めての不思議な感覚でもあるから
藤ヶ谷太輔がいなかった。となるのも納得ではある←でしょーね






こんな物語を書いちゃったイプセンにも興味津々

裕福な商家に生まれたが、8歳のときに家が破産、手のひらを返すように市民が一家に冷淡になるのをみて人間不信と孤独癖を深めた。
年上の女中と性関係を生じて一子をなしたが、そのために長らく扶養料を支払うはめになり、このことが彼の人生観、女性観に微妙な屈折を与えたようだ。

イプセンの劇は同時代の多くの人にスキャンダラスと考えられた。当時は家庭生活や礼儀についてのヴィクトリア朝的価値観がヨーロッパで大きく広まっており、それらに対するいかなる挑戦も不道徳的で非常識とされていたためである。イプセンは生活状況や道徳問題についての批評的な眼や疑問を紹介するため、主に現代劇に基礎を置いた。ヴィクトリア朝の演劇には、悪の力に立ち向かう高潔な主人公が期待されており、あらゆる劇は善が幸福をもたらし、不道徳は苦痛のみをもたらすという、道徳的にふさわしい結末で終わった。イプセンはこの考えと当時の信仰に挑み、観客の持つ幻想を破壊した



なんか、
ゾクゾクするねイプセンっち🤗←言い方






時代背景とか宗政治的発想なんかも複雑に絡み合って革命を起こしたイプセンの天才っぷりを


全く別の国、全く別の時代に
舞台でやろうとした時
演技の評価が急速に高まっているとはいえ
1人のアイドルを起用して完成させようと思った上村さんの嗅覚

その期待に
役者としてしっかりと応え表現する
藤ヶ谷太輔という男








重要なポイントのはずなのにぬるっとしててよくわかんなかったのが

テーブルの13番目につく

なんとなく不吉なのはわかるけど日本人にはない感覚でしょ。そもそも13って数字がなんでそんなに忌み嫌われてるんだ?と、今さらな疑問😂




北欧神話では、12人の神が祝宴を催していた時に、招かれざる13人目の客としてロキが乱入した。
このロキがヘズをたぶらかしてバルドルを殺害させており、後に起こるラグナロク勃発の起因となった。
キリスト教神話においては、サタンを13番目の天使であるとする設定は、土着神話のキリスト教化の中で、この話を元にしているとされる。
13という数字は聖書でも特別な意味を持っている。イエスを裏切った弟子であるユダは、最後の晩餐で
13番目の席についていたとされる。





調べてみたけどよーわからん👀

どゆこと?
裏切ることが役目だと?
グレーゲルスちゃんよ

キミはどうしてそんなに
幸せになりたくて
理想を追い求めて
不幸になってくんだ

なぁ、グレーゲルスちゃんよ

まわりも不幸に引き摺りこんでるけど
キミが求めてたのは
父からの愛だったのか








それにしても。だ
経験値と共にどんどん上手くなってくよね

コルトのはじめちゃん
ドンジュアン様
銀平ちゃん

今までの役とかそれらで積み重ねてきたもの全部が今の役に繋がってるんだと思わせるし
身体や声や表情で
脳内に刻みつけてくるよねぇ


難しい役に挑む時の色気が最高な役者
藤ヶ谷太輔様

今後がもっともっと楽しみですなぁ






無事に東京公演が終わり

つぎは

西北でお待ちしております🙇‍♀️



最後まで。
どうか平穏無事に。
千穐楽まで駆け抜けられますように🤟