熊本県甲佐町 谷田病院 事務部長ブログ 藤井将志『いい病院をひとつでも多く』

熊本県甲佐町 谷田病院 事務部長ブログ 藤井将志『いい病院をひとつでも多く』

熊本の甲佐町という片田舎にある小さな谷田病院ですが、キラッと輝く病院を目ざします!
国内外の医療業界でinnovativeなことを楽しくやりたい人声かけてください☆
楽しいことめちゃできます!

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 どうやってプペルバスを呼んだのですか?

こちらから能動的にではなくて、熊本で10日間プペルバスを呼ぶ企画を、TSUTAYAを運営しているニューコ・ワン(株)の方から初日の運営を甲佐でできないかと連絡があったのがきっかけです。

 

 そもそも何でTSUTAYAから連絡があるんですか?

分かりませんが。おそらくこれまでにまちづくり等の企画に参加してきたので、面識もありましたし、気軽に声をかけやすかったと言うのも理由かもしれません。

 

 話があってからどうしたんですか?

病院にプペルバスが来るということ自体が面白いなと思ったのですが、せっかくだから甲佐町の保育園を回ってみようと思い立って。

本当は小学校も回りたかったのですが、1日しかないので難しかったです😭

 

 そういう調整って手間がかかりませんか?

谷田病院で保育園の嘱託医をやっていたり、これまでもまちづくりで何かと接点があるので、あまり敷居は高くないです。友達に声をかけるようにご挨拶にいって、こんな企画があるのでいかがですか、とお伝えしてとんとん拍子で決まっていきました❗️

 

 病院内の説得とか、めんどくさくありませんでしたか?

これもあまり難しくありません。今までにいろんなイベントをやってきたので、みんな慣れているというか😅また何か始まった‼️と思われてる位かなと💦💦

 

 反対する人とか、やらされ感とかないのですか?

一応、院長や幹部会議で承認を得ているので、表立って反対されることはありません。

やらされ感についても、なんとなくこんなことに興味がありそうな人に声をかけて進めていくので、いやいや関わった人はいないんじゃないかな。

 

 準備期間はどのくらいでしたか?

えっと。実は最初にメールをもらったのが、今年の4月4日です。それで当日が5月12日なので実質1ヵ月位で実現してます。

 

 簡単にそう言いますが、1ヵ月で院外の調整や院内の許可、そして広報等かなり大変だったんじゃないんですか?よくそのスピードでできましたね。

確かにそうなのですが、何故かうまくいく時はいろんなことが次々に進んでいくことがあります。今回のプペルバスもそうだったのかなぁと。

 

 そういえば、前日に前夜祭みたいなことがあったんですか?

バスの到着が分かったのが確か2 ~3日前でそれなりに大きいバスなので、病院の駐車場に停めたら患者さんが停められないしなぁと悩んでいました。たまたま前日の飲み会で甲佐町にあるワタナベ機械という会社に、通りに面した駐車場があり、そこに置けないかなぁ、と言うことを話していたら、めちゃくちゃ喜んでくれて、そこに前日に泊めてもらうことになりました。

電光掲示板もある場所で、翌日にはイベントの動画も流してくれるという早業でした。

 

 到着時間が前日に分かるって。そんないい加減でいいのですか?

いいかどうか分かりませんが、そうだったので仕方ないですよね。。。

一般的には、事前に企画書を提出するとか、そのスケジュール通りに運用するとかあるのかもしれません。個人的にそういうのって面倒くさいなと思っていて、臨機応変にというか、テキトーにというか💦💦まぁ何とかなるかなぁと思って。

 

でも実際に前日に置いてみたら、ワタナベ機械さんがすごく盛り上げてくれて、夜なんかライトアップしてくれたんですよ。バスの中には入れないのですが、夜10時位まで街の人が喜んで集まってくれたみたいです。

 

 

 翌日は保育園を巡ったのですね

そうです。運用がどうなるか分からなかったです。電源が通じないとかいくつかトラブルはありましたが。なんでも、初めてやる事はトラブルはつきものです。

 

実際に保育園に行ってみると、本当に園児の方たちが喜んでくれるんですね。先生たちも楽しんでくれて。調理の先生も見たいのでもうちょっと待ってくださいとか、隣の小学校から教頭先生がきて小学生もいいですかって追加されたりとか。何か良いことやってるなって思いました。

 

 

 運転手さんがサマになってますね

いやー、あの運転手、実は谷田病院のメンバーなんですよ。しかも半年間、事務長研修として来てくれている方で。

たまたま大型バスを運転した経験がある方で、この近くが進む過程で参画してくれて、当日も帽子と蝶ネクタイつけてすごく盛り上げてくれて、なんかこういうのもご縁の積み重ねなんですよね。

 



 

 この写真は何ですか?

実は、うちの病院で農業もやってるんです。病院の食事のお米は全部地元で無農薬で作っています。病院なのでもちろん救急車はあるし、その次に高かった車両がトラクターで。プペルバスも来たし。並べて写真撮ってみたいなーと思って。

 

 

 

 ただそれだけのために撮ったんですか?

だって面白そうじゃないですか❗️こんなシーン。救急があったら出動しないといけないので、あんまりイベントで使いたくないんですよね。必要な時に救急車がなかった、じゃ話にならないので。なのでこっそり一瞬だけ移動して写真撮りました。

夕方からの病院のイベントの時も思いつきで救急車移動して、子供たちに開放して。案の定、途中で患者搬送が発生して、イベント会場から救急車出動になりました。

 

 

 

 それこそ医師や看護師に怒られないんですか?

怒ってる人いるかもしれません。でも子供たちすごく喜んでくれたんですよ。うわー救急車だ!みたいな。出動する時も本物だ!とか。

子供たちが救急車の中に入って備品を壊すんじゃないかとか、もしかしたら事前に許可をとったら、使っちゃダメって言われたかもしれません。

 

 えっ?許可なくやったんですか?

当日プペルバスを運営してて、思いついちゃったので、空いてたらいいかなと思って。

 

 院長に怒られないんですか?

怒ってるかもしれませんが。。でも、子供たち、すごく喜んでましたよ。

 

 そういう問題じゃないと思いますが。夕方から病院の駐車場にプペルバスが来たのですね。

はい。他にも唐揚げ屋さんやクレープ屋さんや前日にはドリンクを出すところも決まって。

 

 なんでも前日に決まるんですね?

そうですね。思いついちゃうから仕方ないですよね。たまたま前日やりとりしていたので、出店してもいいですよみたいな

 

 契約とかそういうのないんですか?

これでお金儲けしているわけじゃないですし、そこで数千円もらっても病院が黒字になるわけじゃないですから。

トラブルが起きたときどうするのかとか、そういうこともあるかもしれません。でもそういうことが起こったら、その時考えればいいんじゃないんですか。

 

 

 

 

 凄く盛り上がったみたいですね?

びっくりです。こんな空間になるとは思ってもいませんでした。3時間で500人くらい来たんじゃないのかな。

入院患者さんも、サ高住の入居者も、地域の子供たちも、白衣姿のうちの職員も、不登校支援事業やってるのですが、そこの子供たちも手伝いに来てくれて。外国人スタッフや障害があるスタッフも。それこそ、大人から子供まで。多種多様な人があの場にいて。

今度やろうと思っている公園型複合施設なんて、まさにこんなことがやりたいなと思ってたことで、それに近い環境が実現できて、理屈じゃなく楽しかったです。

 

 このイベントを通して病院経営にプラスになるのですか?

そうですねー。。このイベントがあったから、何かあったら谷田病院に行こうと思うか??外来患者数が増えるか?そんな都合のいいことはないでしょうね。

リクルーティングにプラスに働くか?こういうことやる病院だから働きたい??それも違うかもしれませんね。

経営のためにはならないかもしれません😅

 

 医療にとってプラスなわけでもないですね?

このイベントに参加してくれた患者さんと、そうじゃない患者さんで、QOLが変わってくるとか?もしかしたら、そういうこともあるかもしれません。だってニコニコ笑ってましたし☺️おじいちゃんもおばあちゃんも。

そういう、経営だとか、医療の質だとか、そんなの目標に始めたわけじゃないですから💦💦

 

何かやりたいなと思っただけで。実際こうしていろんな人が集まって、すごく嬉しそうにしていて、明らかに悪いことじゃないですよね。それで良いんじゃないのかなあと思って。

 

 今後もイベントとかで使わせてくださいみたいな連絡が来たとしたらどうするんですか?

甲佐町って田舎なんですよ。殺到するほど問い合わせが来ることはないです。

それに、病院やまちづくりの場所を使ってもらえたら、それはそれで嬉しいです。またいろいろ調整します。甲佐町にあるリソースを活用して、いろんな人が楽しんでもらえる。やってみたいを実現する!そんな空間が広がるといいなと。

 

 

谷田病院の求人情報

https://www.yatsuda-kai.jp/recruit

 

 

この間、大学生とディスカッションした内容です

 どうして医療の分野を目指したのか?


やりたいことはビジネス=仕組みづくりです。
ただ、どうせやるなら、明らかにいいこと!でビジネスをやりたかった。今ふうに言うなら、社外貢献度が高い領域でやりたかった。
なので、大学の頃に、環境問題とか、人の命に関わる医療のどちらかでビジネスをしたいと思ってました。結果、環境じゃなくて医療の分野で生涯やろうって決めました。

 環境分野じゃなく、医療分野にした訳は?


いろいろ頑張って、地球環境が良くなるって、自分が生きてるうちに分かるのかなぁ。。って。人の命に関わることなら、自分の人生の時間軸でも何らかの成果が見えるかもしれないなと。

あとは、30兆円→40兆円超に成長するマーケットなのが見えてて、その中で、病院が最前線の中核になってたこと。
病院が中小企業なので、志望する高学歴人材があまりいなくて、ブルーオーシャンなこと。
なんかは、後付けだけど、理由かな。

高校2年の最初まで医学部目指してたってことも影響してるかも。もともと医療にアンテナ向いてたのかも。

 成績低くて医学部諦めたのですか?


😓いや、ビジネスが面白いなって思って。今思えば、チープな本ですが、株で金儲けする!みたいな本をたまたま読んで。経済とか経営とかのことが面白い!って思うようになって。

当時は金儲けがビジネスだと思ってたけど、今は個人的に楽しくなる仕組みづくりがビジネスって定義してます。

 どんなキャリアを歩んできたんですか?


就活では病院の事務になりたくて、いくつかの病院を受けたんだけど、どこにも合格しなくて😭
それで、病院相手にコンサルティングをやっている会社に入職しました。
そこで3年、その後フリーランスで3年。だいぶコンサルは板に着いてきたけど、やりたいことってコンサルじゃなくて、経営だよなって思って。沖縄の病院に常駐型でアドバイザーとして着任しました。そこで3年やりましたが、やっぱりアドバイザーも経営じゃない!って思って。
事務長をやらせてくれるところを探して、谷田病院にご縁がつながりました。

 今後はどうするんですか?もっと大きな病院の事務長とか?


これまで50近くの医療機関に関わってきて、大きいところも、小さなところもたくさんみてきてるので、規模に対する憧れとかないです。全国トップの病院グループとかにも関わったりしてきたし。

それもりも、まだ誰もやったことのないチャレンジができるような病院がよくて、そのためには信頼を蓄積する必要があるので、コロコロ変えることは考えないです。

 今やってるまちづくりとかですか?


そうそう。ああいう取り組みって、一朝一夕でできるものじゃなくて、組織のメンバーに信頼されて、組織が地域から信頼されて、金融機関も信じてくれて、そういう環境が整ってやっとできるのかなと。


 では今後はどんな事業展開を考えてるのですか?


それが、そういう明確なものがないんですよね。ご縁の積み重ねで新たにやる事が見つかって、それをどんどんやってきたら今になってた。みたいな感じで。

 そうなんですか?売上上げたいとか、儲け出したいとか、そういうのないんですか?本当に?


もちろん、売上を上げたり、利益を追求することは重要だし、日々そのことは考えてるし、お金がないとやりたいこともできないのも事実です。
でも、売上の目標を追ったりしてきて今がある訳じゃなく、今後もそうかなと。

いろんな人にご縁で繋がり、その人たちと話して、あっ、それやりたいね!が見つかるとチャレンジが始まる、みたいな感じです。
それやるためにはお金が必要だし、金儲けは大好きですよ。でも、面白い!がない時間は過ごしたくないなと。

 じゃあ、何のために仕事してるんですか?


仕事というか、人生のミッションが、自分も周りも楽しく、ってのを掲げてて。じゃあどうすれば楽しいのかってことなんですが、楽しい仲間と、意義あることを、持続可能なようにやるってことだと考えてます。
周りにいる人が、やりたい!を実現していくのが、自分にとっての楽しみ、みたいなもので。。

 もっと明確で大きな目標があると思ってました


なくてごめんなさい😞でも楽しいよ







また何か始めたみたいですね?



はい。不登校の子どもたちが通える場所を作りたいなと。。


また、何で病院がそんなことをするんですか?そもそも谷田病院さんは小児科はあるけど、心療内科とかはないですよね??



いや、それが、病院の経営方針とかではなくて、ご縁の積み重ねで。。やることになりました。


どんなご縁だったのですか?



当院の看護師が、町の不登校に関する委員会のメンバーになってたみたく。ある日突然、病院から支援してもらえないか!って言われて。

話を聞くと、谷田病院がいろいろなことをサポートしてるから、きっと不登校のこともやってくれるはず!と町役場の人に言われたとか。
それで、そのうちのスタッフも「そうなんだ!」と初めて思ったらしく、それで相談してくれて。


それから、トントン拍子で不登校の方の拠点が作られたのですか?



いやぁ。。そもそも不登校について知らないし、ノウハウも何もないですから。
ただ、これまでにいろいろなことやってきてたので、そういうことに詳しそうな人を思い出して。それが、熊本学習支援センターの仙波先生です。
久しぶりに連絡して、ひとまず会いに行きました!もちろん、言い出しっぺの看護師も連れて😅

そうしたら、熊本でも不登校の数が、この10年で倍増してて(子供の数は減少してるのに)熊本学習支援センターさんも毎年のように施設数を増やしていて、なかなか甲佐に拠点をつくるのは厳しそうな感じでした。

https://youtu.be/V-0ZK8JDGQI


ただ、施設が安く借りられるのと、運営を手伝ってくれる大学生さんがいれば考えなくもない。みたいな感じで。

施設は谷田病院が持ってるコミュニティスペースを使えば何とかなるかなぁと。あとは大学生の確保!です。いろいろな伝をつたって、もともと甲佐町で養護教諭をされてた先生に出会い、興味がある大学生を見つけ出せました。

それを早速連絡して、面接などをしてもらい、甲佐校を開校する道筋が開けました。これが、看護師からの一言があってから半年くらいの出来事です。



まだ開校式を終えたばかりで、これから運用が始まり、不登校の子が安心できる居場所になるにはもう少し努力しないとですが。。


本当にご縁の連続なのですね!病院としてよく場所を貸すことを決めましたね?賃料とか取るのですか?



数年前から運営しているコミュニティスペースで、ちょうど建物の一階の日中の時間帯が使われてなく、そこを利活用することに繋がりました。そもそも熊本学習支援センターさんが非営利で運営してるので、賃料は頂かずに使ってもらってます。


では、病院にとってのメリットは何ですか?



何でしょうね😓💦
一人の職員の一言で、なんか良いことが始まる!ってことを実例をもって示せることでしょうか。。まだ真のメリットは分かってません💦💦




※谷田病院の求人情報

https://www.yatsuda-kai.jp/recruit





先週のまとめ

新年度が始まりました。新入職員がなんと、15人います。こんなに採用したかな。。😅ぜひ、谷田病院というフィールドを使って、無制限にあれやりたい、これやりたいを実現してもらえたらなと思っています。新しいメンバーとの仕事、楽しみです。


この数ヶ月で何人かのドクターや看護師の就職先探しをしています。もちろん、紹介業を取得しているわけじゃないので、ボランティア仕事です。簡単に見つかるかなと思っていたのですが、思ったよりもてこずってます。紹介会社の手数料が高いので、なるべく使いたくないですが、手間がかかるのだなと、やってみて実感。

DXの取り組みで、自動で勤務表作成したり、顔認証でタッチレスの勤怠管理をしたり、看護必要度リアルタイム把握したり、といったことを始めています。複数の病院からの視察や、セミナーで話してもらいたいとか、IT企業が意見交換をしたいとか、少し盛り上がりを見せています。データやシステムが作れる人材は必須ですが、その人材が自由に医療現場とやりとりをして、高速でPDCAを回せる場があってこそ実現すると思っています。


診療報酬改定の影響が見えてきました。Q&Aも発表されました。また不明点はありますが、積極的に届け出の準備を進めないと。ひとまず、現場の情報としては、谷田病院ではマイナス改定にならないで済みそうです。ただ、いろいろな病院の情報を集めると、結構マイナスなところが多いと聞いています。うちもそうですが、経過措置中に何とか対応をしなきゃ、といった病院が多いのではないでしょうか。

3つ目の古民家改修を終えました。最初はNIPPONIA 甲佐 疏水の郷。2つ目はtrattoria SanVito 。3つ目は、これも、患者さんの持ち物で、100年以上の古民家です。特徴は土間に竈門を作ったこと。共同生活の場を前提とした作りにしてます。職員が住んだり、一時的に使ったり、実習生が泊まったりといった活用を考えています。普通の家と違って、古民家改修はいろいろなトラブルがつきものということを3つを通して実感しています。そろそろ新築がやりたいなぁ。





先週のまとめ

まちづくりの取り組みに関して来客がありました。関連の施設を見て、SanVitoでランチ。まちづくりは病院経営と違って、どうやるかが地域によって大きく異なると思っています。そのまま真似する事はやりにくいかもしれませんが、参考になれば幸いです。
新たに、やな場の取り組みも始まります。現在募集中です!


医療マネジメント職の採用時プレゼン、新規の説明会、パレットの面接、がありました。どの方たちも、これやりたい!という思いがあって、一緒に仕事ができるのが楽しみです。
与えられた仕事をする場所ではなく、自分の自己実現のために会社を使う、というスタンスでいいと思ってます。


フリーのキャンプサイトで、どうやってキャンパーの質を上げられるか。高校で300円位で昼食を出せないか。新たな敵が飛び込んできました。いろいろな方が、谷田病院に相談してみたら、と言ってくれてるようです。お金になるか、病院の収益につながるか、はよく分かりませんが😅いろいろなことをやってきたので無駄に経験は増えています。どうすればできるか、知恵を絞っています。

病院の事務メンバーでデータサイエンティストを自称しているスタッフがいます。とても優秀で、院内から持ち込まれる数々の課題を、院内データやシステムを駆使して対応してくれています。先週末はその取り組みの一部を学会で発表して、3病院から詳しく知りたいというオファーをもらっています。外部向けのソリューション事業として育てて行けたらなと思っています。
ちなみに内容は、勤務表の自動作成、コロナ対策用の体調管理、顔認証でタッチレスの出退勤管理、などです。


病院広報のコンサルティングについて提案をまとめています。YouTube、Twitter、Instagram、Facebook、ホームページ。それぞれどんなふうに情報発信して、どんなターゲット層に、どんなアウトカムを求めるのか。これまで、谷田病院や経営支援先でいろいろとトライ&エラーをしてきたので、少しずつ知見が深まっています。





まちづくり視察のランチはSanVito 




先週のまとめ

コロナクラスターは3回目の行政検査で陽性がゼロになり、収束できそうな気がしています。部署をまたぐ職員や吸引のときの感染、発熱患者のPCR検査など、反省点がわかってきました。
自然災害などの緊急時と違い、医療的な判断が中心なので、事務管理者の役割が小さいなと感じています。

公園型複合施設には柵を設けない予定です。隣接する小学校の校長先生と話をして、小学校との間にも柵を設けずにいこうと思ってます。都会ではなかなか考えられない環境かもしれませんが、田舎で多くの人たちが人見知りであるからこそできる開放感を作りたいです。

今週は就職希望者の方2名と面接をしました。病院の紹介というより、どんな思いで事業をやっているのか、これからどんなことをしていきたいのか、その中で何か一緒にやりたいことがある??みたいな内容になっています。単に仕事をする場ではなく、ここを使って自己実現をしていく機会として考えてもらえたらなと思っています。


グループ全体の採用サイトを作ろうと思っています。今週はコンセプトの案をブレスト。田舎なんだけど最先端、安心して働ける、しっかりと働く、みたいな内容がまとまってきました。
広報についても、だいぶ知見が溜まってきました。他の病院から支援の打診もいただいており、より普遍的なスキルになるようにしていきたいです。

谷田病院とパレットでそれぞれクラウドファンディングをやってみようと思っています。結構労力がかかりそうですが、試してみます。
資金集めの側面もありますが、広報戦略として、ファン集めとして、どうなるかチャレンジです。

今週は2つの病院に行きました。権限委譲、職場の雰囲気作り、コミュニケーション、目標管理など、いろいろと考えさせられています。
まだ明確になったとは言えませんが、少しずつ自分の目指す経営スタイルが分かりつつあります。



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今週は久しぶりにリアルなセミナーがあります。2年にいちどくらい実践報告させてもらっている、これからの福祉と医療を実践する会@東京3月18日です。
オンラインとハイブリットです。よろしければご参加ください。









先週のまとめ

とうとう、当院もクラスターになってしまいました。これまで関連施設のクラスターや、地域の施設の支援をしてきました。それでもやはり、環境が違うと対策も異なってきます。かなりのプレッシャーがかかりますが、粛々と対応をしていくしかありません。

新しい産業いの先生に着任してもらいました。これまでは、うちのドクターで免許持っていればお願いしていました。今回は、産業医として専門でやられている医師にお願いして、労働環境の改善につなげていけたらと思っています。地域のヘルスプロモーションも専門の先生なので、新しい展開につながるかも。

ある出版社から事務職員の育成について、新しい取り組みの打診がありました。本当にいろいろなところが育成プログラムや研修を実施しています。本当にそれで育つのかな、と言う内容も多いですが…うちの事務部ではガッツリと受け入れたスタイルの研修を用意しています。

鍼灸院の立ち上げに向けて、採用や準備が進んでいます。とても良い人材に出会えていて、うまくいきそうな予感がしています。小さい接骨院などで、労働環境が結構ブラックであったり、鍼灸ができずマッサージばかり、といった環境に嫌気をさしている鍼灸師が多いと感じます。権限を現場に思いっきり委譲した組織を作れないか模索しています。

まちづくりと、病院の取り組みでクラウドファンディングをやってみようと思っています。単なるお金集めではなく、本当に支援してくれる人たちを集めてつなげる仕組みにできないかなと思っています。これまでやってきたことが、色々とつながってきています。




先週のまとめ

公園型複合施設の図面完成に向けて打ち合わせを重ねてます。へできるだけ環境配慮した施設にしたいので、そうした設備も勉強しています。予算も5億円くらいかかるので、資金調達に向けて銀行との交渉も始めています。見せられる資料が出来上がってくると、より多くの意見集めができそうです。

上益城郡医師会では在宅医会という、定期的な勉強会を開催しています。今月は小国公立病院の片岡先生を招聘し、同院の地域包括ケアシステム作りの取り組みについて講演して頂きました。住民を巻き込んだ取り組みで、とても参考になりました。Zoom を使った在宅医会も徐々に定着しつつあります。近藤の診療報酬改定でも、こうした取り組みが求められてきそうなので、しっかりと温めていきたいと思います。

オンラインで診療報酬改定セミナーをやりました。2時間半で短冊のすべての項目を網羅することをゴールにしゃべりました!大変だったけど、こうした機会があると、嫌でも勉強しないといけないので良いプレッシャーになります。
来週は長面川さんの改定セミナーやります!



毎月1回のグループ法人が集まったミーティング「薬缶会」がありました。コロナ対応の話や来年度から始める予定のグループ全体での採用活動等について話し合いを行いました。それぞれの法人が独立採算で運営しているため、意思決定というより、情報交換の場として機能しています。

鍼灸院の立ち上げに向けて準備を進めています。訪問鍼灸を中心に、在宅医療部を広げる一つのツールとしても生かしていこうと思っています。自費診療やサービスで提供するのではなく、保険を使った治療として展開することを予定しています。



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人事評価のセミナーが2/22にあります(無料)
初めて話す内容です!






2月2日の中医協総会で

個別改定項目(その3)が出ています

 

その2との違いをまとめました

 

気になったところ

 

〇必要度関連でモニターが削除

 

〇急性期充実体制加算で総合入院体制加算は別に算定できない

 

〇急性期一般の必要度の200床未満の基準は経過措置ですよね??

 基準の新設だとすると影響大きいところありそう

 

改定まとめの資料もアップデートしています

 

https://bit.ly/3GoHlWQ

 

 

先週のまとめ

○障害福祉と高齢者の複合施設を作ろうと思っています。そのための土地を甲佐町で探していて、昔、甲佐幼稚園幅があったところが、小学校に隣接していて、やりたいことに親和性が高く狙っていました。プロポーザルで公募されて、プレゼンを行いました。結果も合格!今月中にはプランを図面に落とし込みます。

○消化器内科のドクターが着任してくれています。以前もチャレンジしたのですが、そのどくあは全然前向きじゃなく患者が全く集まらなかったのですが、今回の先生はとても前向きで、ポリテクまでできるように準備を進めています。今までやってこなかった分野が始まるため、スタッフも頑張らないとなりませんが、少しずつ前進できたらと思っています。

○地域づくりに関連する事業に投資をするスキームを考えてきました。リーガルチェックが終了し、構想通り事業化しても問題がなさそうです。顔が見えた人たちだけで資金を集めて、実態がわかっている事業にだけ投資していきます。しかも、リターンも低く、お金ではなく地域貢献につながるサービスで返すモデルを考えています。

○ 3つ目の古民家を改修しています。終日のワークショップを実施し、事務部5,6名で参加してきました。体はきつかったのですが、病院の外に出て、ルーチンじゃないことをやると良い気分転換になり、新しい発想も生まれてきました。なので、来年度は事務部全員、年に1日は院外活動日を必須化しようと思っています。

○診療報酬改定の院内勉強会を実施しました。一番大きいのは、地ケアの要件に救急が求められたことです。やりたかったことではありますが、すぐにできる状況ではありません。予定よりも早めて準備を進める必要がありそうです。他には、感染がらみでコロナ患者をどこまで受け入れるか、といったことを決めないとならないです。

○ オミクロンが地域で急速に広がっています。関わりがある施設でもポツポツと増えています。昨年、クラスターを経験しているので、その時得た知見を共有できたらと思っています。連携室経由で情報のやりとりをして、お手伝いできるところは支援させていただいています。