「地球温暖化」ではなく、「地球沸騰化」。国連の

 

グテーレス事務総長が警鐘を鳴らしましたが、

 

今日は島根も沸騰しています・・ゲロー

 

暑すぎます・・

 

さて気を取り直して、今日の話題です。

 

今日は「建築面積」についてですビックリマーク

 

まずはこちらの写真をご覧ください。

 

 

 

写真はポーチ部分ですが、屋根がかかっている部分に

 

なります。

 

この屋根がかかっている部分は、3坪~5坪程度に

 

なりますが、床面積には入りません。

 

家の中ではないですからね。

 

床面積には入りませんが、屋根工事は必要に

 

なります。この部分は建築面積として申請する

 

ことになります。

 

これだけ、屋根がかかっている面積が大きいと

 

床面積と建築面積は相当な面積の違い

 

生じます。

 

こうした屋根がかかっているけど、室内では

 

ない部分、軒下なども含めた面積が建築面積

 

になります。

 

こちらの写真をご覧ください。

写真右側と左側に小さな建物、小屋があります。

 

こちらの小屋は軒がほぼありません。

 

こうした建物は床面積と建築面積はほぼイコール

 

になります。

 

一方、写真のように軒が出ている建物は

 

床面積と建築面積が軒の出の分ほど差が

 

出てきます。施工費も軒の面積を施工

 

する分、材料代、施工代が必要となり値段

 

が高くなります。

 

 

床面積は同じ30坪の建物でも、軒が出ている建物だと

 

建築面積は3坪~6坪程度増え、建築費も高くなります。

 

ということは・・・坪単価は? 

 

建物の値段を把握する時に「坪単価」はいくらですか、

 

と聞かれますが、この「坪単価」というのは

 

家の中の部分である「床面積」で算出する場合が

 

多いので、軒下の部分(3坪~6坪)は入って

 

いません。

 

軒がほぼ無い家(先の小屋みたいな形状の家)と

 

軒が出ている家では、同じ床面積30坪でも

 

建築面積(軒含む)が異なるので、比べるのが

 

難しいというのが正解です。

 

 

 

この写真では、軒が大きく出ていますが、

 

軒下の仕上げ方法によっても施工費が

 

異なってきます。

 

ちなみにウッドデッキも建築面積には入りますが、

 

床面積には入りません。

 

一般的に軒が無い家、軒が短い家にすると

 

建築コストは下がります。

 

軒がある家のメリットとしては

 

・夏の直射日光が室内に入るのを

 軒が防いでくれる

 

・外壁が雨風で汚れるのを防いでくれる

 

・多少の雨でも窓を開けることが出来る

 

・軒があると落ち着いたデザインになる

 

などが挙げられます。

 

皆さんも、街中を散策する際に「軒の出」

 

に注目してみてください。

 

商業施設(飲食店、小売店など)、

 

アパートなどで「軒の出」がある建物は非常に

 

少ないです。これはコストを下げることが

 

目的の一つだと思います。

 

 

床面積とは異なる「建築面積」に大きく関わる

 

「軒の出」。

 

街角で目にする建物が、どのような軒の長さ、仕上げ

 

になっているか注目して見てみると面白いですよにやり

 

本日は以上です。

 

エアコンを上手に利用して寝てくださいね。

 

熱中症に注意!

 

本日も最後までお付き合いありがとうございました音譜