子供の通う学校は


卒業の年に演劇の発表を行います。


今年の卒業生はカレル・チャペックの「白い病気」をやりました。


3時間を越える大作でしたが



とても面白く、後半は涙と鼻水が止まらない状態でした。



来年の出し物何がいいのか、なかなか決まらないようですが楽しみです。



ちくま文庫の「ゆかいな理科年表」という本を読んでいましたら



温度の影響を受けないゴムの製造をしたグッドイヤーという人の話が紹介されていました。



研究の資金を出してくれた出資者に



資金を返済できず、


訴えられ刑務所に入れられるなど、



大変な苦労を重ねながら



温度の影響を受けないゴムの開発に成功したそうです。



この話を読みながら


これが戯曲になっていたら面白かっただろうなぁ、



と考えてしまいました。
最近とても寒い日が続いたこともあり、


夕食は鍋が多いです。



多めに作って残った時は



カレー粉を入れて



カレーにするとなかなかおいしいです。(鍋の種類にもよりますが)
年始に買った酒井順子さんの著作「裏が幸せ」を読んでいます。



単行本が出たのは


2015年ですが


文庫化されたのは


2018年1月になっている出たばかりの本です。



現在は使われなくなった言葉、「裏日本」



つまり日本海側についての話をあれこれと紹介してくれます。



興味深かったのは



秋田美人の話で



日本海側の美人が多いと言われる県が



秋田から一つ飛ばしにあるという説を



実証しようとします。



歴史をさかのぼると


瀬戸内海の航海は狭い海峡が多く



潮流が時間帯によって変わったり



なかなかの難路だった時期が長かったと思われます。



特に壇之浦の合戦があった関門海峡は



潮流の変化が激しかったようで



義経もその潮流の変化を利用して勝利しています。



何が言いたいかというと



北部九州から関門海峡を抜けて



瀬戸内海に入るのは


非常に困難だったということです。



もしそうだとすると


朝鮮半島から北部九州に入ってきた人や物は



瀬戸内海に入らずに


対馬海流に乗って



山陰や若狭や能登などに広がったのではないでしょうか。



裏日本と呼ばれた日本海側は



歴史からみても非常に興味深いエリアです。
今日は奥さんが夕方から出かけるので



夕食を久しぶりに作りました。



「暮らしの手帖」で紹介されていた長尾智子さんのレシピです。



作り置きをしておけるレシピで



鶏団子と野菜のピューレです。



鶏団子は柔らかく仕上がるように



豆腐を入れます。



野菜のピューレは



玉ねぎ、ニンジンとシメジを


切って鍋に入れて



という感じなのですが



なかなかいい感じにできたと思います。

今日は仕事初め。



年末年始の休み中は


「三国志」(横山版)でも読もうか、と考えていましたが



開けた箱(マンガは段ボールに入れています)には



「課長 島耕作」が入っていたため



こちらを読み始めると



なかなか面白く、結局課長が部長になるまで読んでしまいました。