おまえはそのままでいいんだ | 明治神宮前 あなただけのスペシャルジュエリーを。

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高野睦子です。

 

※注:これは超私的なブログです。

 

クラファン継続中です。どうぞよろしくお願いいたしますお願い

 

なんということだろう。

 

私はものすっごく大切なことを忘れていたのです。

忘れいたから「教師という教師と相性が悪かった」「学校が嫌いだった」と公言して憚らないのですが、こんな私にも心から尊敬していた恩師がいたということを突然思い出しました。

 

忘れていた自分に驚いたほど、彼には感謝していたというのに。

 

私が小学生の頃に不登校2年間したんだよってことはこのブログにもクラファンページにも書いているから知っている方も多いと思うですが、中学生になってからは順調に色気付きまして、普通のお年頃のかわいい中学生だった。

 

けれど「先生」というものが苦手で、「どうしてこいつは上から言ってくるんだ??」と不思議でしょうがなかったんですよ。

 

こうしろ、ああしろ、おまえは、あいつは・・・って偉そうに言ってるあんたはなんぼのもんじゃい。

 

要するに中二病だったのだろうか・・・。

とにかく実が伴っていないのに偉そうにする大人が嫌だった。

 

人格者だったり、仏みたいな人ならばそんな言い方するはずないし、それってあんたの自己満足のために子供である我々に偉そうにしてんの??大人のくせにちっちゃいな・・・くらいに考えている中学一年生の私。

 

そんな子だから教師からは総スカンでしたねえ。

「あ、またあいつですか」とかそういう扱い(笑)。

廊下を歩いていたらいきなり「口紅を塗って学校にくるな」とビンタされたこともある(塗ってないけどね)。

 

理不尽だ・・・って思ってたけど、今思えば自業自得(笑)。憎たらしく可愛げのない子だった。

そしてそんな理不尽な扱いに心を痛めている場合じゃないのよ、中学生の私。

お友達とのお付き合いや恋愛が大忙し。

ほんっと〜〜に忙しかった。

 

だからもう先生がどうとか、ど〜でもいい。

意地悪されてもその瞬間で忘れてしまうくらい忙しかったんですよ。

しかも「あいつらに文句言わせないわ」と成績だけはいいもんだからタチが悪い。

 

先生たちは本当に私のこと嫌いだったと思うけど、知ったこっちゃない。

 

そんな中、気の合う先生もいたんですよ。

しょ〜もない馬鹿話をする軽い感じの先生とは相性が良くて、聞かれたら子供だからついペラペラといろんなことをおしゃべりしていて、他の先生の悪口もその先生にはこぼしたりしていました。

 

そんなある日、学園祭の打ち合わせがあったんですよね。

その時に担任(いじわる女)から「あんたはやる気がないから何もしなくていい」的なことを言われたんです。

 

それを言われても、やる気もなかったし、それならそれでラッキー、くらいに思っていた。

するとびっくり、私の仲良しの先生が血相変えてキレて、その担任にこう言ったのです。

 

「先生、こいつが本当にやる気がない冷めた子だって思ってるんですか?この子の目の奥を見ていますか。僕にはこの子は誰よりも熱い子に思えます。この子は言われたことを鵜呑みにするのではなくて、自分でちゃんと考えているんですよ。一旦自分の中で咀嚼して、それは違うって彼女が思って言ったことを”生意気”だとか”うるさい”って言うのって教育者としてどうなんでしょうか。ただイエスと言えばいい子っていう思想はもう時代遅れだ。僕はこの子にたくさん教えられています!!おまえはな、そのままでいいんだ、変えるな。」と。

 

誰が驚いたって私が一番驚いた。目が飛び出るか顎が落ちるくらい驚いた。

しかもですよ、この文章だけ読んでいたらすっごい若い先生だと思うでしょ。

 

違うんです、もう定年間近のベテラン先生だったんです。

 

これを唾飛ばしながら言っている先生を見て、心臓あたりがぎゅ〜〜って痛くなったのを覚えている。

泣かないぞというぎゅ〜ね。

 

泣いたらかっこ悪い。

 

でも学校にいる大人には何の期待もしていなかった私は、先生の熱い思いと言葉にぎゅ〜って心臓を掴まれてしまってとても苦しくなった。

 

そのあとどういうことが起きたかはもう覚えていないけれど、担任の態度が軟化したことだけは記憶にある。

 

けど、その先生のことは前から好きだったけれどその一件から軽々しく「好き」で近づけなくなってしまいました。

畏敬の念というのかな。それが強くなり過ぎてしまって、アホな話をするには恐れ多くなってしまった。その辺りってやはり中学生ですよね。

 

ただ、「私の奥をわかってくれている大人」がいてくれたことは私の人格形成に非常に大きかったと思います。

 

あの頃、その先生がいなかったらもっと捻くれていたかもしれない。

いつでも正論ではなくて、わたしの「正しい」を尊重してくれた人です。

 

これはちょっと父親にも似ていて。

 

そういう大人じゃないと馬鹿にしてしまうという私も悪かったんですけどね。

 

若気の至りです。

 

というわけでK先生はもう天国に行ってしまわれたけど私の人生において、非常に大事な方でした。

そんな事件を忘れていたなんて・・・。衝撃だわ。

 

先生に会いたいな。

 

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この作業の間にたくさんのことを思い出した一環でした。

 

どんなに孤独でも悩んでいても、一人だと思っていてもターニングポイントでは必ず誰かが手を差し伸べてくれたなあと思い出している。

 

もう差し伸べる側にとっくになっているけれど。

 

なんてしみじみ・・・。

 

 

 

 

 

 

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