2月4日(日)京都リングマルシェ
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お久しぶりです！！
京都リングマルシェ、久しぶりの開催となります。
関西地区、いやもっと遠くても「気になっていたわ〜〜」という皆様、是非是非ご参加くださいませ。
今回は三条のホテルのお部屋開催となります。
リングマルシェに関してはこちらをご覧ください
藤衣です。
昔はよく毒舌だと言われました。
けどね、気づいたんだけど最近私のことを毒舌って言う人がいなくなったんです。
それに気づいたのは昨日のこと。
みんなで話していて「本当にはっきりものを言うよね〜〜」というような表現をされたのだけど、毒舌とは言われていない。
ていうかね、私は毒を吐いてない。毒付いてない。
毒付く時は自覚があるからまどかちゃんとか限られた人にだけ吐く時は吐きますが、普段は決して毒なんて吐いてない。
ただ「思ったことをそのまま言っている」だけなのです。（もちろん相手を傷つけない配慮はしていますよ）
そもそも、私は今、プライベートでは自分が心許せて信用できる人以外とは会わないから、オブラートに包んで耳心地の良いことや婉曲な表現を使う意味がない。
そういう会話をしていると新しい理論が生まれたりする。
忌憚ない意見というのはいつだって何かの引き金になるから。
置きが長くなりました。昨日の話で忘れたくないと思ったことです。
「わかる」「できる」が一体どのレベルでなのか？はいつだって検証しようというお話です。
例えば小学生が「わかる！！」「できる」と言ったとして、それはそのレベルで「お利口だね
」と褒められるわけですね。
では大学生が、小学生レベルの「できる」を褒められたらちょっとイラッとしないでしょうか？
掛け算ができる大学生に「お利口だね」「すごいね」ってこれ、完全にバカにしてるでしょ。
反対に小学生が「わかる」「できる」と喜んでいるのは、言ってみたら小さな円のなかで踊っている感じです。
人は、大学生までの間にその円を大きく育てていくわけですから、大学生からすると「かわいいなあ」ということにはなるけれど、小学生の円は彼らが圧倒的に覆ってしまっているわけです。
ただこの例では小学生VS大学生という年齢差がありますが、実際はこれが大人同士に起こるのが怖いところ。
小学生が「できる〜〜」と言って鼻高々のレベルは、大学生からするととっくに超えているわけで、もっともっと高みの悩みを抱えていたりします。
これはどんな分野でもそうですが、新しくその知識を身につけた時、世界がぱ〜〜とひらけた感じになって何もかもわかった気になってしまうタイミングが人にはあります。
先日読んだある本で「ファッションモデルが何かの知識を齧り、いきなりその世界の専門家のように振る舞うようになったのを見て、専門家たちは恥ずかしいと感じるが、新参者は全てを知った気になってしまっているから怖いものがない」というようなことが書いてありました。
要するに、奥深い世界を知っているからこそ「できる」「わかる」を易々と言えなくなってしまっている層がいる一方で、知らない世界から飛び込んできたニューフェイスは「できる」「わかる」のレベルが非序に低い・浅いというお話です。
これはどの分野でも言えること。
ちゃんとことわざがありますねえ。
実るほど頭（こうべ）を垂れる稲穂かな
だからこそ大人は、「わかる」「できる」というのはレベルがあるということを常に理解していないと、恥をかくことになるのです。
ということはどうしたって謙虚さが必要なのでしょう。
私が知っている限り、その世界の第一人者というのは非序に謙虚です。
まさに能ある鷹は爪を隠している状態。
ドヤった瞬間にどこかで失笑が起きるということを肝に銘じておかないといかんなと改めて身を引き締めました。
