ご自愛とご機嫌と。 | 明治神宮前 あなただけのスペシャルジュエリーを。

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藤衣です。

 

こんばんは。

 

 

先日、「香りとホロスコープ」のイベントで光銭晃子さんについて書いていた時に

本当に共感したんだけど「ご自愛」って本当に大切だなあとしみじみ。

 

歩きながら。

 

お風呂に入りながら。

 

ドライヤーで髪を乾かしながら。

 

ミシンかたかたしながら。

 

ワイン飲みながら。

 

電車でもジムで走っていても寝る前でも・・・

 

これについて考えている最近の私。

 

どうしてかというと、

 

ご自愛がうまくできなくて「愛をくれー」という他力本願の人に

出くわす&出くわした人の話を聞くことがここんところ多いったらない。

 

ま、引き寄せでしょうね。

 

焦点が当たっちゃっているからあぶり出されるように目につき、耳に入ってくる。

 

そして私自身にとってもきっとテーマの一つなのかもしれませんねえ。

 

というか結婚して以来、これをテーマに生きてきたかもしれない。

 

 

ちょっと昔の話をすると、結婚してすぐに子供が生まれ、わけわからんうちに

子育ての渦に飲み込まれた私はまだ26歳。

 

一年ちょっと前までOLやってたんだからシフトできなくて当たり前だったよねえと

今なら思う。

実家も遠く離れており、頼れるのは夫一人。

 

しかしその頼みの夫は激務に追われ、夜中まで帰ってこないし週末も仕事に行ってしまう。

 

で、当の私はといえば車の運転すらしなかったもので

全て夫に頼っていたのです。

 

買い物も週末にまとめて夫と行こうと当てにしていたものだから

仕事と聞くとその落胆ぶりは半端なく、泣きたくなるくらいだった。

 

ついでに新婚の時は遠く離れた田舎に住んでいたので友達もいなかったし

「ママ友」という戦友もいなかった。(周りに若い人もいなかった)

 

今みたいにインターネットもなかったし、考えると相当孤独だったなあ。

 

そんな中である日、夫の仕事の都合に頼って気分がアップダウンするのに

突然疲れてしまったんです。

 

その日から泣きわめく長女をチャイルドシートに乗せてペーパードライバーの猛特訓。

 

そこから私の快進撃が始まったんです。

 

どんな場所でも一人で子供連れて行く。

毎日、買い物袋とベビーカーと子供を抱えて階段を登る。

当時アマゾンがあったらもっと楽だっただろうなあ(笑)。

 

週末も夫がいないならば子供と遠出して動物園でもディズニーランドでも

遊びに行ってしまえ〜とあちこちに行くようになりました。

 

その経緯で今の私があるわけで、みんなに自由だとか好き勝手させてもらってて

いい旦那さんねと言われますが、その根底には孤独で、頼れなくてとても苦しかった

子育て時代の学びが脈々と流れているわけです。

 

私自身が私の機嫌を取らない限り、一生ご機嫌にはなれなかったであろう生活だったので

切り替えも早かったですね。

 

そうこうしているうちに、孤独ママ友チームができてきて、子育てがとても楽しくなったのを

思い出します。

いつの時代も頼みの綱は友人でした。

 

新婚時代から夫に期待しても始まらないと悟ったために、

ご自愛に関してはもうプロかもしれない。

機嫌取りもプロかも。

 

でも。

 

どれだけ嫌なことがあっても数時間後にはご機嫌になれるようなスキルを身につけられたのは

夫のおかげかもしれないと思っています。

 

もし彼がとても甲斐甲斐しく子育てに参加してくれて、私にも至れり尽くせりな夫だとしたら

私はこんなに育っていない。

 

確実にここまで自立させてくれたのは親ではなく夫かもしれません(ディスってないからね)。

 

 

 

そんなわけで、どうしても他責の精神で話す人が苦手です。

 

100%自分原因説で生きている人としか心を通わせられず。

 

他責ばかりを繰り返す人や「私を見て」「私をもっと持ち上げて」というオーラは

ご本人以上に相手に伝わるもので、意外と本人は気づかないものです。

 

仕事柄たくさんの方にお会いしますが、こうしたオーラがとても苦しい時があります。

勝手に私がキャッチしているだけなので、誰が悪いわけでもない。

でも実際にそういう「愛をくれ」というオーラは存在するんですよねえ。

 

で、なんでこんなことを書いているかというと

今日のランチ会がとても心地よかったー。

 

皆さんがご自愛さんでご機嫌さんで、そしてそれをやろうと日々自己責任で努力しているんだな(意識的にせよ無意識にせよ)と思うんです。

 

これを平たくいうと「オトナ」というのでしょうかね。

 

ご自愛のできる女性って年齢を重ねるごとに素敵になっていく気がする。

 

逆もまた・・・。

 

誰かに認められなくても、誰にも注目されなくても

ご機嫌で幸せを感じられるようになると

認められたり注目されたりするのかも。

 

なんとも皮肉なparadoxですな・・・。

 

長いつぶやきでした。