参加者情報などのご紹介記事のまとめです。
藤衣です。
PCが手元に帰ってきた。
というわけでようやくもりもり書く気になりました。
日々、いろいろな方にお会いして、お話を伺うというのがメインのジュエリー屋っていう風変わりな仕事をしておりまして、「はい、売った〜。毎度!」って感じではないのが現状。
お客様の人生のシーンをシェアさせていただくことがとても多いのでたくさんの気づきがあるのがありがたいです。
わたし自身、OLとして社会に出ていたのがわずか3年。
会社員としての経験は非常に浅いのですが、OLさんの日常を聞かせていただく機会も多く、みなさんそれぞれの悩みや楽しさ、会社員であることで起こる事件なんかを興味深く伺っております。
で、そういうお話って時期・時期で傾向があるのね。
いまはタイトル通りで、「戦う」ということについていろんな方の口からいろんなパターンの戦いを聞いております(笑)。
シンクロしてますよー。あまりに重なったので覚え書き的にまとめておきます。
わたしは人間て、年々「錬れる」って思っていたのね。
年とともに人格が完成して、達観した立派な大人になるんだって思い込んできた。
けど最近わかったことは、人って年とともに自我が強くなるし、「こういう傾向があるなー」って性質がデフォルメされてきて、アクも強くなるんだなーってこと。
「錬れた大人」ってのは元々の質とその人の精神的鍛錬によるものが9割で、年齢のせいではないと悟る・気づく・諦める今日この頃。
鍛錬して錬れた大人に囲まれるならばすっごく素敵ですが、我だけが育ったおっさんやアクの強いおばさんに囲まれた会社員生活ってきっついわ。
だって休日以外は顔をあわせるわけですからね。
OLさんのお話はそういう環境での不幸な事件がたくさんある。世の中にはいろんな人がいるんだなーってひたすら感心??するしかない。
不当な扱いを受けたから。
失礼なことを言ったから。
許せない態度で接してきた。
あいつ仕事できないし。
ストーリーがそれぞれ面白いから書きたいけどキリがない。
で、自分の尊厳を保つ為、戦う。
ですが、どうやら戦って倒しても敵は次にも控えているのです。
だからいつも戦っている。
ゲームみたい。倒しても倒しても新たな敵がやってくる。
で、おきまりのセリフがあって「どいつもこいつも・・・」ってなるわけだ。
昨日もストーリーは違えど、お客様からそんな話を聞きました。
確かに大変そうだったー。
ただ、お気に入りをひとつ、腕につけた途端、なんていうんだろ??
フワーって溶けるみたいな感覚で彼女の抱えている怒りが溶解した感じ。
うっとりして、ぽわーんとして、ただただブレスを見つめている彼女を見て思ったことがあって。
過酷な環境にいて理不尽な思いをすることもたくさんあるかもしれないけど、
やっぱり自分を満たす以外、解決策はない。
きっと戦うに至るまで、我慢したり悩んだりするだろうから、そのプロセスで相当痛んですり減ってると思うのね。
で、話の通じない相手と戦ってまたすり減る。
おそらく、戦うまでに至る相手って、わからんちんだから戦わざるを得ないわけで、話してわかる奴ならば戦わずしても理解し合えるのではないだろうか。
そんな相手に力を注ぐのって癪。
目の前起きている問題って、自分をたっぷりと満たしてあげると解決してしまうことって意外と多いものです。
その一点(問題)に囚われてしまっている場合、できることなら一旦離れてみるといい。
「それって現実逃避じゃん」って思うかもしれないが、リスペクトできない相手と同じ土俵で戦うほど無駄なことはなく、一度場外に出て、自分がうっとりしたりご機嫌になったりすることにその怒りのエネルギーを変換してみるといい。
これが思いの外効果的なのですよ。
怒りのエネルギーってすごい勢いだから、もしそれを学びや自己啓発なんかに向けたらすごいことになる。
そうこうしているうちに問題って解決してるかも。
というよりも「なんでわたし、あんなことでずっと悩んでたんだろ??」ってなる場合もある。全てとは言いませんが。
ローズクオーツなんかについて書くときによく「自分を満たす」というフレーズを使いますが、まさにそれですね。
だからきっと敵は相手じゃないんだなー。
自分の中に巣食うなにか・・・。
それをクリアにできるようなご機嫌アクションをいくつ持っているかによって、錬れた大人になるか、ただただ我の強い大人になるのかの分かれ道のような気がしてならない。
個人的には戦って勝つよりも、どんな環境でも自分が常にご機嫌で居られることが大切だと思っているのです。
一生懸命に力を注ぐ相手が、大嫌いな相手じゃなくて自分でありつづけたらいいな。などと思う土曜の朝。
今日はこれからもう一度寝るか、朝風呂に入るか迷い中。
幸せな悩みである。。。