65歳高齢者を超えてからの仕事体制どうする… | スローライフでCMプロダクションinとっとり

スローライフでCMプロダクションinとっとり

テレビCM専業のワンマンオペレーションプロダクション。
クロマキースタジオ、ロケ車、特殊効果編集、NA録音、完パケ製作。
趣味が仕事なのか、趣味を仕事にしているのか曖昧。好きなことやって金儲け。
そんな仕事的コラムはかなりマニアックだったり…

2004年45歳から鳥取でローカルCMの制作を自営で始めた。

その前は大阪で3DCGプロダクションを1985~2003までやっていて後半では実写取り込みの合成編集などにも広げていたのでUターンしてからのCM制作に役立っている。

 

40代後半と言えど気力体力はまだあったのでロケ撮影にワンマンオペレーションで出掛けていた。

好奇心の方が強かったのでオーバークォリティーの機材を持ち込んで自己満足でやっていたのだが、さすがにロケ終わりの疲れは相当なもので数日やる気が起こらなかった(*^_^*)

 

コロナのタイミングもあり60歳くらいからほぼロケには行かなくなった。

外注できる若いカメラマンが出てきたのも理由の一つ。

開業当初はライバルが無かったので仕事が集中していたが、逆に外注出来ないプレッシャーもあった。

今は、面倒くさい仕事が来ると「うちは向いてないので他当たってください」などとお断りしたりする。

分単位の映像編集などは最初からお断りしている。

 

では今何が出来るのか?

ありがたいことにレギュラースポンサーが20年近く続いているものもあり、モーショングラフィックス系のPCで完結するCMが8~9割になる。レギュラー物だと手間をかけた本編をベースに部分改定といった形式で長年続いているものも多い。

こういった改訂物はベースが自分のところにあるので簡単に他社に移行出来ないというメリットはある。

単発物でもほとんどがモーショングラフィックス系で、ロケ撮影スタジオ撮影物は数パーセント程度しかない。

 

編集物だけでもそこそこの売上があるので今のままでもいいのだが、刺激が欲しいと思うわけで、スタジオ撮影物がもっと増えて欲しいと思うわけだ。

今までも何度かモデルを含めた売り込みなどをやったことがあるが、ほとんど空振りだった。

代理店のセールス方式として企画持ち込みよりスポンサーからの依頼で企画するというパターンが多いようで、なかなか費用の掛かる撮影物の企画が浮上しないという構造のようだ。

 

65歳、ロケはきついがスタジオ撮影はほぼ常設なので体力はあまり使わない。

人もたくさん来るし、美女の撮影などは楽しい(*^_^*)

もっとスタジオ撮影を増やしたいのだが、どんな方法があるのか模索中である。

レンタルスタジオのように勝手に使って下さいという形式は好きではない。機材はやはり自分で管理したい。