きのうの続き 【レンズ選択理由】 | スローライフでCMプロダクションinとっとり

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テレビCM専業のワンマンオペレーションプロダクション。
クロマキースタジオ、ロケ車、特殊効果編集、NA録音、完パケ製作。
趣味が仕事なのか、趣味を仕事にしているのか曖昧。好きなことやって金儲け。
そんな仕事的コラムはかなりマニアックだったり…

あれこれと選んで行くとキリがないので特徴のあるレンズに理由を付けながら選んでいく。

■高倍率ズーム SONY E18-200mm F3.5-6.3 OSS
レンズ交換の時間がない時ENG的な機能を持ったこのズームが便利。
コンパクトなので口径は小さく開放値が暗いのでパンフォーカス的な映像を撮ったり電動ズームを使った撮影、またAFと手振れ補正があるので手持ち撮影などもやりやすい。
当初この分野はXF305と2台体制でと考えていたがレンズだけだと荷物も少なくて済むのでこちらにした。また1つのカメラの方がトーンが揃う。

■大口径レンズ SONY 50mmF1.4 SIGMA 85mmF1.4
今までENGではなかった世界。
開放絞りでかなり浅い被写界深度を得られるレンズ。
人物撮影の際、背景に写り込む景色をぼかして整理したいときに使う。
また古民家、飲食店内など暗いけど地明かりを活かした撮影をしたいときに。

■超広角レンズ Tokina AF11-16mmF2.8 SONY用 E16mmF2.8+魚眼コンバーター
ENGではショートズームやワイコンの分野。
11-16mmはズーム倍率が低いが低歪率でCPの高いレンズ。このクラスでは明るいので室内の地明かり撮影にも使える。
放送用ショートズームは200万以上するがこのレンズは\51,800!
魚眼はお遊びレンズ。ENGレンズの魚眼コンバーターよりお手軽。

■マクロレンズ SONY 50mmF2.8 Macro
一般のレンズは寄れても範囲10cm程度が限度でズームだとレンズの色収差などが出てくる。
このレンズだと20cmの距離で範囲2.4cmまで寄ることができる。
スタジオでの商品撮影に必須レンズ。

■キャノンレンズ EF-S10-22mmF3.5-4.5 EF-S17-55mmF2.8
KIPONの絞り付きマウントコンバーターで取り付けることができるがレンズ本体の絞りは使えない。
せっかくEOS用に購入したレンズなので使ってみることに。
17-55mmF2.8はポートレートに最適なズーム画角なので単焦点F1.4ほどボケが必要でない場合はこちらの方が使いやすい。

と、まぁこんな感じだ。
今後これにシフトレンズなんかも加えてみたい。
実際のウチの作品作りからすると出番の多いレンズは50mmF1.4、85mmF1.4あたりか。その次は高倍率ズーム、超広角ズームといった順。まぁ企画によるが。
そのうちレンズの画質差が気になるようになればプライムレンズなんかも欲しくなってくるかもしれない。