スタジオ機器の充実計画 | スローライフでCMプロダクションinとっとり

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テレビCM専業のワンマンオペレーションプロダクション。
クロマキースタジオ、ロケ車、特殊効果編集、NA録音、完パケ製作。
趣味が仕事なのか、趣味を仕事にしているのか曖昧。好きなことやって金儲け。
そんな仕事的コラムはかなりマニアックだったり…


ふじのんの気まぐれコラム


NEX-FS100はまだ諦めたわけではないが周辺機器が出そろうのにまだ半年くらいはかかりそうな勢いなので今年の設備投資計画に入るか微妙になってきた。

そこで今まで使用頻度が少なく導入を躊躇してきた機器を再浮上してみる。

まずはターンテーブル。
今まで零号機、初号機と紹介したことがあるターンテーブルだが昔作ったモーションコントロールカメラのステッピングモーターと簡易コントローラーで作ったお手製のもので精度は高いのだが重量物が乗せられない、コントロールが非常にやりにくいということで今はコントローラーを外してしまって使えない状態だ。
今はカメラのオイル雲台を利用して手動ターンテーブルが活躍している。
以前調べた時、市販品のターンテーブルは30万円ほどしていたので購入は検討外だったのだが久々に調べてみるとローコストのものが出ていた。
映画機材専門のシネマックスでは搭載15kg回転速度7~38秒の機種が\195,000。
シグマプラニングというディスプレイ用のターンテーブル作っているメーカーから安いものが出ていた。搭載3kg 1~3rpmで\31,500。搭載7kg 0.5~7rpmが\99,750である。30kgだと¥157,500。
何を乗せるかだ。さすがに30kgの被写体は思い当たらない。
大は小を兼ねるとはいえ金額も大事だ。
3kgなら人形類とか小型の商品がほとんど乗せられる。
ただ直接ターンテーブルに乗せられるものならいいが一回り大きな台を乗せてからその上に商品となればその台の重さも加えなければならない。
となればやはり7kgバージョンが必要か…
このターンテーブル、ケーブル付きだがリモコンが付いており正逆回転、スピードコントロールができる。

もうひとつはプロンプターだ。
CMの撮影なら短いコメントなのでだいたい覚えてくれるのだがVPなんかになると覚えられるようなものではない。
かといってカンペをカメラの下や上に置いてもどうしても目線がずれて気になる。
プロンプターもピンキリだ。高いものは文字表示のパソコンもセットになったものまであり30万円以上する。
ここにある写真のタイプは紙の原稿を上に置き太陽光や天井照明の明かりで透過した逆文字をハーフミラーで写すという非常にシンプルなものだ。
これの小型カメラ版は\92,400と他に比べるとリーズナブル。

そんなわけで以前見ていた価格よりずっと安いものが出てきたので購入を検討中である。