まあ、言うだけ言っとくわ。 -4ページ目

まあ、言うだけ言っとくわ。

音楽、スポーツについて、おっさんにもいわせろ!

ああ、もう明日開幕だ!

新たなシーズンが始まるまえに、あわてて去年の総括を勝手にするー!


去年は、先ずシーズンが始まってから、ああ、こういうメンツでやるんだって・・・

結局はこの人集めの時点で良かったと思うんです。 

J1昇格した事で取り上げられた江尻さんの手腕。

飛び道具的な外国人選手を入れたりはせずに、 J1のチームから堅い選手を集めたっていうか・・・

まずは、見事にJ2のベスト11にも選ばれた名古屋から来た宮原。もう100点満点のか活躍、いや、115点くらいの活躍、つまり当たり前のことをやった上でさらにググッと攻める力をみせてくれた。

横浜FCから来た斉藤。さらに福岡から来た北島。

シーズン当初から試合に出ていた彼らは、J1ってこんな感じだよ、このくらいやるよ、という雰囲気を出していた気がする。

さらに鹿嶋から来た林、出戻り?の染野。常勝軍団鹿島じゃあ、最低でもこれくらいやるよってかんじを醸していた。

更にさらに、シーズン終盤に本当に救世主として現れたようなセレッソから来た中原。もう、銅像建てよう!


10年くらい前なら、J1はちょっとキツくなってきた30過ぎの選手が都落ちしてくる、というパターンが多かった気がするけど、今はは現役バリバリ、いいお年頃の選手じゃないと通用しないんだろう。

さまざまな事情はあるだろうが、彼等移籍組は、ある意味J2に「個人降格」してきたのだ。

そして彼等のパワーの源には、「J1に戻るぞパワー」があったはず。

ヴェルディのトップチームにいるアカデミー出身、ユースあがりは、どんなに将来を嘱望されていても、所詮J1童貞なのだよ。

移籍組はそこに、はい、J1でやるならこんだけやらないとダメよ、てな雰囲気を大いに示してくれたと思うんです。

結局はそんなに試合には出なかったが、長谷川の存在は大きかったらしい。選手がそう言っていた。
なんせ川崎でJ1優勝、横浜FCで優勝、昇格を経験してる。あやかりたい選手No.1!ジェフ戦でのゴールも値千金!

マテウスだって、なんという巡りあわせか、来日したセレソンの練習に参加することとなり、そこから世界が180度変わったと言っている。

トップの選手の匂いをたっぷり吸い込んだんだろう。今年のマテウスはホントに見ていて自信を持ってプレイしいるようで、安心して見ていられた。

そのマテウスを最後の砦にした堅守のサッカーで勝ち点を積み重ねて来たわけだけど・・・

なんか、「堅守」とか、配信の解説でも言うけど、長年のファンなら、どのチームの話をしているのやら?って。

でも下がってガッチリ守ってカウンター、ではなくて、獲られたら直ぐ獲り返し前へ繋ぐ、それを徹底していたのは一眼で判りましたよね。

いや、もう他のチームも同じく素早い攻守の切り替えをするチームがほとんどで、そこはもうスタンダードで、お互いに隙を与えない攻守を繰り返す、これが出来ないチームはどんどん沈んでいきました。

やっぱり負けないサッカーが結果を出すのでした。そして魔法の戦術は、やっぱり無い。

私、このブログでもずっと書いて来たんですけど、より寄せる、当たる、より走る必要があると!

城福監督曰く、あと靴1足分寄せろ!と。

そういうことの連続で、ボールを自陣から遠ざけ、相手陣内に入っていく。


そして、やっぱり、なーんか雰囲気変わったよなぁと思えるのは、誰も明言はしてないけど、つまりは「脱 読売クラブ」したんだと思いますよ。

名門、古豪、かつての栄誉のことをすぐ言われるけど、それを知っている年代には逆に足枷になっていたでしょう。

結局、運営側も、現場のほうも読売色を意図的だがどうだか分からないけど、それを無くしたんでしょう。

外様の江尻強化部長。かつてライバルチームにいた城福監督。

元の読売クラブの周辺の人たちも、あえて距離をとっていたように思ってたんだが・・・

実際、元監督である柱谷幸一、J2に導いた張本人なんだけど、ずっとヴェルディの試合が見れなかったと告白していた。



しかし、だからこそアカデミー出身の森田をキャプテンに据え、その魂だけは受け継いでいるよと、したんだろう。

アカデミー出身のエースと呼ばれるような選手が次から次へと出て来ては、J2沼から抜け出せないチームから他のチームに移っていきました。

森田にしたら、おそらく誘いはあったかと思われますが、ヴェルディに残るとなって、チームの運命を託される、たまたまそういう「お鉢が回って来た」のかもしれない。

そういう立場に立って成長しただろうし、以前は髪型をちょいちょい変えたりして若者らしかったのが、もう髪型とかテキトーでいいからサッカーに集中!っぽいかんじだし、何しろ結婚したんだよね。



で、小池純輝、梶川諒太は昨シーズン限りとなりましたが、ここに来るまでの彼等のチームに対する貢献は計り知れないものがあります。

彼等に限らず、J2暮らしだったこの十数年、チームに在籍していた選手には感謝したいですね。

なんせ、J3が出来てからは「降格」という引力が生じ始めました。

ズッ友だと思っていたJ2仲間達がJ3に行ったっきり戻って来なくなり、一度J1に行ったチームさえ、あれよあれよとJ3まで足を引き摺られていく姿を見てきました。

ヴェルディは良くも悪くも万年中位を維持していました。そのことすら近年ではとても難しいタスクになってきました。

それは日本のサッカー全体のレベルアップによって底辺からの突き上げがより強くなったということだと思います。

だからこそ、沈むことなくJ1昇格のチャンスが得られたのは、今に至るまで在籍していた選手全てが繋いできたものであり、その全ての選手を労いたいし、感謝したい。


いつものシーズンなら、もう当たり前のように、活躍した選手ほど上のカテゴリーに引き抜かれ、個人昇格していった。

今年、ようやくチームで昇格するのだよ!

これで移籍交渉は違ってくるよな。ウチに残ればJ1でサッカーできまっせー!と。

ウィンドウは3月末まで開いているそうだが、ほぼ更新、移籍が決まり顔ぶれは揃った。

他チームから獲得した選手は、うーん、よく分からん。サッカーをよく知る人でないとピンとくるような名前は無い。

もちろん?大物の名前もないし、外国人の名前も、今のところ出ていない。

が、そこは適材適所の人材を引っ張ってきているんだろうと信じてますよ。それは昨シーズンの結果を見ればね。

でもルヴァン杯があるし、天皇杯もあるし、やはり余裕でターンオーバー出来る体制は整えたい。

分かっていることは、平均年齢が低い、若い、ということ。

そして、やっぱりそんなに金は無え~、ってこと。

てことで、やっぱり金、ですかねー。

J1に上がったし、なんつったって東京のクラブなんで、ポテンシャルはあると思うので、どっかのスポンサー様宜しくお願いしますよう。

お金が集まるポテンシャルを高めるためには先ずチームの勝利だと思います。

昇格プレーオフ勝利、その直後に、エレベーターチームになってはいけない、優勝争いをするくらいじゃないとダメだと釘を刺した城福監督が引き続き指揮をとることになりました。

まずは今までやって来たことの踏襲。負けないサッカー。しかし、それプラス勝ち点3をとれるサッカーというのを目指すのだとは思うのですが・・

城福さんはそもそも日本のサッカー全体を見据えている人で、東京のチームであり、老舗のヴェルディがJ1に存在し、躍動するすることが好ましいと考えているようです。






城福さんが、なんかのインタビューで、サッカー選手なら、あの国立のプレイオフのように、5万人の前でサッカーをやりたいと思うべきだ、と。
5千人くらいのお客さんで、ま、こんなものかなと、小さく収まっている選手の雰囲気を感じたみたいだ。

多くの集客を望むなら、先ずは勝つ、そして魅力的なサッカーをする。

でも気持ちだけではだめだし、サッカーの戦術やらばかりに固執していてもダメだし・・・やることはたくさんあるけど、ひとつひとつやるしかないのだ。

奇しくもJリーグの秋春制への移行が発表され、今後の活性化が期待される中、勿論ヴェルディもその波にのりたい。

アジアカップで分かったけど、アジアのサッカーのレベルアップと盛り上がりがJリーグにも波及してくると思われる。

さらに言うと、今、代表チームの躍進で、リーグも注目されているバスケットボール。その他、ラグビー、バレー、卓球など、国内リーグを楽しもうという流れがある気がする。

Jリーグも、以前にヴェルディがいた時代のJ1の雰囲気とは違ってくるかも。

奇しくも、今シーズンはJ1に3つとなった東京のチームが、連名で多摩地区自治体と協力して東京のサッカーを盛り上げる旨のメッセージを打ち出しました。

先ずはお互いにつまらないいざこざは起こさないようにして、サッカーで、日本代表よりもJリーグで、東京の街を盛り上げたいですね。


昇格はしたものの、ずっと実感が湧かなかったんだけど、開幕戦、VS横浜マリノスat国立競技場と聞いて・・・

うおおおおおおおおおおおおおおおーーーーっ!

と、ついに実感した!

来た、J1だあっ!

ま、わたし、その日行けないんだけどね。ズコー!


ん、なになに?マリノスは既にACLやってるって?

スタメンは・・・ほう、渡辺皓大、加藤蓮、ポープ・ウィリアム・・・そうかっ!

うおおおおおーっ!待ってろ!お前らーーーっ!

あれ?畠中慎之輔はケガだっけ?



千駄ヶ谷の駅を降りるとすごい人で・・・ああ、東京体育館で柔道があるらしい。そっちにいっぱい流れていく・・・?いや、国立競技場のほうにも山ほど人が流れていくなあ。

うわあ、やっぱこの大一番、さすがに人多い。

うんこしてたりして、国立到着が13:30ころになってしまい、そこからグッズ売り場に並び始めたんだけど、ん~、これはちょっとヤバそうだなと思い、自由席なんでね、もうスタンドに入ろうと列を外れて場内へ。


上層の自由席に入って先ずびっくりしたのは、向かいに集まっている清水サポの多さだった!

事前の情報では2万席設けたビジター席でも足りない!と清水サポからブー垂れられてたらしいが・・・

ほんで、ホーム側自由席はキックオフ20分前で既に9割埋まっていた。

私は、ぼっち観戦のお兄さんの間に空いた1席にねじこませてもらった。

ちなみに、最終的に観衆は53000人ほど。J2新記録だとか。メインスタンドはガラガラだったけどね。


清水のサポーターは圧倒的だった。声が大きい。

ヴェルディの選手紹介の段から激しくブーイングする。試合中も、チャントの声も大きいが、いたるところですぐさまブーイングをする。ヴェルディのバックパスとかでね。

私が座っていたバックスタンドはヴェルディのホーム側ではあるが、声援はほぼなく、レプリカユニフォームを纏っている人も少なく・・・つまり一元さんが多いのだろうと思った。

もちろんヴェルディだってゴール裏に集って大声を出しているコアサポーターはいる。でもコアなサポーターという意味では清水の方が多かったかもしれない。

今回興味本位で初めて来たかもしれない、この、たぶんニュートラルな人たちをなんとかヴェルディ側に取り込まなければ!


試合は、ああ、やっぱりか、清水の選手はパタパタ倒れる。ちょっとあたると倒れてファールだと訴える。

清水が1点先行した後に、さらにこのことが増していく。

各所でパタパタ倒れて、ホントに痛がっているのかどうかはわからないけど、そのたびに医療班を入れろ、いや、やっぱり大丈夫。みたいなことで時間を浪費していく。

そうやって、なんとなく清水のペースにもちこもうとするところをヴェルディはイライラせずに冷静に対処していた。

最終的には、そうやって自分たちが引き延ばして出来たアディショナルタイムに清水はやられちゃったワケだ。


清水の前線の選手は派手に倒れるので、PK獲られるのが怖かったんだけど、実際はPKもらう側になった。

染野が倒されたシーンはファールか否かという騒がれたけど・・・

現場で見てたら、バックチャージではなかったし、レフリーは即座にペナルティスポットを指さしたから、足を削られた、ボールにはいってないと明確に判断できたのだろう。VARもあったらしいし。

染野が自らファール貰いにいったという意見も。100歩譲ってそうだったとしても、それも技術で、つか、清水の選手はこの試合を通しておなじことをしていた。

あそこでスライディングする必要はない、という意見が多かったが、私ですらそう思う。

でも、もっとガンガン行けよ!っていう監督の考えが植え付けられた結果の、この土壇場でのプレイだった気がする。

以前のブログに書いてたんですけど、シーズン最初の対戦で私が指摘していた、清水のちょっと行きすぎなプレイ。果ては自滅するでしょうと予感してたのが、たぶんこの結果なんだろう。


話は前後しますが、清水にPKを与えてしまった場面。

現場で遠くから見てたら、誰かが倒れることもなく、審判がペナルティスポットを指さすので、ああ、ハンドだろうと分かった。

実は私は誰がハンドをとられたのか試合が終わるまで知らなかった。

森田がハンドをとられたと知った時、まあなんと因果な!と。

これで、キャプテンがハンドをとられてJ1昇格逃しましたとさ、てな結果だったら、なんともやりきれなかっただろうな。

でも、今日会場にいた何万人もが、そういうストーリーになるかもって思っていたでしょう。

それがアディショナルタイムに同点に追いつくってねえ、ああ、しんどいわ。

配信で確認したらアディショナルタイムは8分あったんだね!


試合終了のホイッスルが鳴って、勝ったってことは承知してるけど、あ、勝ったわけじゃあないか、引き分けか。でもJ1昇格ってのは実感が沸かない。だから泣けるかんじではなかった。

それより、試合後にオーロラビジョンに映った、雄たけびを上げる全力さんの姿を見てグッときたよ!




まだ書き足りないけど、今日はここまで。


あ、あと、初めて新国立競技場に行ったけど、オリンピックに向けて突貫工事をした人たちに最大にリスペクトを送りますが、

とりあえず上層自由席、狭い。狭すぎる。階段も怖い。

よくこれでオリンピックで外国人呼ぼうとしたなあ。無観客でよかったかも。

で、手すりとかも腐食し始めてる。よーし、改修、改修。サカ専に改修!

来年は東京3チームでガンガン国立開催やって盛り上げよう!

日本代表は当分は弱い相手とゆるい試合しかしないから、これからはJクラブのビシビシの試合で東京盛り上がろう!



ヴェルディに関してしばらく書いていませんでしたが・・・

今、どういう状況か、重々承知です。

もうねえ、どっかから、試合の結果を見るのが怖くなったりして、一度マジでDAZN配信見るの拒否したですよ。


何か書いたり、言葉にするのすら怖くなった。

ここんところのプレイオフに関する記事も一切読んでません。


淡々とその日を迎えたい気持ちです。


チーム自体も一喜一憂せず、緊張の糸を緩めることは無いという雰囲気が伺えます。


今、私が、私たちが出来るのは国立競技場に集うことでしょう。


行ってきます!