まあ、言うだけ言っとくわ。 -2ページ目
またまた5万人越えの会場でやる事になったねー。
客席は真っ赤。しかし緑の小さなスペースからチャントはしっかり聞こえてましたよ。
対浦和戦。あー、あれはいつだったか、まだ昔J1のときの昔の国立競技場。
びっちり埋まった客席で、赤い塊が、統制のとれた動きで90分間絶え間なく応援していた風景を思い出します。
選手入場。わあ、外人選手、いっぱいいるー。
ん?そこのスキンヘッドの君!君は・・・チアゴ・サンタナくんじゃあないかっ!
もしかしたら去年の君のPK弾でヴェルディはJ2に留められていたかもしれなかったよ。
で、君はしれっと個人昇格していたんだねえ。さてヴェルディは、前半に得た木村優大の先制弾を持って、何とか後半途中まで上手くやれていた。
レッズはチームとして、あんまり上手く行ってないようだった。
そこで投入された興梠。いやぁ、こういう選手は、チームの戦術とか調子の良し悪しに関わらず、何とかしちゃうんだよなー。
そしてさらに、う~ん!ここで会ったが百年目!中島翔哉登場!
ほら、テクニシャン翔哉のギミックからスクランブルが起きちゃうんだよ。
結局ドタバタドタバタさせられて、PK献上。
あれって、PKになっちゃうんすね。
マテウス、コースは読めてたのに、惜しかった。
マリノス戦と同じく、終了間際まで勝ってたのに・・・
やっぱり、浦和が調子よくない中で攻めきれなかった、2点目が獲れなかった、ということが大きい。
PKに至ったことはしょうがないとしても、そこは相手の狙いでもあったわけなので、それを回避すべく・・・
ここで、もっとあらゆる手段で時間稼ぎをするべきだったみたいな意見があり、その・・・倒れ込んで痛いフリするとか・・・
そういう、もっとマリーシア的なことを・・・という話に城福監督はピシャリと意見したようです。
そういう時間稼ぎばかりしているようではリーグとして発展しないと。
ま、たしかに各チーム各試合でダラダラと時間稼ぎが増えれば、ああ、サッカーってなんかだる~いんだあ、ってなっちゃう。
競技は違うが、野球の世界でさえ、なんとかプレイとプレイの間の時間を短くして引き締まった試合を目指そうとしてる。
試合の締め方の課題は監督もよく分かっているようで、交代選手がゲームチェンジャーにならないといけないとか・・・
ああ、ちょっと前なら加藤弘堅とがいて、上手く試合をコントロールしてたかもしれない。今は若い選手ばかりだからなあ。
しかし、ポルトガル、UAE、トルコと、巡り巡ってついに古巣と対峙することとなった中島翔哉なわけだが・・・
振り返れば、翔哉を売りに出さなきゃチームが存続しないってな状況から、何とかようやくここまでたどり着けたよな!ヴェルディとしては。
これからも、当たり前にアカデミーから良い選手を輩出して、トップチームが当たり前にトップリーグにいることを望みます。 J2にはこういう濃いの青のユニフォームのチームってなかったよなあ。
正に相手は正真正銘、横浜Fマリノスで、そう、我々はJ1に帰ってきたのだよ!トレーニングマッチとかではないんだよ!トレーニングマッチを国立競技場ではやらんし!
結果的にはパンパンに身の詰まった内容の試合で、息つく暇もない、倒れても倒されても直ぐ起き上がってプレイ続行、審判への文句も最小限、変な時間稼ぎをする奴は皆無で、笑顔も無い!
ヴェルディ、J1で通用するかなあ~、とかっていう話はすっ飛んで、もう絶え間なく両者がせめぎ合っていた。
結局は小さな差が勝敗を分けた、これはヴェルディ寄りのポジティブな言い方になるけど、だからこそ勝ち点0は悔しすぎる。
前半、マリノスGKのポープがハンドを採られる。あれ、ペナルティエリアを出る必要あったかな?開幕、試合開始直後、古巣との対戦、とか、いろいろな事が頭をめぐり、焦ったりしたのか?
にしても、ポープ、マリノス正GK、と言っていいのかな?上り詰めたなあ。
ていうか、ポープ、あれ、ハンドっていうか、ファールじゃないのか!レッドカードじゃないのかあ!・・・じゃないんだって、のぐそ?DOGSOではないと。
あのボールの当たり所が数センチずれていたら、ハンドは採られずそのまま過ぎて山田楓喜のFKには繋がっていなかった。
後半にハンドを採られた河村慶人の肘がもうちょっと下がっていたら・・・
それによるPKで、マテウスの手があと数センチ伸びていれば・・・
このマテウスvsアンデルソン・ロペスのPK対決、面白かったねえ。
勝敗をわけたのは、数センチの小さな差が起因してのことで、でも差としては小さかったとポジティブにとらえたいが、結果は勝ち点0なのだ。
城福監督は、内容は良かったとは言いたくないと、うん、もちろん!結果、大事です。
でも、この内容は監督も選手も心に体に刻み付けたでしょうし、次の糧となったでしょう。
山田楓喜、松原健、両チームともゴラッソを見せてくれました。
山田楓喜、期待できそうですね。オリンピックでとられるかも・・・それ込みでの獲得らしく、理想はパリ五輪のメンバーになって、より成長して戻ってきてほしいですね。
この試合、多分現場は中途半端に小雨が降る状況だったと思うけど、こんだけの試合やってたらそんなの気にならなかったと思うよ。
こちらは配信で・・・え?・・・DAZN、また値上げかよー!
んなことで、ほんと、面白い試合しないと客が離れちゃうよ~! ああ、もう明日開幕だ!
新たなシーズンが始まるまえに、あわてて去年の総括を勝手にするー!
去年は、先ずシーズンが始まってから、ああ、こういうメンツでやるんだって・・・
結局はこの人集めの時点で良かったと思うんです。
J1昇格した事で取り上げられた江尻さんの手腕。
飛び道具的な外国人選手を入れたりはせずに、 J1のチームから堅い選手を集めたっていうか・・・
まずは、見事にJ2のベスト11にも選ばれた名古屋から来た宮原。もう100点満点のか活躍、いや、115点くらいの活躍、つまり当たり前のことをやった上でさらにググッと攻める力をみせてくれた。
横浜FCから来た斉藤。さらに福岡から来た北島。
シーズン当初から試合に出ていた彼らは、J1ってこんな感じだよ、このくらいやるよ、という雰囲気を出していた気がする。
さらに鹿嶋から来た林、出戻り?の染野。常勝軍団鹿島じゃあ、最低でもこれくらいやるよってかんじを醸していた。
更にさらに、シーズン終盤に本当に救世主として現れたようなセレッソから来た中原。もう、銅像建てよう!
10年くらい前なら、J1はちょっとキツくなってきた30過ぎの選手が都落ちしてくる、というパターンが多かった気がするけど、今はは現役バリバリ、いいお年頃の選手じゃないと通用しないんだろう。
さまざまな事情はあるだろうが、彼等移籍組は、ある意味J2に「個人降格」してきたのだ。
そして彼等のパワーの源には、「J1に戻るぞパワー」があったはず。
ヴェルディのトップチームにいるアカデミー出身、ユースあがりは、どんなに将来を嘱望されていても、所詮J1童貞なのだよ。
移籍組はそこに、はい、J1でやるならこんだけやらないとダメよ、てな雰囲気を大いに示してくれたと思うんです。
結局はそんなに試合には出なかったが、長谷川の存在は大きかったらしい。選手がそう言っていた。
なんせ川崎でJ1優勝、横浜FCで優勝、昇格を経験してる。あやかりたい選手No.1!ジェフ戦でのゴールも値千金!
マテウスだって、なんという巡りあわせか、来日したセレソンの練習に参加することとなり、そこから世界が180度変わったと言っている。
トップの選手の匂いをたっぷり吸い込んだんだろう。今年のマテウスはホントに見ていて自信を持ってプレイしいるようで、安心して見ていられた。
そのマテウスを最後の砦にした堅守のサッカーで勝ち点を積み重ねて来たわけだけど・・・
なんか、「堅守」とか、配信の解説でも言うけど、長年のファンなら、どのチームの話をしているのやら?って。
でも下がってガッチリ守ってカウンター、ではなくて、獲られたら直ぐ獲り返し前へ繋ぐ、それを徹底していたのは一眼で判りましたよね。
いや、もう他のチームも同じく素早い攻守の切り替えをするチームがほとんどで、そこはもうスタンダードで、お互いに隙を与えない攻守を繰り返す、これが出来ないチームはどんどん沈んでいきました。
やっぱり負けないサッカーが結果を出すのでした。そして魔法の戦術は、やっぱり無い。
私、このブログでもずっと書いて来たんですけど、より寄せる、当たる、より走る必要があると!
城福監督曰く、あと靴1足分寄せろ!と。
そういうことの連続で、ボールを自陣から遠ざけ、相手陣内に入っていく。
そして、やっぱり、なーんか雰囲気変わったよなぁと思えるのは、誰も明言はしてないけど、つまりは「脱 読売クラブ」したんだと思いますよ。
名門、古豪、かつての栄誉のことをすぐ言われるけど、それを知っている年代には逆に足枷になっていたでしょう。
結局、運営側も、現場のほうも読売色を意図的だがどうだか分からないけど、それを無くしたんでしょう。
外様の江尻強化部長。かつてライバルチームにいた城福監督。
元の読売クラブの周辺の人たちも、あえて距離をとっていたように思ってたんだが・・・
実際、元監督である柱谷幸一、J2に導いた張本人なんだけど、ずっとヴェルディの試合が見れなかったと告白していた。
しかし、だからこそアカデミー出身の森田をキャプテンに据え、その魂だけは受け継いでいるよと、したんだろう。
アカデミー出身のエースと呼ばれるような選手が次から次へと出て来ては、J2沼から抜け出せないチームから他のチームに移っていきました。
森田にしたら、おそらく誘いはあったかと思われますが、ヴェルディに残るとなって、チームの運命を託される、たまたまそういう「お鉢が回って来た」のかもしれない。
そういう立場に立って成長しただろうし、以前は髪型をちょいちょい変えたりして若者らしかったのが、もう髪型とかテキトーでいいからサッカーに集中!っぽいかんじだし、何しろ結婚したんだよね。
で、小池純輝、梶川諒太は昨シーズン限りとなりましたが、ここに来るまでの彼等のチームに対する貢献は計り知れないものがあります。
彼等に限らず、J2暮らしだったこの十数年、チームに在籍していた選手には感謝したいですね。
なんせ、J3が出来てからは「降格」という引力が生じ始めました。
ズッ友だと思っていたJ2仲間達がJ3に行ったっきり戻って来なくなり、一度J1に行ったチームさえ、あれよあれよとJ3まで足を引き摺られていく姿を見てきました。
ヴェルディは良くも悪くも万年中位を維持していました。そのことすら近年ではとても難しいタスクになってきました。
それは日本のサッカー全体のレベルアップによって底辺からの突き上げがより強くなったということだと思います。
だからこそ、沈むことなくJ1昇格のチャンスが得られたのは、今に至るまで在籍していた選手全てが繋いできたものであり、その全ての選手を労いたいし、感謝したい。
いつものシーズンなら、もう当たり前のように、活躍した選手ほど上のカテゴリーに引き抜かれ、個人昇格していった。
今年、ようやくチームで昇格するのだよ!
これで移籍交渉は違ってくるよな。ウチに残ればJ1でサッカーできまっせー!と。
ウィンドウは3月末まで開いているそうだが、ほぼ更新、移籍が決まり顔ぶれは揃った。
他チームから獲得した選手は、うーん、よく分からん。サッカーをよく知る人でないとピンとくるような名前は無い。
もちろん?大物の名前もないし、外国人の名前も、今のところ出ていない。
が、そこは適材適所の人材を引っ張ってきているんだろうと信じてますよ。それは昨シーズンの結果を見ればね。
でもルヴァン杯があるし、天皇杯もあるし、やはり余裕でターンオーバー出来る体制は整えたい。
分かっていることは、平均年齢が低い、若い、ということ。
そして、やっぱりそんなに金は無え~、ってこと。
てことで、やっぱり金、ですかねー。
J1に上がったし、なんつったって東京のクラブなんで、ポテンシャルはあると思うので、どっかのスポンサー様宜しくお願いしますよう。
お金が集まるポテンシャルを高めるためには先ずチームの勝利だと思います。
昇格プレーオフ勝利、その直後に、エレベーターチームになってはいけない、優勝争いをするくらいじゃないとダメだと釘を刺した城福監督が引き続き指揮をとることになりました。
まずは今までやって来たことの踏襲。負けないサッカー。しかし、それプラス勝ち点3をとれるサッカーというのを目指すのだとは思うのですが・・
城福さんはそもそも日本のサッカー全体を見据えている人で、東京のチームであり、老舗のヴェルディがJ1に存在し、躍動するすることが好ましいと考えているようです。城福さんが、なんかのインタビューで、サッカー選手なら、あの国立のプレイオフのように、5万人の前でサッカーをやりたいと思うべきだ、と。
5千人くらいのお客さんで、ま、こんなものかなと、小さく収まっている選手の雰囲気を感じたみたいだ。
多くの集客を望むなら、先ずは勝つ、そして魅力的なサッカーをする。
でも気持ちだけではだめだし、サッカーの戦術やらばかりに固執していてもダメだし・・・やることはたくさんあるけど、ひとつひとつやるしかないのだ。
奇しくもJリーグの秋春制への移行が発表され、今後の活性化が期待される中、勿論ヴェルディもその波にのりたい。
アジアカップで分かったけど、アジアのサッカーのレベルアップと盛り上がりがJリーグにも波及してくると思われる。
さらに言うと、今、代表チームの躍進で、リーグも注目されているバスケットボール。その他、ラグビー、バレー、卓球など、国内リーグを楽しもうという流れがある気がする。
Jリーグも、以前にヴェルディがいた時代のJ1の雰囲気とは違ってくるかも。
奇しくも、今シーズンはJ1に3つとなった東京のチームが、連名で多摩地区自治体と協力して東京のサッカーを盛り上げる旨のメッセージを打ち出しました。
先ずはお互いにつまらないいざこざは起こさないようにして、サッカーで、日本代表よりもJリーグで、東京の街を盛り上げたいですね。
昇格はしたものの、ずっと実感が湧かなかったんだけど、開幕戦、VS横浜マリノスat国立競技場と聞いて・・・
うおおおおおおおおおおおおおおおーーーーっ!
と、ついに実感した!
来た、J1だあっ!
ま、わたし、その日行けないんだけどね。ズコー!
ん、なになに?マリノスは既にACLやってるって?
スタメンは・・・ほう、渡辺皓大、加藤蓮、ポープ・ウィリアム・・・そうかっ!
うおおおおおーっ!待ってろ!お前らーーーっ!
あれ?畠中慎之輔はケガだっけ?