事後報告になりますけど、ああ、もう1週間前か、毎年の様に参加させて頂いていた一之江イルミネーション ミュージック ねぶた祭りに3年ぶりに参加しました。
まあつまりはこの3年、コロナ禍での開催中止だったわけで。

私は以前と同じく女性シンガーsachiさんとユニットを組んで出演。葛飾江戸川コンビです。
二人とも久々に人前でのパフォーマンスだったので、いつもより念入りにリハを重ねました。

が、本番当日、っていうか本番直前、突如風が、あ、野外ステージですから、激しく風が吹いて来て。
カンペの紙なんかはスッ飛ぶし、モニター音は聞こえにくいし、慌てまくり。
せっかくニヒル(死語)に決めた衣装でスタンバっていたのに、ステージ脇でドタバタしちゃいましたよ。
そんなこんなでなんとか演奏終了。で、私たちのステージが終わると何故か風が止む不思議。
ちなみに私たちの出番の前は前回と同じく こばやしみゆきgroup。洋楽カヴァーなどを演奏。
私たちの次はゴスペルベースの歌唱でポップスカヴァーなどを披露した地元一之江出身のKOHKIくん。
夕方からはこれまた恒例となったゴスペルクワイヤのソウルバードが、うーん、ご時世か、皆さんマスク着用での歌唱。大人数なんでね。ま、でも、そんなの関係なくパワフルなパフォーマンス。

その後に、今回3回目の出演となる、ex箪笥ボーイのよしみちゃんと、ようこさんのユニット、むさしのこまち。

むさしのこまちの時に、また謎の突風が現れて、ヴォーカルのようこさん、ほとんど譜面台を押さえながらの歌唱。
以前もそうでしたが、ようこさんが歌い出すと道ゆく人がピタッと足を止めてステージを見ます。今回はポスターでグループ名を確認している人もいました。
カヴァー曲を何曲か歌われましたが、女性がカヴァーすると裏声使ったりしてナヨっとすることが多いですが、ようこさん、けっこうオリャあっと歌うので・・・惚れますね。
結果的に出演者はいつもとあまり変わらない顔ぶれにはなったんですが・・・なんかリセットした感じがする。良い意味で。
バンドの前には、これも恒例ではありますが、地元小中学の吹奏楽部の演奏や、チアリーダーの踊り?すいません、遠くから見てたのでよく分からなかったけど、そういうのをやってました。
夕方には大太鼓、ねぶた、ねぷたの山車、これは高校生かな?
そういう地元の子供たちが発表する場がありました。

また聞きですが、生徒たちにしたら、ようやく発表する場が出来たと・・・
あ。
そうか、3年ぶりってことは中学生や高校生はまるまるその期間がコロナ禍だ。
ねぶたは地元の高校生が作ってて・・・じゃあ全くこの祭りに関わらずに卒業してる生徒がいるのか。まあ、みんながみんな関わる訳ではないのだが。
で、これも毎年恒例なのだが、浦安ネズミーランド(仮名)のチケットが当たるという抽選会が大ラスにある。
これを目当てに人が集まるのだが、今回も人は集まっていたが、いつも以上に盛り上がった。その盛り上がりのコアは子供たち。
私がこの抽選会の直前のむさしのこまちの演奏を立ち見していたら、いつのまにか小学生ギャルに囲まれていた。
抽選会が始まる頃にはステージ前は子供達でいっぱい。
ステージ上には、これもここ最近恒例で、誰のツテだか、岩井ジョニ男が登壇。

いつもそんなにウケてはいないのだが(オイルショック!)今回は騒ぐ子供たちにイジられて面目躍如。
客席は子供でいっぱい。抽選をして当選者が中々名乗り出ないでいると、いや、もうそいつは家に帰ったからとばして次へ!とか勝手な発言をするわ、5秒のうちに現れなかったらダメとか決めて、勝手にカウントダウンを始める子供たち。
いや、抽選は正当に行われていましたよ。
とにかくこんなに大騒ぎになるのは初めて見た。明らかに子供たちは「爆発」していた。
他でも、いつもは車のロータリーになっている所を通行止めにしてあって、これも毎年のことなのだが、そこで子供たちが無邪気に、つか、全力で走り回っていた。それがいつも以上に目についた。
祭り、必要。
改めて思った。
これ、よく言われますが、コロナ禍でいろいろと、あるべきものが無くなると、大人は長い人生の一部で、まあ何とかやりすごすが、若者は時間の感覚が違うし、行動制限をされた、このやり過ごすだけの時間というのは、やっぱり不健全なんだろうと強く感じた。
この先、第8波が到来と言われていますが、まあ時折、祭り、エンタメをつまみながら生きていきましょう。じゃないと、ちがう病気になっちゃう。
一之江のみなさん、ありがとうございました。商店会のみなさん、お疲れさまでした。