東京ヴェルディ vs ヴァンフォーレ甲府、徳島ヴォルティス | まあ、言うだけ言っとくわ。

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甲府戦、 徳島戦・・・

うーん、無いんだよねえ、特筆すべきことが。

この二戦とも身の詰まった良い試合でした。結果は共わなかったが。


徳島戦の失点は、わずかな隙間、一瞬の緩みを突かれた格好か。

インタビューでも各選手が、ちょっとしたことの積み重ねで勝ち点を逃した、というようなことを言っている。



城福監督になってから、明らかに、特に永井監督時代、いやホワイト監督(あ〜、忘れかけてた)の頃から比べると、「おい、何やってんだよ!」なんてプレイは出てこなくてなりました。

今は攻守バランスも良く、走れて、フィジカル的にも負けず、好チームだと思います。

が、迎える相手も中々の好チームで、それゆえに好ゲームが展開され、その結果はフィフティーフィフティー。

確実に勝てるのは、もうどうしようもなくチームがズタズタになっているところ。琉球なんかがそうでした。

一方で、横浜FCみたいにガツガツぶつけられて、なんか違う競技をやってるみたいなかんじのチームに勝てない。試合を壊されてしまうから。去年の京都がそんな感じでした。


でも結果的にそういうチームが勝ち点を重ねていく現実。

やっぱりより良い結果の出るチームは違いがある。

頭ひとつ抜けたスーパーな選手がいるとか、より強度が高い集団、あとは運?



新井瑞希は違いを生み出せる選手でした。大きな結果は残せなかったけど、起爆剤にはなってましたよね。

最近試合に出始めた、稲見、宮本、西谷、悪くないですよ。見劣りなんかしてないっすよ。

でも、『おおっ!』ってほどではない。

いやいや、そんなに多くは求めないけど・・・彼らはまだ始まったばっかり。河村慶人がようやくA契約になったくらいだからねえ。

そのうち、あ、もう一段ギアを上げなきゃ、と気づくでしょう。


城福監督は俯瞰して見ているはずです。

以前、CSのTV番組(たしか現野々村チェアマンがやってたサッカーラボ)で、クラブの予算の話をしたりしていて、あ、ただ戦術云々とか言ってるだけの人ではないんだと知りました。

今、なんやかんやで試合日程がぐちゃぐちゃになり、けが人、コロナ、移籍と、あらゆる状況のなかで毎試合のスタメンを決めているんだと思います。

結果として、地味に勝って、地味に負けて、地味に引き分けてます。

これが出来ているのは偶然ではないと思いますよ。持てる駒の中で、詰めに詰めた結果だと思います。

おまけとして天皇杯に勝ち残っています。でも、これが仇にならなければ良いが・・・




ところで、マテウスは最近キレてるよね?

徳島戦、ゴールしそうだったもんな。