あー、山下諒也がちょこちょこしてて邪魔だなあ!
和田拓也は危なっかしいしよお!
前回の対戦と同じように、横浜FCはかなりフィジカルで、ヴェルディもなかなかどうして、これにちゃんと向き合った。
フィジカル的にも張り合い、さらにアジリティーを持って相手をかわし攻め込んだ。
やはり前回と同じく、地味に拮抗した試合になり、試合後のインタビューでは加藤弘堅や他の選手も、負けた気がしないと言っていた。
しかし結果としては、用心していたであろうセットプレイからの失点ひとつで勝ち点3を持っていかれた。
問題の失点シーン。
キーパーチャージ!と、おじさんは直ぐ叫んでしまうが・・・
キーパーチャージというものが無くなったという事は認識している。
それは最近の事だと思ってたけど、よく調べたら、もう'97年からだって。
とは言え、いまいち定義は分からない。相手フィールドプレイヤーがボールに行けばいいのか?
でも今回のはボール落下前に横浜FCイサカ・ゼインがボールに合わせて下がる動きでマテウスがドドドっと押されて転倒。
イサカ・ゼインは故意に倒したとは言えないが、実際にボールが飛んできたときには自分はシュートは打てないとは思っていたはず。
要はボールを打ちに行く行為ではなかったのでは?
こちらの勝手なイメージだけど、キーパーが獲る瞬間にシューターが競り合って負けたらしょうがない、というかんじだけど・・・
まあでも、相手がパスを受ける前にドーンっと吹っ飛ばしておくっていうのはフィールドプレイヤーのテクとしてはよくあるからなあ。
で、城福監督は即座にリアクションして、試合後のインタビューでもすべては納得していないという風だった。

あの場面で抗議しているヴェルディの選手も何人かいたが、半分以上はあっさりと認めてキックオフの準備をしていた。
そういうとこだよ!
審判の是非はともかく、もっとギャアギャア、アピールすべきだよ!それによってレフリーは幾分気持ちが揺らぐさ!
横浜FCは小ズルいことをチョコチョコやってます。
いやいや、それもサッカーのうち。マリーシアですよ。嫌味半分ですが。
でもそうやって、地味なサッカーで強靭なフィジカルを持って着実に勝ち点を積み上げて今があります。
おそらくJ1、J2行ったり来たりの中で勝ち点ひとつ、得失点ひとつの重さがよく分かってるんでしょう。
さて、山本理仁のG大阪への移籍が決まりました。
海外からのオファーもあったらしいが、熱烈に乞われてシーズン半ばでの移籍。
移籍とともに骨折が判明、復帰まで1ヶ月・・・これすら織り込み済みなんでしょう。
まー、理仁にしたら藤田譲瑠の道程を見てるわけですよ。
譲瑠だって藤本寛也を見ていて、寛也は畠中慎之輔とか渡辺皓大を、そして彼らは安西幸輝、中島翔哉・・・言い出したらきりがない。
もういつもいつも言ってるけど、結局はヴェルディというチーム自体に高い価値がなければ、さらには多くの報酬を払える経済力がなければ、選手はどんどん出ていきます。
皮肉にも、素晴らしい育成組織があるがゆえに。
今、勝ち進んでいる天皇杯。やればやるほど良い選手のショウウインドウとなり、SNSではヴェルディサポの『見つかっちゃった』が溢れます。
たぶん今シーズンオフは、あの選手、あの選手、ああ、あの選手も持っていかれる可能性が高い。
そうやって引き抜かれると、チームとしてはまたリセットしなきゃなので・・・
まあでも既に優秀な若手は獲得できたらしい。
しかしまずは可能性のある限りはJ1昇格。これがまず必要。