正直言って、緊急参戦した1週間前の横アリNMB48の余韻がなかなか抜けずにいて、その後もNMB48関連は勝手にがんがん情報が入るから、またいろいろ蘇る。
ちょっとベビメタモードにならなきゃ、なんて東京ドームのDVD見たり。
ベビメタに関してはこっちから探らないとなかなか情報は入らないから、ホントにライブあるのかとか、チケットの日付を確認したりして。
The One会員とかじゃないから、一般応募なんで、良い席は期待してませんでした。やっぱ、遠くて高〜いスタンド。横アリといっしょだ。ま、どっちにしろモッシュピットには行きませんよ。死ぬから。
座席番号がよく分からなくて戸惑っていたら、案内のお姉さんが、あちらです。と指した方には女の子がズラリ。ちょっと「やったぁ」と思ってたら、さっきのお姉さんが、すいません、こちらでした、と。そっちはオジサンとお兄さんが…ハイハイわかりました。
でもステージ向かって真正面。結果的に、ステージ上に置かれた縦置き5枚巨大スクリーンもあって見映えは良かったし、話題にもなった特殊な照明効果もよく見えた。
さらにはアリーナでのモッシュサークルを高みの見物。
あれって、日本人だからなのか、ドワっと中心になだれ込む様、タイミングがとてもきれい。別に打ち合わせしてるわけじゃないだろうに。
ところで、NMB48の余韻でベビメタモードになれない、と思ってたのは、一曲目「BABYMETAL DEATH」が始まると全てふっ飛んだ。一気にメタルの世界にはまり込んだ。
そう、アイドルのモードからメタルの世界へ！！！・・・とか思ってたら2曲目が「ド・キ・ド・キ☆モーニング」！
キャハ〜！可愛さ全開なのですぅ〜！
やっぱりこのなんというか、メタルサウンドとkawaiiが両方味わえるって、しょっぱいものと甘いものを交互に食べる快感と同じだなぁ。
ドームのBLACK NIGHTでは聴けなかった曲も聴けて良かったけど、未だに「ギミチョコ」は聴けず。
いつものごとくMCも無く、今回は煽りも短かめ。スッタカターと終わっちゃった感がある。その辺の評については後日。
しかし、今回のベビメタライブ、個人的に、かなり消化不良です。
えっとね、音が・・・ドームの時は低音がボワンボワンしててビート感が無かったんだけど、今回はバスドラの粒立ちも良く聴こえてグルーブは存分に感じた。
なんだけど、これは高いところだからなのか、ハウリングポイントなのか分からないんだけど、中高音域で抜けてるところがあって、全体として、どうにも良い音に聴こえなかった。時間が経つにつれ修正するだろうと思ってたけど、最後まで変わらなかった。
ギターの中音域、ベースの音程が分かる、まあ500Hzくらいかな、その辺が抜けて聴こえた。
何しろ、SU-METALの歌声が妙な聴こえ方だったのがとても残念だった。
ドームの時でさえ、すぅちゃんの声だけは良く透って聴こえてたのに。
Twitterを探ってみても、PAがどうたらとかいう話はそんなに無かったし、隠し撮り流出動画でも音は悪くなさそうだった。
SU-METALの歌に感動したという人たちも、もちろんたくさんいた。
うーん、やっぱり聴いた場所が悪かったのか？もうちょい良い席取れよってことか。
遠くて高いスタンドにいると、巨大スクリーンに大きく映し出されたSU様が、ちょうど等身大で目の前にいるような錯覚さえおきた。
その状況で、もし完璧な音響でSU-METALの歌を聴いていたら・・・もう号泣してたかもしれない！
去年のドームでの「紅月」に完全にやられた私は、その後も何気ないときに「紅月」が脳内再生され、突然ウルウルとし始める、という病気になりました。
道端で急にシクシクと泪ぐむ初老男性がいたら、それは私です。
