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ラグビーW杯 日本vsアメリカ

ああ、アメリカはこういうかんじなのかあ。

なんか、みんなヒール役のレスラーみたいな動きしてる印象。でもあのキッカーは良いとこのお坊ちゃん風。

体格を生かして正面突破してくるかと思いきや、キックや早いパス回しでせめてくる。

日本は頑張ってデフェンスしてたが、頑張り過ぎててサイドがガラ空きになったところにトライされたりもした。アメリカにあと1トライ許してたらヤバかったかも知んない。

そして、ラグビーの盛り上がりを横目に、サッカーの日本代表はイランと親善試合。

親善試合。観てるほうは力の入れ方が分からん。このタイミングだとね。

でも、シリア戦のついでだとは言え、アウェイで手応えのある相手と出来たのは良かったのでは?

このかんじ、いやぁ、中東だなぁってかんじ、いわゆるね。当たりがきついなあ、バンバン放り込むなぁ、ドリブル好っきやね~。この中東のチームの雰囲気、試合会場。とりあえず本番前に味わえたことは収穫でしょう。

この試合に関して、各メディアの論評、ネットでの反応が、なぁんか冷めてるのよねえ。

日本はもうアジアの盟主では無くなった。これでは世界では戦えない。とか、まあ、いつものことだけど、最近の論調としては、ここまで右肩上がりで強くなってきたが、どん詰まりになった。というような、期待が持てない雰囲気が広がってる。

そんでもって本田までもが、ここから成長して行くのは結構大変、というようなコメントんしている。

実際にこの10年くらい、W杯で決勝トーナメントに行けるか行けないかくらいのところをウロウロしている。ベスト16、ベスト8に入るのが如何に大変なのか、見ている方もなんとなく分かってきた。

本田は、力が落ちているワケではない、とも言っている。うんうん、要するに今のレベルを維持することだって相当大変なんだろうと思うんですよ。

で、ラグビーの話に戻ると、今回の快進撃があり、エディHCの指導が良かった、凄い練習量だったとか、良い結果がでたことですべてが肯定的に捉えられている。

と、今は賞賛の嵐なワケだけど、ちょっと振り返ると悲惨な過去があったワケですよ。それに比べたら、ってことですよね。

さあ、だからここからがシンドイ。死にそうな練習をして来てようやく出た結果。同じような結果だすには、同じく死にそうな練習をまたしなくてはいけない。

いやいや、来る’19W杯ではホスト国としてもっと良い成績を残さなければ。でもエディHCはもういない。

いやね、私が言いたいのは、今の空気、ラグビー頑張ってるけど、サッカーどうよ?みたいなかんじの空気が、誰もはっきり言わないけど、あるのではと。

だから、見てるほうは勝手なこというけど、どちらもここまで来るのは大変だったし、これからも大変なんだと。たゆまぬ努力が必要で、見てるほうは激励し、時に叱咤し、あらゆる方向からサポートすべきではないかと。常にね。

今から増えるであろうミーハーな俄かラグビーファンが去ったあと、何が残るか。

確かに、あの南アフリカ戦はセンセーショナルだった。ああいう勝ち方はなかなか無いと思う。しかも強豪相手に。

これって、ジョホールバルの奇跡に似てる。あれは最後の最後にサドンデスゴールで決まり劇的だった。あれでW杯に出場決定した。

今やW杯に出場するのは当たり前で、グループリーグを抜けないとボロクソに言われる。

これからのラグビー界もこの道程を歩むんだと思う。

なんで南アフリカなんかに勝てないんだよ!とか言われる日が来る?