有明、復活
2021年3月ダイヤ改正で廃止された特急有明。
末期は大牟田→博多間の上り1本と、全国のJR特急列車の中で一番本数が少ない愛称として知られていました。
↑末期の有明乗車記はこちらから
しかしながら、九州新幹線全線開業前は博多~熊本間で頻繁運行され、「リレーつばめ」を補完する役割を担っていました。
また、一部列車は小倉駅発着で運行されたり、豊肥本線に乗り入れて水前寺・武蔵塚・光の森・肥後大津発着で運行されるなど多彩な行き先があったことも特筆されます。
そんな特急有明が2024年9月、リバイバル運行されることになりました。
JR九州トラベルデスクの主催で、博多~肥後大津間を1往復、787系が団体列車として運行されます。
豊肥本線に787系が乗り入れるのは実に13年ぶりのこと。
これはぜひ乗りたい…!ということで発売日に予約を入れておきました。
787系4両編成に乗車
2024年9月29日。
やってきたのは博多駅です。
まずは博多口でツアーの受付。
ツアー参加者用のネックストラップいただきました。
それでは、さっそく改札内へ。
私が乗る列車は…ありました。
10:00発団体。
ホームに上がると、発車標にも「団体」の文字。
「有明」とか表示されるのを期待しましたが、今回は無さそうです。
ホームには、すでに今回の団臨で使われる車両が停まっていました。
787系Bo-103編成。
元々は有明用の4両編成でしたが、2011年の九州新幹線開業に伴い大分に転属。「にちりん」「きりしま」等で使用されており、博多駅に定期列車としてやってくることはありません。
方向幕は「団体専用」 。
反対ホームに行って編成全体を撮ろうとしたら…
運転士さんが何か貼り付けてる…?
編成を撮って戻ると…
やっぱり…!
有明用の赤いステッカー…!
2011年より前に4両編成に貼られていた「ありあけステッカー」。13年ぶりの復活です!
これが見られただけでも価値がありますね〜
続きます。