乗り物⑨RX-78F00ガンダム
三菱みなとみらい技術館からみなとみらい駅へ。
やってきた急行に乗り、終点の元町・中華街まで向かいます。
といっても行くのは中華街ではなく、海のほう。
歩いていくと次なる目的地が見えてきました。
ここが今回の目的地、「GUNDAM FACTRORY YOKOHAMA」です!
期間限定で「動くガンダム」が展示されている場所。
ということで、横浜の乗り物を巡る旅9個目の乗り物はここに展示されている「RX-78F00ガンダム」です!
架空、ではありますがガンダムも一応乗り物のひとつですからね~
ところで、動くガンダムといえば我らが福岡の「ららぽーと福岡」に実物大νガンダム立像「RX-93ff νガンダム」もありますが、そちらは可動するのが頭と右肩だけ。
こちらは手足や指まで可動するということでどんな動きをするか、楽しみですね~
↑RX-93ff νガンダムについてはこちらから
入場料を払い、中に入ってみると…
いました…!
これが「RX-78F00」です。
普通のガンダムに見えますが、実はオリジナルのバックストーリーがあるようで…
その内容、いつも仲良くさせていただいているあの方にガンダム知識をいくらか詰め込んでもらった私が分かる範囲で解説してみます。
ガンダムの始まり、宇宙世紀0079年。いわゆる「一年戦争(ジオン独立戦争)」の最終決戦となった「ア・バオア・クーの戦い」で主人公のアムロ・レイが搭乗していた「RX-78-2ガンダム」は大破し、アムロが脱出後そのまま行方不明となっていました。
しかしその後、極東アジア地区の地球連邦軍関連施設「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」の近くでRX-78タイプのモビルスーツのパーツが発見されました。
そのパーツを研究し、足りないパーツを作成しつつ組み上げられたのが今回展示されている「RX-78F00」というわけです。
興味を惹く謎に満ちたバックストーリー。さすがですね。
そろそろ実際にガンダムが動くとき…!
'(32倍速)
すごい…!
可動場所が多いこともさることながら、ストーリー仕立てのパフォーマンスがガンダムの知識がちょっとある私の心に刺さります。
動きはゆっくりですが、こんなにも動くとは…
もう、ガンダムの世界が現実のものとなろうとしているのでしょうか…!?
それでも、原作者の富野由悠季さんは「心からごめんなさい」と謝っておられるようで…
もっと速く動かせたり、歩かせたりするにはいろんな課題があるようです。
でも、いつかその課題が解決できるときが来る、そう思います。
ガンダムの横を通過する白い船。
今から乗りに行くロイヤルウイングとガンダムとのコラボです。
ガンダムの隣りにあった建物に入ってみました。
ここではどうやって動くガンダムを作ったのかその軌跡が紹介してあります。
素材・モーター・プログラミング…
様々な技術を駆使してこのガンダムは作られています。
多くの方の熱意で完成したガンダム。そう思うと感慨深いですね。
もう一度動く姿を見て、会場をあとにしました。
象の鼻ソフト
ガンダムを見たあとは山下公園をみなとみらいのほうへ歩いていきます。
保存されている氷川丸のそばを通過。
一番最初に横浜に来たとき中を見たことがあります。
その近くには「かもめの水兵さん」の歌碑。
港町横浜にふさわしい歌ですからね~
さらに歩いていくと、海のほうを見つめる女の子の銅像が。
これは童謡「赤い靴」に出てくる女の子。
変わりゆく横浜の港を眺める女の子。いったい何を想うのでしょうか…
大さん橋を越え、やってきたのは象の鼻パーク。
目の前に見えているのがその「象の鼻」と呼ばれている防波堤です。
実はここが横浜港発祥の地。
1858年に安政五カ国条約が結ばれ、その翌年に横浜港が開港した際作られた2つの波止場、そのうち東波止場があったのがこの場所。
東波止場が伸びていき、象の鼻のように見えたことからその名がついたと言われています。
現在は復元されたものですが、横浜港の歴史を今に伝えています。
さて、そんな象の鼻にはある名物があります。
それが、パーク内にある「象の鼻テラス」で提供されている…
こちら!「ゾウノハナソフトクリーム」です!
ソフトクリームで象の鼻を再現しています。
ちょっと溶けかけちゃいましたが本物の象の鼻といっしょに。
横浜発祥の地を見ながら食べるソフト。思い出に残りました。
それでは、次回はこの旅最大の目的を果たしに行きます!
★乗車データ
みなとみらい線 急行 元町・中華街行き みなとみらい(13:48 13:49)→元町・中華街(13:54 13:55) 東急 5000系 4103F
※2023年3月24日乗車
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