タンク車いっぱい!根岸駅
市電保存館から根岸駅まで歩いてやってきました。
駅の跨線橋を見るとタンク車がいっぱい!
高架道路を挟んで奥の方にも停まっています。
根岸駅の南側には日本最大級の製油所であるENEOS根岸製油所があり、そこで作られた石油製品がタンク車で各地へと運ばれています。
たぶん日本で一番タンク車が集まっている地である根岸駅。
それでは根岸駅から根岸線に乗って移動します。
やってきたのは快速大宮行き。
横浜まで乗車しました。
乗り物⑥日産ギャラリー展示車
さて、横浜駅からはもうひとつの鉄道博物館のほうへ歩いていきます。
その途中に…
大きなホールにたくさんの車が展示されている場所を通りました。
ここは日産グローバル本社ギャラリー。
日産本社内にある新車・旧車を展示するショールームだそうです。
ということで、予定にはありませんでしたが、ここが横浜の乗り物を巡る旅6つ目の乗り物です!
自動車はあまり詳しくないので書けることがあまり無いのですが…
私の目から見ても面白いと思う車も展示されてありました。
たとえばこのワゴン車。
屋根に大きなソーラーパネルが付いていて…
中には大きくカウンターが設置されています!
まるでキャンプのためだけに特化したかのような車両。
すごいですね…
短い時間でしたが、かなり面白い場所でした。
乗り物⑦京急デハ230形
日産グローバル本社ギャラリーの近く。京急グループ本社ビルへとやってきました。
ここの1階には2020年に開業した「京急ミュージアム」があります。
京急のちょっとした鉄道博物館で、中には昔の車両も展示されているとか。
COVID-19の影響で入館は完全予約制(旅行当時。2024年現在は一部予約制)。
昨日この時間の予約を取っておきました。
時間になったところでドアが開き、入場開始。
さっそく入ってみると…
いました…!
これがこのミュージアムの目玉、デハ230形デハ236号です!
元は京急の前身のひとつ、湘南電気鉄道デ1形デ6号だった車両で、それまでの路面電車タイプから脱し、現在の高速化の先駆けとなったそうです。
そんな貴重な車両が1両丸ごと展示されています。
車内にも入ることができます。
青いモケットのロングシートには一部展示コーナーが設置されています。
以前のきっぷなど資料がいっぱい。
京急の歴史を感じることができる空間でした。
京急ミュージアムには他にも大きなジオラマだったり、
発車標、
運転シミュレーター、
京急バスの行き先表示が変えられるモックアップなどの展示・体験コーナーがあります。
鉄道博物館としてはこじんまりとした規模ですが、見どころはけっこう多かったです。
乗り物⑧幻のMRJ
京急ミュージアムからみなとみらいの街を歩いて、次にやってきたのは「三菱みなとみらい技術館」。
三菱重工がこれまで手掛けてきた製品の紹介を行うミュージアムです。
そして、ここに今話題の「アレ」があるらしいのですが…
とりあえず、入ってみましょう。
館内いろいろ歩いていくと…
大きな飛行機の前頭部が現れました。
これこそ三菱が手掛け、YS-11以来の国産旅客機として日本の空を飛び回るはずだった「MRJ(三菱リージョナルジェット、後にMitsubishi SpaceJetに改名)」です!
MRJは旅行直前の2023年2月7日に開発が中止され、ちょうど試験飛行機が次々と解体されていた頃。
三菱みなとみらい技術館には以前よりMRJのモックアップが展示されていましたが、開発中止に伴っていずれ撤去されるのでは…と危惧されていました。
日本初の国産ジェット旅客機。その夢の跡を偲んでいきましょう。
モックアップを横から見たところ…なのですが、なんかシンプル過ぎなような…?
他の方が撮られた写真と見比べてみたら、なんと塗装が剥がされています!
それでも後ろの方にMRJ紹介パネルがあったのでかろうじてこれがMRJだとわかりますが、なんと旅行後にはこのパネルも撤去され、「名前のわからないただのモックアップ」になっちゃったそうです…
こちらはエンジンの展示。
機内にも入ることができます!
こちらが搭載されるはずだったシート。
明るい色合いで、機内全体が明るく見えます。
本来なら今ごろ私も旅行するときMRJに乗れてたかもしれないと思うと残念ですね…
こちらはコックピット。
以前はフライトシミュレーターをここでやっていたそうですが、COVID-19以来中止されているそうです。
再開する日は来るのでしょうか…?
日本初の国産ジェット旅客機の夢を果たせなかったMRJ。その夢を未来につなぐためにも、できればこのモックアップ、末永く展示してほしいものですが…
続きます。
★乗車データ
根岸線 1172C 快速 大宮行き 根岸(11:40)→横浜(11:52)④ E233系 サイ102編成
※2023年3月24日乗車
次回→(執筆中)
前回
最初から