年越し沖縄そば
再び2時間30分かけて那覇に戻ってきました。
今度は那覇バスターミナルで下車します。
時刻は19:30くらい、外はもう真っ暗。
そろそろ夜ごはんの時間です。
実はさっきバスから眺めていたら今日にぴったりのお店を見つけたんです。
それがこちら(お店を出たとき撮ったので看板真っ暗です…)
「沖縄そば そば家鶴小」。鶴小と書いて「ちるぐゎー」と呼びます。
今日は大晦日ということで、沖縄そばで年越しそば、としたいと思います!
このお店、人気店ということで少々並んでいましたが、少し待ったら席が空きました。
メニューが豊富なのでどれにしようか迷います。
今回頼んだのはこちら。
三枚肉そばと餃子です。
三枚肉とは豚バラのこと。
沖縄ではラフテーの材料として親しまれています。
そんなお肉がたっぷり入った沖縄そば。いつもとは違う年越しそばでした!
戦前の鉄道駅跡
再び那覇バスターミナル。
ちょっとお買い物してから今日のホテルへと向かいます。
その途中、円形に組まれたレンガの跡みたいなものを発見!
これは…
実はこれ、転車台の跡。
今、那覇バスターミナルがある場所は戦前は沖縄県営鉄道与那原線那覇駅があった場所。
その唯一の遺構がこの転車台跡なのです。
沖縄県営鉄道は与那原線・嘉手納線・糸満線・貨物線の海陸連絡線の4路線を運営していましたが、太平洋戦争の激化に伴い運行を休止、その後沖縄戦によりその設備の大半が破壊されました。
戦後復興の動きはあったものの、道路整備の方針に転換されたことから実現せず、現在では普通鉄道の存在しない県となってしまいました。
そんな悲しい歴史を持つ沖縄県営鉄道。沖縄戦の影響で遺構はほとんど残っておらず、この転車台跡は2015年に偶然発見され、保存されているものです。
きらびやかなバスターミナルの隅にひっそりと存在する転車台跡。
これもまた沖縄戦の生き証人なのですね…
軽便鉄道規格の762mm軌間だったことから「ケービン」の名で親しまれていたという沖縄県営鉄道。
その遺構見学が2021年最後の鉄活となりました。
いよいよ年越し