かしいかえんの裏でひっそりと…香椎球場跡 | 風かおる 鉄の路

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主に私が乗車した乗り物関連(鉄道中心)、その他気になったことを綴っていきます。稀にお絵かき。

2021年12月30日をもって閉園したかしいかえん。

その前日にお名残りで訪れていたところ、Twitterのフォロワーさんからある情報をいただきました。

 

なんとかしいかえんの敷地の一部は昔、香椎球場という野球場であり、その遺構が今でも残されているのだとか…

気になる…ということでかしいかえんを出た後、行ってみました。

 

かしいかえんを出て、かしいかえんMOTOWNのほうへ歩いていくと…

 

なにやら怪しいコンクリート壁を発見。

 

さらに進むとそのコンクリート壁は高くなっていきます…

 

その壁が途切れたところにはなにやらコンクリートの屋根で覆われた通路のようなものが…

 

これが香椎球場の遺構。

コンクリート壁はスタンド跡、通路のようなものは入場ゲート跡だそうです。

 

香椎球場は1942年開場という歴史のある施設。

戦時中は芋畑になっていましたが、終戦後に再整備され、西鉄ライオンズの二軍球場として利用されました。

一軍の公式戦も数回行われたほか、大リーグのジョー・ディマジオ氏がここで指導を行ったことも特筆されます。

1970年代後半まで使用されましたが、二軍施設が百道浜に移ったことにより廃止。

敷地はかしいかえんの拡張に使用されました。

 

そのかしいかえんも営業終了。今後の予定は決まっておらず、先行きは不透明です。

見られるうちに西鉄ライオンズの歴史に触れてみてはいかがでしょうか?

 

それでは。

 

 

 

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この記事は八神心愛🌸姉ココアさん(@Coco__Chino)の情報提供をもとに執筆しました。

この場を借りて御礼申し上げます。