21年型 聖宝さん と 真雅さん その198「オシサン!聖宝スタイル!」 | 平安な妄想「聖宝さんと真雅さん」

平安な妄想「聖宝さんと真雅さん」

何故か頭の中で
聖宝さんと真雅さんが、、、

ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

本日も妄想にお付き合いください。

真雅さん「聖宝。この会話もいよいよ
 200回が近こうなっとるな。」


聖宝さん「お師さんのしょーもない
 会話によう付き合うたでしよ。
 褒めてもらわないかん。」

真雅さん「粗いボケしか
 ようでっきょらんくせに、
 贅沢なことゆうでなぁ。」

聖宝さん「そんなんゆいますけど
 わし、帝に褒めてもろたこと
 ありますし。」

真雅さん「そうやって聖宝を
 甘やかすけに、、、、、
 皇族枠ってな、、、、
 ゆわれるんじゃわ、、、。」

聖宝さん「皇族枠とか関係ない
 やつですよ。
 賀茂祭の裸一貫の勇姿を
 褒めてもろたんですがな。」

真雅さん「それな。
 聖宝を褒めるとゆうよりやな、
 どっちかゆうと東大寺の上座法師に
 問題あるでな。」

聖宝さん「僧侶なのにお金への執着が
 強くてですな。
 お金持ちなのにこれっぽっちも
 人に物を恵まず、ケチでケチで。」

真雅さん「聖宝のものの見方な。
 ただの節約家やったんちゃうん?」

聖宝さん「わしも若かったですきん
 『御坊は、何を為したら寺内の
 大衆へ饗応をされますか』と
 けしかけてしもたんですわ。」

真雅さん「ゆうか、なんで意味もなく
 みんなに奢らないかんのな?
 その法師にしたらええ迷惑やった
 やろ。」

聖宝さん「上役なんやから、まあ
 たまにはね。そうゆんもないと
 寺内がまとまりませんがな。」

真雅さん「中間管理職殺し!!
 おとろしことするでなぁ。」

聖宝さん「ほなけど、法師自ら
 『賀茂祭の日、貴僧が真っ裸で
 ふんどし一つ締めて、
 干し鮭を太刀のようにさし、
 痩せた雌牛に乗って
 一条大路を大宮から河原まで、
 『我は東大寺の聖宝なり』と
 高く名乗りながら練り歩いたなら、
 寺の大衆から下々に至るまで、
 大いに饗応をしよう』ゆうて
 言い出したんですよ。」


真雅さん「都出身の法師にしたら
 裸で歩くんは恥ずかしことやけど
 聖宝の生まれたど田舎の本島では
 普通のことやんな。」


聖宝さん「お師さん、、、
 本島のことをなんやと思とん。」

真雅さん「夏場になったらグンゼの
 肌着一つでみな歩きまわっじょる
 やんか。慣れたもんじゃろが!」

聖宝さん「まあ、正直、、、
 チャーンスッ!と思いましてな。
 みなを集めて大仏の御前で
 金を打ち叩き誓ったんですけど。」

真雅さん「やらしなあ。その
 パフォーマンスのせいで法師も
 引くに引かれへんがな。」

聖宝さん「でしょ。やらしくは
 ないと思いますけど。
 どうせやるなら精一杯盛り上げな
 おもろないでしょ。」

真雅さん「確かにな。
 わしも見てみたかったがな。
 ほんでその法師も賀茂祭に
 見に来たんな??」


聖宝さん「そら見にこな話になり
 ませんやん。東大寺挙げて見物に
 来とりましたよ。」

真雅さん「もうなんか、近所の運動会
 でも見に行く親戚連中みたいな
 もんじゃな。」

聖宝さん「本島の運動会も島員全部
 参加ですけんな。」

真雅さん「神聖な賀茂祭に何を
 しとるんな?よいよこいあげる
 やっちゃな。」

聖宝さん「まぁまぁ、その大観衆の中
 牝牛に乗った裸のわし!
 登場ですわ。」

真雅さん「そうゆうしょーもない
 勇気はあるでなぁ。」

聖宝さん「しょーもないってなに!
 褌一丁で干し鮭を腰に差して、
 牛の尻をはたはたとうちながら。」


真雅さん「おうっ、あれか!
 ♪オッパン♪カンナムスタイル♪」

聖宝さん「もちろん!乗馬ダンスで
 ♪オッパン♪カンナムスタイル♪
 ですわっ!!」


真雅さん「カンナムスタイルって
 ソウルの上流市民を揶揄した
 もんやけどな。聖宝の嫌いな
 上流貴族的な。」

聖宝さん「えっ、なんかゆいました?
 ほんでさらに後にね、百人千人ゆう
 子供の集団を引き連れましてね。」

真雅さん「うわっ、子供を味方に
 付けるって、やらしいわぁ。」

聖宝さん「いやいやいやいや、、
 『東大寺の聖宝が、上座と争論し
 ここを押し渡るものなり』と、
 高々と叫んだりましたわっ。」

真雅さん「法師のこと
 追い込み過ぎやって!!」

聖宝さん「♪オシサン♪これこそ
 ♪ショーホースタイル♪」


真雅さん「やかましわ!!」
 
聖宝さん「ほなけど、これが
 一番の盛り上がりでしたよ。」

真雅さん「そのせいでみんなに
 ご馳走を奢らさせられる法師は
 たまったもんやなかったやろの。」

聖宝さん「ほなけど、そのお陰で
 わし、帝から褒められましたし。」

真雅さん「いや、それは、、、、
 噂を聞いた帝が何や?ゆうて
 わしに聞いてくるからやな、、。」

聖宝さん「えっ、やっぱしお師さんが
 フォローしてくれとったんですか?
 ほんで、なんてゆうてくれたん?」

真雅さん「♪he is a♪
 ♪ PERFECT HUMAN♪」


聖宝さん「♪sho♪o♪ho♪
 ♪sho♪o♪ho♪って、これ、
 オリラジのパーフェクトヒューマン
 ですやんか。」

真雅さん「あれ?カンナムスタイルと
 ちゃうかった?」

聖宝さん「♪We live in todaiji♪
 もうどっちでもええわっ!!」