20年型 聖宝さん と 真雅さん その96「はしじんだよ。」 | 平安な妄想「聖宝さんと真雅さん」

平安な妄想「聖宝さんと真雅さん」

何故か頭の中で
聖宝さんと真雅さんが、、、

ヾ(@⌒ー⌒@)ノ


本日も妄想にお付き合いください。

聖宝さん「お師さんが声明の
 第一人者ゆんはようわかりました。」

真雅さん「えっ、第一人者?
 ぜんぜんちゃうで!
 仏教音楽を奈良に持ってきてくれた
 お坊さんがおったんよ。」

聖宝さん「えっ?空海大師匠や
 最澄師匠が持って帰って
 来てくれたんちゃうんですか?」

真雅さん「空海兄ちゃんも最澄さんも
 確かに持ち帰って来てくれたん
 やけど、その前に伝えてくれた
 偉いお坊さんがおったんでな。」

聖宝さん「あら?そんな前から。」

真雅さん「東大寺大仏開眼供養会って
 やってるんやけどな。
 聖武上皇・孝謙天皇のときやな。」

聖宝さん「752年空海大師匠も
 生まれてない、えらい前の
 話ですなぁ。」

真雅さん「その開眼導師な!
 インドの僧・菩提僊那さんやで。


聖宝さん「えーと、、、、、
 なんて読むんですか?その師匠?」

真雅さん「『ぼだいせんな』さんな。
 天竺から来たってすごないっ!」

聖宝さん「このせんな師匠が仏教
 音楽を伝えてくれたんですか?」


真雅さん「いや、このせんな師匠と
 一緒に日本に来てくれた方が
 おるんよ。世界中の音楽と共に。」

聖宝さん「鑑真師匠の前にそんなに
 日本にやってきたお坊さんが
 いらっしゃるんですね。」

真雅さん「第十次遣唐使の帰りに
 一緒に来てくれたんじゃ。
 鑑真師匠は12次。
 空海兄ちゃんは16次な。」

聖宝さん「えらい前から唐から
 日本に来てくれた方が
 いたんですな。」

真雅さん「ちなみにその時一緒に来た
 李密翳さんはなんと!波斯人や!」


聖宝さん「えーと、、、?
 波斯人?
 なんて読むんですか?
 何人?」

真雅さん「とりじん、、、、」

聖宝さん「それ笑い飯のネタでしょ!」


真雅さん「鳥人だよ。友達の証に
 タキシードの胸元を開いて、
 人間の体と鳥の頭の境目を
 見せてあげよう!」

聖宝さん「いらんわ!
 ほんまは何人って読みますの?」

真雅さん「は・し・じ・ん」

聖宝さん「はしじん?
 読み方聞いても何処の国の人か?
 ぜんぜんわからん!」

真雅さん「ペルシャ人らしいで。
 よう知らんけど。」

聖宝さん「リアルにシルクロードを
 渡って来てますやん。」

真雅さん「ほんでもって、
 その時一緒に来た仏哲さんは

聖宝さん「あの林邑楽の?」

真雅さん「そうやがな。りんゆうって
 読めんよなぁ。」

聖宝さん「りんゆうって、どこの国?」

真雅さん「チャンバ王国。」

聖宝さん「えっ?どこですか?
 チャンバー?」

真雅さん「ヨー♪ヨォー♪
 その現場はヨォ♪
 今のヨォー♪ベトナムヨォー♪
 あたりかなぁヨォ♪」

聖宝さん「チャンバー、ですょ、、
 お師さんのラッパー
 入ってますやん。」

真雅さん「ヨォ♪あれっ?そう?
 せやけどベトナムってすごない?」

聖宝さん「今でも伝わってる
 林邑八楽が、その時の仏哲さんが
 伝えたもんって
 すごい話ですな。」


真雅さん「ヨォ♪すごい話ヨォ♪
 チャンバ王国の音楽が
 今の日本にヨォ♪
 残ってるってヨォ♪」

聖宝さん「もうちょっと 
 面倒くさいですけど。」

真雅さん「なんちゅうことを。
 チャンバの魂をヨォ♪
 伝えてるって
 ゆうのにヨォ♪」

聖宝さん「ラッパーの真似
 したいだけでしょ。」

真雅さん「えっ?わかった?
 ほなけど今も伝わるその魂なっ。
 すごないっ。
 これやで、これっ!」


聖宝さん「お師さん、、、
 それチャンバやなしに、、、
 ジャンパーね。
 ゆうか今どきはブルゾン!!」

真雅さん「えっ?
 なんやそれ?
 ブルゾンって、、、
 これのことちゃうんか?」


聖宝さん「もう懐かしい35億!
 いやそれも確かにブルゾン、、、
 やけど、、、。」

真雅さん「ジャンパーと
 ブルゾンって
 どう違うん?」

聖宝さん「いや、わしも
 知りませんけど。」

真雅さん「そしたらわしが師匠の証に
 ジャンパーとブルゾンの境目を
 見せてあげよう!」


聖宝さん「いりませんゎ!
 お師さんにそんなん教えてもろたら
 トラウマになって、MA1まで
 着れんようなってまいますわっ!」

真雅さん「そんなん言うて
 法衣しか着んくせに。」

聖宝さん「東大寺のおしゃれ番長の
 わしになんちゅうことをゆんなっ!」

真雅さん「嘘つけ!
 何がおしゃれ番長じゃっ!
 いつもハダカ同然の汚い格好しか
 してないくせに!」

聖宝さん「あ、あれは、、
 托鉢スタイルですがな、、、、。」

真雅さん「托鉢も清潔感が大事。
 人を不快な思いさせてどうする。」

聖宝さん「なんか清潔感と清廉感の
 区別がようわかりませんわっ。」

真雅さん「なにっ?
 清潔と清廉の境目がわからん?
 聖宝!ほななっ!
 人間の体と鳥の頭の境目を
 見せてあげよう! 」


聖宝さん「ほなけん、
 それはいらんのじゃ!」