19年型 聖宝さん と 真雅さん その76「霊仙経と真言」 | 平安な妄想「聖宝さんと真雅さん」

平安な妄想「聖宝さんと真雅さん」

何故か頭の中で
聖宝さんと真雅さんが、、、

ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

本日も妄想にお付き合いください。

聖宝さん「観賢が霊仙経を石山寺に持ち
 込んだキーマンゆうことですか?」


真雅さん「そうや。宮中と石山寺を結ぶ
 太いラインを受け継いどるんや。
 それこそがわしの弟子観賢!」

聖宝さん「お師さんは関係ないと思い
 ますけど。ほなけど、なんでですか?
 仮にそうやとしても公式に移せば
 ええやないですか。」

真雅さん「公式やと東寺に移すゆんが
 まっとうやろな。」


聖宝さん「そうなりますわな。それで
 ええんちゃう。」

真雅さん「わしの東寺は真言の拠り所。
 そやけど天台でいう延暦寺とは
 ちょっとちゃうやん。」

聖宝さん「確かに。
 お師さんにしても貞観寺。
 実恵師匠は観心寺。
 真済師匠は神護寺。
 真紹師匠は禅林寺。
 そして真然師匠が守る高野山。」

真雅さん「そうなんよな。
 わしら真言の勢いそのままに、
 流れも広がってしもてやな、、、、。」

聖宝さん「比叡山の根本中堂のような
 役割を果たす場所がわかりにくい。」


真雅さん「本来なら東寺か、高野山か
 ゆうとこかもしれんけど。」

聖宝さん「お師さん!いっつも自分が
 真言正統継承者みたいにゆいますやん。
 貞観寺を大っきょすんに精ださんと
 ずっと東寺におったらよかったん
 ちゃいます?」

真雅さん「聖宝!東寺を何や思とん?」

聖宝さん「空海大師匠が賜った
 この国を守護する寺ですがな。」

真雅さん「そうや!その通り!
 そんな堅苦しいとこわしにはちょっと。」

聖宝さん「いやいや、お師さんは東寺の
 長者ですよね。ライバルを追い落として
 わざわざ長者になったんでしょ。」

真雅さん「そうや。強敵と描いてトモを
 追い抜いての長者じゃ。」

聖宝さん「ほなけん東寺におって
 真言の本流を守っとったらよろし
 かったんちゃいます。」

真雅さん「あんなぁ、、、
 官寺である東寺にはな、、、
 いろいろあってな、、、
 ちょっと落ち着かんのよな。」

聖宝さん「何をいまさらしょーもない!」

真雅さん「そうはいうけどの、、、
 どうもケツの座りちゅうかの、、、
 落ち着かんのよな。」

聖宝さん「東寺展でも人気になった
 立体曼荼羅ありますし、落ち着かんゆう
 意味がわかりませんがな。」


真雅さん「立体曼荼羅は宇宙の仕組み
 まさに仏法の中心。
 それはええやん。
 どっちかゆうとな、、、、
 、、、、、
 、、、、、
 空海兄ちゃんのな、、、、
 お不動さんな。」

聖宝さん「空海大師匠が
 高野山に向かう時
 大門までお見送りされたゆう
 空海大師匠由来のお不動さん。」

真雅さん「厳しいんじゃ!
 兄ちゃんのお不動さん!」

聖宝さん「厳しいゆうて、、、
 絶対秘仏で見れんように
 なってますやんか!」

真雅さん「そうや。
 厳しすぎて兄ちゃん以外は
 無理やろうゆうて
 扉を閉めることにしたんじゃけど。」

聖宝さん「国宝のお不動さん!
 一度見てみたいですけどの。」

真雅さん「無理!無理。
 無理無理無理無理。
 ほんまに無理。」

聖宝さん「それが嫌で東寺におれんの?
 生活指導の先生が怖くて学校にこれん
 ヤンキー生徒と一緒やないですか?」

真雅さん「誰かモンキーやねん!」


聖宝さん「東寺の長者にはなりたいけど
 東寺のお不動さんには叱られとうない
 って、どんだけ得て勝手な、、、。」

真雅さん「誰がエテ公やねん!」


聖宝さん「そのボケサッサと終わりに
 してくれませんかね?」

真雅さん「誰がおさるやねん!」

聖宝さん「もうええですから。
 厳しいお不動さんは開扉されない
 絶対秘仏ですけんよろしいがな。
 しかも官寺ゆうんと関係ないし。」

真雅さん「聖宝!
 知らんか?
 それと同じく兄ちゃん由来の

 、、、、、

 夜叉神さん!」


聖宝さん「空海大師匠作の
 信心のない旅人に注意するゆう。」

真雅さん「見た目も怖いしやな、、、
 生活指導の先生の下で竹刀持って
 校門に立っとる体育の先生みたいやろ。
 無理無理無理無理!」

聖宝さん「お師さん、、、、
 子供かっ!!」

真雅さん「誰がコモドドラゴンやねん!」