2023年12月2日
西武鉄道グループが収集した歴史的建造物が並び、テーマパーク感溢れる狭山不動尊の続きです
第一多宝塔
僕の地元、大阪府高槻市にある畠山神社の多宝塔やって。
桃山時代に建立されたとか。
多宝塔と西武ドーム
多宝塔の奥にあった宝塔。
桂昌院の増上寺廟墓の宝塔だそうです
弁天堂
滋賀県彦根市の清涼寺から移築。
上野の不忍池弁天堂の弁財天を勧請。
丁子門
崇源院霊牌所の通用門やったそうです。
重要文化財です。
崇源院とは
徳川秀忠の嫁さん。
浅井長政の三女で、母は織田信長の妹、お市の方。
豊臣秀吉の側室淀君の妹。
お江様と言えば、通じるかな。
色彩豊かで、女性への配慮があるなと思いました。
鐘楼
説明を忘れてたけど、西武鉄道グループの堤義明と親しかった寛永寺の助力により、天台宗別格本山となってます。
大黒堂
奈良の極楽寺に建立された歌塚堂を移築。
歌塚堂は、奈良にゆかりがあった柿本人麿のために建立されたそうです。
本尊の大黒天さんは、上野の寛永寺にあったものだとか
康信寺
扁額は、「仰高」。
仰高とは、論語の中にある孔子の徳を仰ぎ見るという意味。
第二多宝塔
兵庫県東條町の椅鹿寺にあったもの。
室町時代に建立。
羅漢堂
井上馨邸から移築。
三つ葉葵
入れないですが、隙間から覗くと青銅灯籠が無数に!!
青銅灯籠も増上寺の台徳院霊廟から移築。
上野東照宮以上の迫力です!!
羅漢堂の横にも石灯籠が並ぶ。
本堂の周りにあった徳川綱重の戒名、「清揚院」と彫られてました。
ちなみに、羅漢堂の四方は、このような柵で囲まれてます。
これにて、拝観終了。
最後まで、何が登場するのか、ワクドキでした
先に伺った金乗院(山口観音)とセットで参拝するのオススメです
西武ドームを歩く
次に向かいます。
御朱印
「不動明王」(直書き)