2022年4月30日
広隆寺から、真東に鎮座します
今年初めに、東京の三囲神社へ伺ったのですが、何となく呼ばれたような・・・
その話は、後ほど。。。
木嶋坐天照御魂神社
(このしまにますあまてるみたまじんじゃ)
京都市右京区太秦森ケ東町50
社格:式内社(名神大)
古くから祈雨の神として信仰された神社。
推古天皇12年(604年)、広隆寺創建に伴い勧請されたと伝わります。
近隣地図。通ってた高校は、山ノ内駅近くでした。
嵯峨野・太秦周辺は渡来系の秦氏が開拓。
広隆寺・松尾大社が知られ、木嶋坐天照御魂神社も秦氏ゆかりの神社。
鳥居をくぐると緑豊か。
「元糺の森」と称し、下鴨神社の森が「糺の森」と呼ばれるようになる以前、元々は、木嶋坐天照御魂神社の森が「糺の森」と呼ばれてたとか。
参道左手に稲荷社があります。
(伏見稲荷大社は、秦氏のゆかり)
小社が点々とあり、複数の稲荷さんが祀られてるのかな
参道行き着いた場所に、拝殿
賽銭箱は、ちょっと遠い
糺の森の「ただす」は、天孫ニニギが高千穂に降臨した時、「朝日の直刺(たださ)す国・・・」と言ったとされ、それから転じたとか言われてます。
祭神は5柱
天之御中主神
大国魂神
穂々出見命
鵜茅葺不合命
瓊々杵尊
奥が本殿
8柱かな?
本殿の右に蚕養神社(蚕の社)
秦氏は、養蚕、機織などの技術を発揮しました。
メインの三柱鳥居
京都三珍鳥居で他に、京都御苑内の嚴島神社、北野天満宮内の伴氏社の鳥居だそうです。
京都御苑内の嚴島神社日記
秦氏の聖地、双ヶ丘・松尾山・稲荷山の遥拝方位を表したらしい。
三井家は、木嶋坐天照御魂神社の三柱鳥居をルーツとして、自宅の庭にも三柱鳥居を建て信仰。
その鳥居は、東京の三囲神社にあります
ちなみに、半年の間に、三柱鳥居の場所、3社行ってます
御朱印は無いとのことです。