2021年3月23日
薬師寺の後、大概の方がセットで訪れる場所へテクテク
6年ぶりに参拝しました。
唐招提寺
(とうしょうだいじ)
奈良県奈良市五条町13-46
山号:無し
宗派:律宗
寺格:総本山
本尊:廬舎那仏
創建:天平宝字3年(759年)
開山:鑑真
札所
神仏霊場第24番
大和北部八十八ヶ所霊場第26番、第27番
扁額には、うす~く「唐招提寺」と書かれています。
開基は中国・唐出身の鑑真ですが、「唐の律を学ぶ道場」の意味から「唐招提寺」と称するようになったそうです。
薬師寺と同じく、「古都奈良の文化財」の一部として、世界遺産に登録されています。
南大門をくぐると、金堂までの風景が京都の泉涌寺に似てるなと感じました。
調べてみると真言宗泉涌寺派の宗祖、俊芿は戒律の重要性を痛感し中国(宋)に渡って律宗を学んだようです。
泉涌寺のブログ
金堂は国宝。
奈良時代(8世紀後半)建立の金堂としては現存唯一の建物。
薬師如来立像、盧舎那仏坐像、千手観音立像、梵天立像、帝釈天立像は2m弱~5m超えと圧巻な仏像群でどれも国宝。
金堂は、正面7間、側面4間の建物で正面7間には勿論柱が8本。
その8本の太い柱の並びが美しいのです
屋根の四隅は、お猿さん風の邪鬼が支えます
鳩除けの網が少し邪魔
金堂の裏側。
金堂の奥には、講堂。
左には鐘楼もあります。
講堂向かって右側に国宝の鼓楼。
仁治元年(1240年)建立。
で
講堂も国宝。
天平宝字4年(760年)頃に、平城宮の東朝集殿を移築。
奈良時代宮廷建築の唯一の遺構。
本尊は弥勒如来坐像(重要文化財)。
国宝の持国天立像、増長天立像も安置。
途中にスズメが植木に埋もれてた
振り返ると、右から講堂(国宝)、鼓楼(国宝)、礼堂(重要文化財)、東室(重要文化財)とすんごいのが建ち並びます
伽藍では、国宝・重要文化財のオンパレードを拝見
次回は、神聖な場所へ向かいます
続く