2019年12月1日
雪の愛宕さん日記の後ですが
秋の風景に戻ります。。
秋の嵐山散策
最後に行ったのは
秋限定公開厭離庵です
宇宙人みたいな名前。
その前に12月から話が進んでいた
2年間の東京転勤が決まりました。
その2年の間に
坂東・秩父・関東不動を
巡りたいと思います。
月2で関西に帰れるので
半々での巡礼になるかと
住まいは、上野公園周辺で探してます。
(えんりあん)
宗派:臨済宗天龍寺派
本尊:如意輪観音
藤原定家が
「小倉百人一首」を編纂した
小倉山荘跡にあります。
焦点が手前の紅葉になってて
ピンボケですが、入口付近の様子です。
入口付近の足元は、こんな感じ
茅葺屋根の小屋先の階段を上がると
狭い敷地に数本の紅葉風景が広がります。
苔の上を紅葉が覆う格好の庭になっています
本堂。
中央に如意輪観音さん鎮座。
本堂の天井に可愛い顔の天女が浮かびます
拝観は、苔庭園を1周するパターン
ですので、混雑時は対面に人がいるので、写真難しいです。
力強い枝に赤い紅葉
不動明王に感じます
書院
書院に座って、のんびりと
苔庭園の門。
やはり力強い
厭離庵トレードマークの狸
紅葉がいつも乗ってます
鯛のアラの目に見える蹲踞
茶室の時雨亭。
昔の日本の紅葉はこんな風に見えたのかな
これにて、秋の嵐山散策は終了です。
こんな動物が散歩していました。
先週、嵐山へ行きましたが
今は、コロナの影響で
一昔前の嵐山の風景に戻り
閑散としていました。
御朱印
藤原定家の歌です。
(権中納言定家(97番)
『新勅撰集』巻13・恋3・849)
「来ぬ人を まつほの浦の 夕なぎに
焼くや藻塩の 身もこがれつつ」
現代文
「松帆の浦(淡路島の海岸)の
夕凪の時に焼いている藻塩のように
私の身は来てはくれない人を想って
恋い焦がれているのです。」