Sotto Voce | Fuga Del Gatito Blog

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LGBTなブログ



孤独は 誰の隣にも 佇んでる
雨に打たれ 震える心が 温もり求め 
水面に揺れる 流星の影 葉脈に流れている


大地に耳傾けて 語る言葉は 何を言っているの?
それは 凍える 冬山から 流れ出る
清らかな 水の中に 抱かれている魂


ひっそりと 見つめる瞳には 満ち欠けが写る
光が波打ちながら 人の心は 黒く焦げてゆく 


灰色の空から 流れ落ちる 月明かり
夜に舞い踊る 孤独が 町灯りを求める


耐えられない身体は 朽ちる事を望むけれど
温もりが無い肉体は 愛の生暖かさを欲する


刹那は誰の中にも 冷たく 潜んでいて
奈落に落とせぬ 気持ちは 宿主に微笑む


蛇の様な思いやりは 優しく首に絡み
蔦の様な想いは ゆるりと喉を締め付ける
吐き出せていた 言霊は 舌の上で右往左往するだけ


こんなにも 後悔をするのなら
言葉を 手紙の上に 乗せておけば良かった
心の一部が 泣きながら自分に 当たり散らす


矛盾なるこの世界に 存在できぬ 私は
誰かの頭の中に なすり付けた 片思いを
刻み込む事ができたのだろうか?


孤独は 誰の隣にも 佇んでる
恋は 誰の言葉の中にも 存在している










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