翌朝7時頃、実家の電話が
鳴りました。





モラ夫からです。





父が電話に出ました。






暴言を思い出したから、





今から行っても良いか、
との内容でした。





その日は、月曜日です。





前日は、日曜日だったから、





モラ夫の来訪にも対応できましたが、





平日のため父も母も仕事が
ありました。





もちろん、モラ夫も仕事です。





父は、断りました。




昨日来たときには、





「仕事を休んでまで迎えに来る
必要はないと思った」





と言っていた、モラ夫。





今から来たいということは、





まだ、家に帰らず、私の家付近に
いるのだろうか。





今から仕事に行って、
間に合う距離ではありません。






来訪を許可されてもいないのに、
結局仕事を休む気ではないか。





昨日の発言から、仕事に誠実に
取り組んでいるのだと思った私。





一貫性はなく、自分勝手。





他者の気持ちや、他者の都合
というものを、





相手の立場に立って考えるという
能力が、





壊滅的に欠落していました。




続きます。





娘が見つけた、

まんまるの、たんぽぽの綿毛。






花の周りで仲良く

追いかけっこをしている、

モンシロチョウ。






クローバーのそばに寄り添う、

シロツメクサ。





晴れ渡った空で、

小さく尾を引きながら、

遥か遠くを飛ぶ、飛行機。






道端に咲く、

名前も知らない小さな花。






青空に浮かぶ、

ぞうさんのかたちをした雲。





ふわりと目の前に舞い降りた、

小さな羽。





明るい空に、ひっそりと佇む、

お月様。





散歩をしていたとき、

ふと目を惹かれたものたちは、





特に意識していなかったけれど、






ふと思い返してみれば、






偶然にも、

白いものばかりでした。






目立つわけではないけれど、





柔らかくて、まっすぐで、

芯がある。





儚くて、眩しい色。





どんな色とも、調和できる色。





やっぱり、白って素敵な色だと






改めて思ったのでした。









お読みいただき、ありがとう

ございました。