【家族日記】父、失語症になる。 | fufu official blog

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日野原希美と藤本ゲンのfufu( ふふ )のブログです。
『 夫婦 』 であったり
『 ふふっ 』 と笑う笑い声だったり
『 フーフー 』 と熱いものを冷ます行為だったり
母が子に与える無償の愛や、大自然が私たちに与える無償の愛のような
音楽を奏でています。

4/14(木)



昨日の夕方、

珍しく希美父から電話がありました。



「なんだかな、少しおかしいんだ。

言葉がな、うまく出てこないんだ。」



…という話にたどりつくまでに

ほんの少し遠回りをするほどではありましたが

それでも話していると少し父も落ち着いてきて

私の質問にもちゃんと答えられたりもする。




父は母が亡くなって1年後から

サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)に住んでいるので

その施設の方にもお伝えしたかどうか、

念のため確認をして電話を切りました。



今朝、レッスン中に父の施設から電話がきて

終わってからかけ直したらば

先に次男兄とやりとりを進めてくれていて

「とりあえず病院にかかろうと思います」と。



施設と、主治医の先生と

搬送したい先の病院の先生と、、

の伝言ゲームが難しい部分もあったようですが汗うさぎ

(いつの時代も伝言ゲームは一筋縄ではいかにゃい 笑)



なんとか、

当初受け入れをお願いしたかった病院に

父が搬送されたとのこと。



ちょうどお昼ご飯を食べ終わるタイミングで

「来てください」と連絡が来たので

とりあえずあえてあまり急がないペースを保ちつつ

そそくさと準備をしてfufu号に向かい、乗る。



急ぎたいのは山々だけど

こんな時こそ地に足つけないと。

ふわふわ浮いた状態で向かって

私が事故ったりしたらシャレにならん真顔



緊急事態に比較的落ち着けるのは

元々の私の性質、でもありますが

20代30代で経験した付き人のアレコレが

たぶん大きく影響を与えてくれています。



その時の女優さんとの毎日は

本当に「毎日が緊急事態」だったのです(笑)

深くは話せないけど。

これはもう、今となっては宝の経験。

そのときは毎日寿命が縮まる思いだったケド…



で。

父の話に戻ります(笑)



病院について付き添ってくださっていた

施設の方とまずお会いしてお話をして。



そうこうしていたら先生に呼ばれて

先生のお話を聞いて。

(私の話はあまり聞きたがらない先生だったけど…笑

しかたない。みんな忙しいんだ。)



そうして待機していたら

父のいるところに連れて行ってくれて。



実際、時々会話が成立しなくなるけど

でも話したくて仕方ない父は

「お腹が空いた」

と、まず私に訴えてきました(笑)



言葉が出なくなったり、

思っていることと違うことを言ってしまう、

その自覚はちゃんとあるそうで。



出てこない言葉や

違う言葉を放つ自分にも

まだ笑っていたからまぁ大丈夫。

なんなら私の方がつっかえてたりする(笑)



私がいう言葉はちゃんと理解もできるし

話すこと自体は楽しいみたい。

なにより痛みや苦しみはまったくないらしく

お腹も空くらしいのがまた救いグッド!



そうこうしていたら長男兄から連絡がきて


「たぶん間違ってなかったら

最終コーナー曲がるとこ!」


ってガーン

1番縁遠いっぽい長男兄が

まさか病院に向かってくれてるなんて!

そんなこと思ってもみなかったので…


それはそれは

驚き桃の木山椒の木!!(笑)


↓長男兄と父。

お仕事の途中だったけれど

職場の方々のご好意で向かわせてくれたのだとか。。



皆様、本当にありがとうございます。

父もものすごく嬉しそうでした!



言葉が出にくい父に


「いいよいいよ、ゆっくりでいいよ」


と優しい声かけをしてくれたりもして。

本当に兄が来てくれて心強かったことこの上なし。



なんだかんだと書かねばならぬ

大量のサインやら書類やらの

私の漢字の書けなさ具合に

2人でクッククック笑ったり、



「MRI」を「MRT」と書いてしまう、

私のアホさ加減にクッククック笑ったり…

(本当に私の方がよっぽどやばいんじゃないかねー



とにかく。。


1週間と聞いていた入院が

病棟に行ったらば「1.2週間」と言われ、

(…1週間と2週間はだいぶ違うぜアセアセ



「入院の際にはさほど準備なくても…」

という話が病棟に行ったらば

たくさんリストと注文を渡されて

買ってきたもの全部に名前も書くことになり…



まぁね、

予測を裏切ってくるのが病院であり

人生そのもの、ですよ。



昨日も書いたけど

すべては天からの愛あるプレゼント指差し愛



父にとっても家族にとっても

ひとつひとつが尊い経験です。



普段から愛と笑いを心においていることが

こういう時に本当に役に立つ。

とはいえ、それがあるからと言って

キツいことが消えるわけではない。



それでも、普段の心がけというのは

たぶん、間違いなく、

こういう時にこそ力を発揮する。



誰しもが愛と笑いの中に生きている中で。。



世界のどこかで


家族や、生と死や、病気や、手続きや、

抱えきれない胸の痛みや、悲しいや、苦しいに

向き合っておられる方々のその痛みたちが


あなた自身の、そして誰かの、

心を照らすあかりになりますようにと

ささやかに祈り願っています。



病院の方、施設の方、主治医の病院の皆様、

頼れる兄たち、兄のお仕事場の方々、

レッスン変更してくれた洋子ちゃん、

ゲンさんと、ゲンママ、ゲンパパ、、



本当にありがとうございました。



寄り添ってくださる方々の優しさが

とてつもなく心にしみます。

愛をありがとうございます。



皆様のポチのお陰で開くのが楽しいニコ

いつもありがとうございます!

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↓2022年5月17日(火) 19時スタート!

fufuトーク&ライブ@MZES

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「fufu即興演奏」

4/10(日)阿部よしつぐSONGSリハーサルより〜

「fufu 鴨川シーワールドへ行く」

↓TBSドラマ『妻、小学生になる。』主題歌

「灯火 / 優河」カバー

「おにのうた」

水元幼稚園さまでの豆まき写真と共に…👹

↓恐縮ですが、復興支援ソング

「メッセージ」

「夫婦歩き」

竜王ラドン温泉への旅路①

↓AKIRA歌カバー

「祝福の歌」ウレシパモシリver.

↓King Gnuカバー「白日」

私たちfufu主題歌を担当させて頂いた、

アニメーション映画『算法少女』 の予告編キラキラ

ぜひぜひ観てね。

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