今、笑ってる人が
昨日笑っていたとは限らない
今、仕事ができる人が
1年前もそうだったとは限らない
今、意地悪な人が
生まれた時から意地悪だったとは限らない
ずっと笑ってる人が
前世でも笑っていたかはわからない
とっても健康な人が
前世でも健康だったかはわからない
ものすごくお金持ちの人が
前世でもお金持ちだったかはわからない
わからないことは多いけど
だからこそ「想像する」ということを
ないがしろにしたくはないと、そう思う
そして人は
誰でも少なからず
誰かの言葉に傷ついたり
悲しんだりして
ほんの些細なきっかけで
「苦手なこと」
が生まれたりして
「苦手なこと」のその裏側には
癒えない傷があるのかもしれないのだとしたら
安易に人を傷つけるようなことは言えなくなるし
その「裏側」に目を向けようとしてみれば
安易に人を嫌いにはなれないような気がする
嫌いな人はいていいし
無理に好きになろうとする必要もないけれど
「嫌いな人がいること」と
「その人の裏側を想像しないこと」を
ごちゃ混ぜにしない方がいいんじゃないかな、
とは思っていて
例え好きにはなれなくても
その人を尊敬することはできるし
認めることもできるし
感謝することもできるはずだから
いろんなことをごちゃ混ぜにして
糸を複雑にからませないでね、と、
少なくとも
10代、20代、30代の頃の自分には
伝えられるくらいの40代の今
近しい存在であればあるほど
その「裏側」を知っている
だから
大切な人のことは
当たり前に守りたくなるし
その人の「苦手」を
愛しく感じたりもする
関係性が遠のいたり
テレビの向こう、地球の裏側、
の話になってくると
途端に「想像」が薄くなり
安易に批判や不満を口にする
たぶんね
たぶん
逆だよね
想像しにくい離れた関係のものを
どれだけ愛しみ尊敬できるか
その裏側を想像できるか
実際に何かする、しない、では、なく
ただ単に心で、でいいから
どれだけ認めて尊敬できるか
自分なりに心で寄り添えるか
そこに
本質があるのではないかと
私の出会った素敵な方々を思う時
「本当に」
家族や身内を心底愛し守る人は
「それ以外」
の存在も
深く敬い尊重してる
たぶん多くを愛してる
身内（家族や仲間）は大事にするけど
「それ以外」
はまぁまぁどうでもいいという人は
きっとそれなりに結構いて
私自身もそんな時があった1人である、
ということが大前提である上で
でもそれはまだ
そこはまだ
自他の境のあるなしや
大我と小我の繋がりが
なんとなくわかる一歩前
私自身は頭で考えて理解するより
感覚で受け取ることが多いから
言葉にするのは難しいけれど
誰かの心に寄り添う時
自分の柱を一本外して
相手の柱の一本を自分に植えるような
決して全部は植えかえないけれど
自分の柱を残した上で
たった1本
たった1本をほんの少し
その人と向き合う少しの間
たぶんそれだけで
お互いの心の交流が深まって
安心が生まれる
そして自分自身の視野も
また少し広がっていく
今
安易に人を傷つけたり
正しいと思うことを主張できる
ネット社会がここにあるけど
正しいことは人の数だけ多分あり
実際に過ごした過去の記憶ですら
人の数だけ存在する
昔の記憶を
共に過ごした友人と分かち合っても
「私そんなこと言ったっけ？」
ということなんてざらにあり
ということは
自分が過ごした過去でさえ
そこには「事実」が
人の記憶の数だけ存在してる
…
もう
何が何だかわからないけど
何を思うかというならば
粗探しなんかつまらないって
間違いや不得意を突っついて
ほら見たことかと
誰もが幼い時に1度はやってきたことや
誰かにされて悲しかったことを
今またくり返して大切な時を過ごすより
「そこから何が生み出せるか」
「どうしたら人を喜ばせられるか」
「何を言ったら目の前の人の心が解けるか」
「どんな場所がその人を輝かせるか」
完璧な人はどこにもいないと
誰もが知ってるはずなのに
気づけば誰かの、自分の、
不完全や不得手にフォーカスをむけている
気に食わないことに噛み付いたりしてる
不完全や不得手にフォーカスを向けて
笑いを生み出したり
得手を見つけ出したり
生かし合う道を探し出せたらいいのにね
「そこから何が生み出せるか」
「どうしたら人を喜ばせられるか」
「何を言ったら目の前の人の心が解けるか」
「どんな場所がその人を輝かせるか」
探し続けていたいなぁ
過去はもう過ぎ去ったし
未来はまだ先にあるから
「今」
という大切な時間を
大切な人たちと
生かし合って生きていきたいなぁ
いつもありがとうございます！
私たちfufuが主題歌を担当させて頂いた、
アニメーション映画『算法少女』 の予告編！
ぜひぜひ観てね。
映画も観てね。
URLは 
https://youtu.be/9uz7QY_zDUI
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