昨日の日記にも書きましたが
私たちが住む街にはたぶん、
今年初めての雪が降りました。
雪国に住んだことがないので
雪の大変さは肌身では感じたことがなく
ニュースを見たり動画を見たりして
「うわ、、大変だこれは…」
と想像するくらいで
「それでもここに住むということ、
それ自体が本当にすごいし、
その大変さを越すほどの素晴らしさも
ここにはきっとあるんだろうな…」
と、やっぱり想像するくらいなのですが。。
そんなこんなで私自身は
「雪が降る」という現象は
とても嬉しくなるような、
言いふらしたくなるような、
そんな心の位置付けにあります。
昨日は施設に住む父に電話をしました。
あ、その前に、
クリクラの（お水を配達してくれる）
お兄さんが寒い中雪に降られて
凍え状態で来てくれて
雪の話題でいつものように会話していたら
「他の配達の人たちと連絡取り合ってるんすけど
今降ってるのこの辺りだけっぽいっすよ！
◯◯の地域は大雨だけど雪じゃないって！」
と、教えてくれました
「◯◯の地域」というのは
父が住んでいる所に比較的近い場所だったので
そのあと、父に電話してみようと思った、、
そんな流れだったのですね。
電話をしてみたら父はとっても嬉しそうで、
「雪は？そっちは雪降ってる？」
と聞いたら
「いぃや、雪は降ってないよ、雨だよ」
とゆったり答えました。
こっちが中々の雪だと伝えると
父は驚いていながらどこか嬉しそう、、
というか、羨ましそう、、というか、
何となくそんな感じがしたのですね。
電話を切って、その数時間後に
今度は父から電話がかかってきました。
「こっちも雪になったよ！」
なんだか嬉しそうな父でした。
そして思いました。
誰かに「雪が降ってるよ」と
伝えられることって
とてつもなくあたたかいんだなって。
母が生きていたら
きっと何気ない会話の中で交わされたその言葉は
今は電話越しに私に伝えられている。
伝えられない悲しさと
伝えられる喜びとは
いつでも同時に存在してるんだな。
どっちも…
めぐりめぐって、
やっぱりどこか、あたたかい…かな。
歳を重ねてだんだん、流れていく時間が
今までよりゆっくりになっている父と話す時
私は時々、私ってやっぱりせっかちなんだなぁと
そんな風に思う時があります。
父の間合いを待ちきれずに
言葉を挟んだりしてることが
電話だと特によくわかります。
私には子供はいないけど
たぶん、子育てにおいても「待つ」って
とっても大切なのだろうなと想像しながら。。
だけどそれは子供に対してだけじゃなく、
お年寄りに対してだけじゃなく、
きっと万人に対して、
とても大切なことなんだろうなとも
想像しています。
自分自身に対してもそうだけど
誰かが何かしようとする機会を
なるべく奪いたくないなぁと。
穏やかに、大きく、信じて、待つ。
そんな存在になれるよう、
今、父が私に学ばせてくれてるんでしょうね。
体験させてくれている。
レッスンに来て下さる生徒さんたちもそうです。
やっぱり、体験させてくれている。
ゲンさんにも、家族たちにも、
そして関わって下さる方々皆さまに、
やっぱり、感謝しかないんだなぁと
思いを馳せる午後です。
…
しかし風が強いですね。
うちのベランダでは洗濯物が暴れています。
でも干してたい…
いや、中に入れるか…
私はここでも「待つ」を学んでいる。
洗濯物たちはきっと
「激しい風の中を泳ぎきる」
を学んでいるに違いない。
頑張れ洗濯物！
泳ぎきって、乾ききってくれ。
いつもありがとうございます！
私たちfufuが主題歌を担当させて頂いた、
アニメーション映画『算法少女』 の予告編！
ぜひぜひ観てね。
映画も観てね。
URLは 
https://youtu.be/9uz7QY_zDUI
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